schedule 2019

01.11-02.11 kim hono
02.15-03.17 samulo
03.22-04.21 girls forever
04.26-05.26 toranekobonbon
05.31-06.30 A&S Homes
07.05-08.04 zoomer + kit
08.09-09.01 百草
09.06-10.06 yang byung yong
10.11-11.10 antipast
11.15-12.08 noguchi
12.13-20.01.13 krank

※スケジュールは変更になることがあります。

36th exhibition
girls forever

2019.3.22fri.-4.21sun.

11:00→18:00

music :
Rachael Dadd / Summer/Autumn recordings
gal e caetano veloso / DOMINGO
St. Vincent / MassEducation

girls forever

photo by suzuki shizuka

girls forever

「オリーブ少女でした!私のバイブルでした!」と白状すると、みんな私を見て、 少し笑みを浮かべ、「えー?」というような顔をする。なんだ、そのリアクション は!こんなオジさんみたいな女にオリーブは似合わないっていうのか?いやいや、 オリーブ読者の半分はおじさんみたいな女の子だったと思うよ。ソバカスいっぱいの顔に長いブロンド髪をゆる〜くおさげにした、どこか異国のモデルさん、緩 めの靴下に布バッグを下げて長いスカート。手にはカフェオーレボール。もう写真に穴があくほど見まくった少女時代。今みたいにSNSなどはもちろんなく、数冊の強いメディアが私たち、ガールズを牽引していってた時代。オリーブに影響を受けない女子はいただろうか?それから雑誌はいろいろ移り変わり、仲間うちの女子のバイブルは、クウネルに取って代わる。そこには外人のモデルはもういなく、ご飯を普通に作ることや掃除のことやら、日々の暮らしのささやかな出来事の中にも胸がキュンとなることがあることを教えてくれた。この2冊は全く違うようで、実は繋がっているように感じるのは私だけだろうか?オリーブが海外への憧れを、クウネルが日本、そして、自分の足元をみつめることを教えてくれた気がする。今は、もっぱらスマホが世界との距離を縮めてくれている。ただ、1ページ1ページ、ドキドキしながらめくったバイブルが今の私たちを作ってくれたことは間違いない。今回は布バッグを作る三人の女子の展覧会です。私も少し参加する予定です。 辻 和美

● 3/23(土)、24(日)は、細井奈緒子さんのガーリーなデザートプレートをご用意致します。要予約。


作家と経歴

岡林尚子
1969年 高知に生まれる。20代半ばから、イギリスへ。高知のboncoinに勤務。松村ひろ子さんとの 二人展にて、初めての展示会を開催。現在はフリーで、カバンを中心に布のものを制作している。

藤田真由美
2003年 bag作家としての活動開始。2004年以降、大阪saji、金沢factory zoomer、奈良くるみの木、 東京R等、各地で年に一回程の展示活動を行う。

山下カオリ
1972年 福岡県に生まれる。2007年 吉井町でかばんと古道具のお店「山下カバン」をオープン。

35th exhibition
samulo

2019.2.15fri.-3.17sun.

11:00→18:00

music :
Ruth cunningham / Harpmodes

サムロ

photo by suzuki shizuka

初めてアンクレットを着けた日

最初の出会いは吉祥寺のアウトバウンドさんにて。 左手首に細いブレスレットをジャラジャラさせているのがお気に入りだった当時の私にぴったりで、 つっけんどんな感じも嫌いではなかった。でも何よりも気に入ったのは実は留め金だった。 チェーンタイプのブレスレットには必ず、興ざめする金具がついている。 せっかく綺麗な石を繋げているのに、何で最後だけ既製品の留め金使っちゃうの?って思っていたところに、 このsamuloは、全て中のワイヤーをねじり、石やビーズで留める作りになっている。それからなんとなく気になり、 二度目の出会いは福岡のクランクさんで、短いブラックダイヤだけのネックレスが首にピタッと収まった。 制作者は、熊本に拠点を持つ宮本和昌さん。アート性の高いsamuloと、日常的に使いやすいsemenoという二本立ての考え方で、 活動している。私は断然samulo派。実はこの前、宮本さんの足首に見つけたアンクレットがかっこよくて、 私はブラックダイヤで作ってもらった。50代にして、初めて足首にジュエリーを着けてサボを履いて歩いた。 一日中、足首から意識が離れず、ちょっと背筋が伸びた、いい日になった。大人のジュエリーは誰に見せるためでもない、 自分を勇気づけるために着けると私は思っている。 辻 和美

● 2月15日(金)、16日(土)、17(日)は、宮本さんが在廊されます。石やパーツの説明を詳しく聞きながら、お選びいただけます。


samulo 宮本和昌 経歴
香川県出身。古代の装身具の存在を知ったのをきっかけにアクセサリー制作を始める。20代のほとんどを海外を放浪しながら出土した石やガラスなどの素材を探し集めアクセサリーとして組み上げる生活を送る。2007年 ブランドsamuloをスタート、鹿児島に直営店をオープン。2011年にセカンドラインsemenoをスタート。2015年には熊本店をオープン。

34th exhibition
kim hono

2019.1.11fri.-02.11.mon.

11:00→18:00

music :
GERRY MULLIGAN / NIGHT LIGHTS
Duke Jordan / Flight To Denmark
The Miles Davis Quintet / Workin' With The Miles Davis Quintet

キムホノ

photo by suzuki shizuka

私の好きなキムホノ

陶、金属、木、ガラスなどの素材を大学や専門学校などで手にすると器物などの制作に適していることはわかっていても、その素材の可能性の追求や、難しい技 術の習得に力を注ぐことになる。もちろん私もそんな学生のひとりだった。ただ、そのあとだ。問題なのは……。いかに自分の居場所を作っていくかが本当難しい。 卒業と同時に自分の研究はどこへやら、純粋なる彫刻、絵、現代美術などと違って、器なども作ってしまえる素材ゆえ、アートとやらを続ける根性がすぐ萎えて しまうのだ。やはり誰だってちゃんと生活したいし、そのうち家庭も持つんだよ。ほんの一握りの天才をのぞいては……。私にとってそのひとりが、キムホノだ。彼は土という素材を扱うアーティストだ。彼は彫刻と器との間に隔たりを全く感 じさせず、その上展覧会は毎回が新作。それが売れるか売れないかは、知ったことではない。自分のコピーはしない、ずーっと次しか見ていない人だ。(経験上、 これが、なかなか私のような凡人作家にはできることではない。)ただ、言いたくはないが、展覧会から戻ってきた作品も既に倉庫からあふれているのが現実でもある。今回の展覧会は、沖縄のギャラリー、陶・よかりよさんの呼びかけで、その倉庫に私が侵入し、丸二日かけて、1985年の初個展以降のキムホノを展示する試み。好きなものだけ選んだ100点あまり、力強いその制作の痕跡、ぜひ見ていただきたい。そして、無くなったらまた選んでくるからねー。 辻 和美



キムホノ 経歴

 1958年 愛知県瀬戸市生まれ。 

 27歳の時に初めての個展。

 2013年、2017年 factory zoomer にて展覧会。