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月乃音 中国茶稽古

2022.09.5 shop blog

先日は、/shop2階で、8月の中国茶稽古が行われました。現在、広坂の/galleryで行われている「lee gee jo」展のイ・キジョさんの作品を使ってのお稽古でした。暑さが残る8月下旬に、ほんのり青みがかった白磁の世界は、凛とした佇まいで、涼を感じるひとときとなりました。

Lee Gee Jo
手前Tee box, Slabcon Plate(茶盤として) , 奥 Deep bowl
Lee Gee Jo
Square Rim Plate(XL) , Deep bowl
Lee Gee Jo
Foot bowl (SS) , 奥 Deep bowl

韓国の安城にアトリエを構えるイ・キジョさん。
ポジャギを背景に、大きなスッカラには小さな愛らしい菊の花。この小さな菊の花は原種で、濃い黄色をしており、香りも濃厚です。韓国では、秋の訪れを告げる幸運の花として喜ばれています。菊の僅かな苦味が消化を促し、頭痛や、眼精疲労にも効果があるとされています。ウェルカムティーとして、まず一煎。身体の中からすーっと涼やかになったところで、お稽古が始まります。

Lee Gee Jo
左 Facted Covered Bowl, 右 Covered Casserole(S) ,
手前 Rim small Dish
Lee Gee Jo
Foot plate(M)
Lee Gee Jo
左からFoot plate(M) , Tee box ,タルハンアリ(満月壺)

お稽古では茶のテーマに合わせて、先生がお道具を用意してくださり、毎度初めての道具に出逢います。お茶のもつエネルギーを感じ、お道具が持つ佇まい、素材、形、熱の伝わり方、重み、厚み、見た瞬間想像します。そして、実際に手に取って、熱いな、重いな、繊細だな、と感じながら、水の行き先、流れ、それぞれの間合いを感じながらお稽古を楽しみます。
イ・キジョさんの作品は、凛とした佇まいを持っていますが、しっかりとした重みがあり、その重みは安心感があり、深さと包容力を感じました。実際お使いいただくと、こんな風にも、あんな風にも使いたいと、想像がかきたてられます。

/galleryでの「lee gee jo」展は、9月11日(日)までとなりますが、/online shopでもご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。
/online shop → https://factory-zoomer.shop-pro.jp/?mode=grp&gid=2539819&sort=n

◯尚、次回の中国茶稽古は、10月22日(土)・23(日)になります。
現在のご予約状況は満席となっており、キャンセル待ちとなりますが、ご興味のある方はお問い合わせください。
/shop 076-244-2892 info@factory-zoomer.com<y>

月乃音 8月の中国茶稽古

2022.08.22 event

いよいよ今週末に近づいてまいりました、月乃音 中国茶稽古。
今回は、現在、広坂の/gallery で開催中の「lee gee jo」展のイ・キジョさんの作品を使ってのお稽古になる予定です。その様子は、後日ご紹介させていただきますので、お楽しみに。今週末のお稽古のお席に1席キャンセルがでましたのでご案内させていただきます。

8月27日(土)13時の部(満席)、16時の部(1席空きあり)
8月28日(日)11時の部(満席)、14時の部(満席)

参加費:6,000円(税込)

Lee gee Jo / tee box


今年のお稽古は、10月(満席・キャンセル待ち)、12月とあと2回
予定しておりますので、ご興味ございましたらぜひお問い合わせください。
お問い合わせ:/shop 076-244-2892 info@factory-zoomer.com


2022年中国茶稽古開講

2022.04.12 shop blog

2017年に神戸より茶人の渡邊乃月さんをお迎えして始まった月乃音中国茶稽古も丸5年が経ち、6年目を迎えました。新型コロナウィルスと共存する生活も早2年が過ぎ、個々が気持ち良く過ごせるひとつの方法として、ファクトリーズーマでは、中国茶のお稽古の時間を提案させていただいております。今年も渡邊乃月先生のご指導の元、3月からお稽古がスタートいたしました。お稽古では、非日常の時空間ですが、その時に感じた何かを、日常に持ち帰り、それぞれが毎日の生活に役立てているように思います。

今回のお稽古は、中国大陸の安徽省(あんきしょう)茶学でした。
安徽省では、緑茶、黄茶、プーアル茶、紅茶など幾つかのお茶の種類を製茶しておりますが、その中から、茶文化の歴史上もっとも早く製茶されたと記録されている緑茶の学びを深め、そして、世界三大銘茶と言われている祁門紅茶との飲み比べをしました。緑茶は、現在もなお中国でもっとも生産量と消費量の多いお茶です。古代人が野生の茶樹から茶を摘み取り、酸化酵素を止めて仕上げてゆく。長い歴史の中で、その加工方法や技術が蓄えられて、完成しました。

明代初期 ある僧侶が安徽省黄山市休寧県の松蘿山でひとつの緑茶を完成させました。熱した大窯の中で「炒る」という殺青方法です。これまでの「蒸青緑茶」よりも香が高く、手順も簡素で、急速にこの画期的な製法の緑茶が広がり、のちに山の名前から製法を「松蘿法」と呼び、「松蘿茶」が誕生しました。

緑茶には、4つの加工法、緑茶四大加工法があります。長い歴史の中で、①が最も古い加工方法、②、③、④と変化をしてきました。
①蒸青法(蒸気で蒸し上げる)②炒青法(釜の中で軽く炒りつける)③こう青法(じわりとあぶり竹の中でいぶす)④晒青法(日光・太陽光で発酵をとめている)
今回は、②炒青法で加工された休寧松蘿茶(きゅうねいしょうらちゃ)をいただきました。
一煎目は、明るくて透き通った黄緑色。淡い水色ですが、緑茶の爽やかな青みとほのかな渋みが広がります。緑茶は、茶葉のゆらゆらと沈む様が見えるガラスの急須や茶器でいただくのが醍醐味です。二煎目、三煎目と飲みすすめていくと、渋みの中に、だんだんまったりとしたうまみ甘み、釜炒りの香ばしさが口の中に広がり、後味の余韻が残ります。中国茶は蒸らし時間を20~30秒ほどで切り上げることで、何煎も何煎も飲み進めることができ、味や香の変化を聞きながら楽しみます。
そして、休寧松蘿茶をいただいた後は、中国安徽省祁門県で作られる紅茶「祁門紅茶(キームン)」を大きなミモザのリースを茶盤に見立てた茶席で楽しみました。花の蜜の香り、果物の甘みのする祁門紅茶の螺珠茶は、ミモザにとてもよく合い、鮮やかな黄色は春の訪れを伝えてくれているようでした。

今回のお稽古では、広坂の/galleryで現在開催中の「中本純也展」に先駆けて、中本純也さんの作品を使ったお稽古を開催致しました。実際に使ってみることで、直に唇に触れる感触、手に取った時のずっしりとした感覚、厚み。薄さから指に伝わる温度、それぞれの器にしっくりとくる瞬間があります。自然豊かな場所で制作されているのがわかる大らかな佇まいと、実際に使うことで伝わってくる自然の繊細さが中本さんの器の魅力です。ぜひみなさんにもその感覚を味わっていただきたいと思っています。

中本純也/フタモノ、茶杯
中本純也/ギザギザ小皿
中本純也/ゆのみ
中本純也/ポット



会期中、みなさんに中本さんの器を実際に使っていただくカフェメニューをご用意しております。犀川沿いの/shopにて、月乃音 寿眉白茶+天一製菓 桃包子(黒胡麻餡)をお召し上がりいただける白一式メニューです。

◯寿眉白茶:中国福建省福鼎県2015年もの。白茶特有の爽やかな草香に加えて蔵7年の経過により紅茶のような優しい甘味が広がる茶。
◯桃包子 :黒胡麻の餡饅。古来より長寿や幸福、平安を願う象徴のかたち


「白一式」
中本純也/ポット、取り皿、茶杯

◯次回の中国茶稽古は、6月25日(土)・26(日)になります。25(土)16時の回は1席余裕がございますので、ご参加してみられませんか。新しい中国茶の世界が待っておりますよ。お問い合わせ:/shop 076-244-2892 info@factory-zoomer.com<y>

color展スペシャルメニュー

2022.03.8 event news

現在、21世紀美術館横のfactory zoomer /galleryにて、factory zoomerのcolor展を開催しております。54の透明色のカラフルなグラスたちが、/galleryの店内を彩っています。color展期間中、犀川沿いの/shopカフェでは、color展に合わせてカラーのグラスを使用したスペシャルカフェメニューをお召し上がりいただけます。

終了いたしました。
沢山の方がお召し上がりいただきましてありがとうございました。


mietteマカロン+teteria紅茶 
マカロン2個セット(¥1320税込)/1個セット(¥990税込)
茶色:めんちょこ小/ピンク:むんちょこ/黄色:シャーレ

color スペシャルメニューのご紹介です。
マカロンは、ショートブレッドやスコーンでお馴染みの高知のmietteさんに作っていただきました。今回color展に合わせて、上下のマカロンコック(皮のこと)の色が違い、それぞれに味も違います。
クリームのお味は、カシス、チョコ、ピスタチオ、キャラメル、チョコガナッシュ(レモン風味)の5種類。
マカロンコックのお味は、黄色/レモン味、紫色/カシス味、桃色/フランボワーズ味、ベージュ/コーヒー味、ココア/チョコ味、黄緑/ピスタチオ味、水色/プレーン の8種類。マカロンコックの味もしっかりしますので、クリームの味が同じでも、マカロンコックの味が違えば、また違うハーモニーとなり、どのマカロンがくるかはお楽しみです。

そして、今回は、マカロンに合わせて、teteriaさんの紅茶のセットになります。紅茶は、ズーマの為にブレンドしてくださっている「BASIC 2」。ダージリンベースの香味豊かな茶葉です。ジューシーな甘さのマカロンとBASIC2の紅茶の相性は◎です!
お持ち帰りのマカロン、teteria BASIC 2 の茶葉も、販売いたしております。color展は3月21日(月)までとなりますので、この機会にぜひ両店舗に足をお運びください。<y>

TETERIA BASIC 2


バレンタイン限定メニュー

2022.02.5 event news

サブレアマンド
ココア/プレーン

2月に入り、あのイベントが近づいてきました。デパートでは、特設会場で毎年賑わいを見せていますね。
/shopカフェでは、バレンタイン企画としまして、細井奈緒子さんのサブレアマンドに、M’sキッチン北川道子さんのきんかんジャムを挟んだジャムサンドと、苦味とコクのあるオオヤコーヒ豆で作るカフェオレのセットをお召し上がりいただけます。
サブレアマンドはプレーンとココアの2種類。
プレーンにはマーマレードジャム(皮付き)を、ココアにはペーストジャムをサンドしております。今ならお好みでお選びいただけますよ。プレーンサブレは、しっとりして、サクッホロッとした食感。ココアのサブレは細かなチョコチップが入っておりますので、ココアの苦味と、チョコチップのザクザクっとした食感がたまりません。

カフェでは、追加サンドもオーダー可能。プレーンとココアどっちも食べてみたい!方には、絶対におすすめ致します。また、サブレは1枚からお持ち帰りもできますので、おうちで楽しんでいただくこともできます。

毎年楽しみにしているM’sキッチン北川道子さんのきんかん甘露煮、きんかんジャム(マーマレードとペースト)。
太陽をいっぱい浴びた露地のきんかんで作った甘露煮やジャムです。
氷砂糖、アルカリイオン水、レモン水だけを使用し、添加物は入っておりません。自然な甘みのM’sキッチンのきんかん甘露煮とジャムは、ヨーグルトや、お湯割、ソーダ割りなどと相性がよく、滑らかな舌触りのペーストと、皮も混ぜ込んだマーマレードは食感もあり、合わせるものによって使い分けてもよいですね。

たっぷりのカフェオレを飲んでいただく器は、中本純也さんのマグ。
中本純也さんは、白磁の作品を薪窯で制作しています。白磁の繊細な色調と、薪窯の織りなす自然の美しさ。窯の中の温度の違いで焼成の色の変化を楽しむことができます。ぽってりとした厚みがあって、とてもおおらかな雰囲気があり、作品から大自然の風景が目に浮かぶような温かみのある器です。
現在、ショップ店頭や、/online shopでもご紹介しておりますが、3月25日(金)から広坂の/galleryにて、「中本純也展」の開催を予定しております。3年半振りの中本さんの展覧会、とても楽しみですね。

バレンタイン企画の限定メニューは、2月14日(月)までになります。店内暖かくしてお待ちしております。<y>

2022年 月乃音 中国茶稽古のお知らせ

2021.12.18 shop blog

2017年4月に月乃音 中国茶稽古が開講されて早いもので5年が経ち、6年目を迎えます。今年は、3月の井山三希子展での茶会からスタートして、5回のお稽古を開催することができました。今年のテーマのひとつとして、中国大陸の「福建省」のお茶を、歴史的背景、産地から産地への流れや、特徴を絡めて学びを深めました。
思い起こせば、お稽古が始まった当初は、中国茶稽古 というもの全てが、新しく出会うことばかりで、何もかもが新鮮でした。新しい出会いが、少しづつ知識となり、体験が経験となり、段々と回を重ねるごとに、今、すこーし点が点線くらいになってきたのでしょうか。
スタートした当初からご参加いただいている生徒さまも、12月のお稽古からご参加された生徒さまも、同じ空間で学ぶことで、また新たな気づきもあり、今年一年を振り返っています。来年もお稽古、開催致します!

それでは、2022年のお稽古日程のご案内です。



先日は、今年最後のお稽古がありましたので、その様子を少しご紹介させていただきます。
12月のお稽古のテーマは、福建省の茶産地 安渓(アンシー)の鉄観音の学びを深めました。「中国名茶之故郷」として、福建省の二大生産地は、安渓の鉄観音が南路を誇る茶産地として挙げられ、そして、北路の茶産地が武夷山の岩茶と言われています。また、安渓鉄観音は、武夷岩茶を起源としており、「炭焙」を施すことが古来の製茶の特徴であった「濃香型」が確立して、その後「清茶」さらに「密茶」そして、「陳香」へと時代と共に変容を遂げてきました。
今回のお稽古では、その古来の製茶、焙煎した香ばしい香の「濃香(ノンシャン)」と、緑茶に近い、爽やかな香の「清茶(チンシャン)」の飲み比べをしました。



また、今回のお稽古では、先月まで/galleryで開催しておりました岩田圭介さんの器を使って、お稽古を致しました。中国茶のお道具、茶器は、同じ用途でもいくつかの種類があります。それぞれの茶葉の特徴により、使う(選ぶ)茶器も変わります。お稽古を通して、その茶葉の特徴から、茶器を選ぶ、茶を最大限に美味しくいただくことも学びのひとつです。そして、先生がしつらえてくださる空間がお稽古の楽しみ、醍醐味でもあります。
今回のお稽古は、岩田さんのコロコロとした花入や、ころんとした丸みのある急須、それぞれの茶器のフォルムと、集まった時にみえてくる形、そして、茶器(モノ)と茶器(モノ)の 間(ま) が絶妙で、とても心地よく、コンポジション(構成)という言葉が浮かんできました。また、生徒さんが座っている場所によって、見え方、コンポジションも変わり、それがまたとても楽しく、深く、新たな感覚を味わえたひとときでした。


お稽古は、ご参加された方が、それぞれのタイミングで、心に響く何かに出逢い、ひとつ学びが深まります。もちろん忘れていくこともありますが、身体や心で実際に感じた感覚は、覚えているものです。その感覚を繋ぎ合わせて、点だった知識が点線に、そして、1本の線に、そして枝分かれしていくことが、これからの楽しみです。
ぜひファクトリーズーマの中国茶稽古にご参加されませんか。心よりお待ちしております<y>

ARTS&SCIENCEのAWフェア開催中(終了致しました)

2021.11.13 event news

ここ3日前あたりから急に北陸の冬らしい日がやってきました。
ズーマショップでは、日頃から皆さまにご好評頂いております、ARTS&SCIENCEの秋冬フェアを開催しております。
今日より少しづつラインナップをご紹介してまいります。

◯日時:11月12日(金)ー 11月22日(月)※定休日:火・水曜
◯場所:ズーマショップ2階(犀川沿いのお店)
◯問い合わせ:TEL:076-244-2892 / info@factory-zoomer.com

ITEME : Tuck braid blouse long sleeve
MATERIAL : FOREST FLOWER spec silk plain (silk-100%)
COLOR : Blue navy
SIZE : 1
ITEME : Side tuck shirt dress
MATERIAL : FOREST LEAF spec silk plain (silk-100%)
COLOR : Blue navy
SIZE : 1

ヴィンテージ資料にあった、敷き詰めた様な葉っぱ柄をアレンジして描いた「FOREST FLOWER」柄。古代裂(古い時代の染織品の端布のこと)の、着物の天然染めの色相を参考にムラ染めを用いた、高密度平織物です。この生地をベースにして、FOREST FLOWER柄を抜染してつくられています。
A&Sでは毎シーズンシルクを使った様々な規格をアレンジしております。シルク素材は、一年中愛用していただきたい素材です。冬は中に、また外にウールやカシミア素材を重ねて層をつくっていただくことで、空気を閉じ込め、熱を逃さずとても暖かいです。


ITEME : Tent line crop top
MATERIAL : Cashmere herringbone gauze (cashmere-100%)
COLOR : Top beige brown
SIZE : 1

こちらのdressの生地は、絹紡(シルクスパン)糸を使って、世界に誇る繊維の一大産地「尾州」にて製織した、シルク100%の綿ライクな平織シャツ地というものになります。シルクスパンの原料は、シルク繊維を短くカットした「短繊維」。その繊維を絡み合わせ、綿状にして糸にします。つまり、ウールやコットンの糸を作るのと同じように、「紡績」の工程を経て作られるシルク糸です。
シルクスパンは短い繊維を紡いだ糸なので、繊維間に空気をたっぷり含んでいます。そのため、長繊維を撚った生糸にはないふんわり感をもった糸になります。また、シルクの光沢は、繊維を構成する「フィブロイン」というたんぱく質の特性によるものです。繊維を短くして糸にするシルクスパンは、ツヤ感もふんわりしており、やさしい光沢になります。お家で手洗いできるのも嬉しいです。

Ftont Open Tuck Braid Tunic Dress は、前開きの少し短めのドレスですので、ボタンを留めてワンピースとして、また、ボタンを開けて羽織りとしてお使いいただけます。このチクチクとしたタックがたまらなく可愛いドレスです。

ITEME : Men’s waist rib easy pants
MATERIAL : 2Way strech light flannel (wool-98%,Polyurethane-2%)
COLOR : Dark top gray , Dark navy
SIZE : 1,2,3

こちらの素材のパンツは、縦、横ともにストレッチ性のある2wayストレッチ織物で、独特の光沢感、コンパクト感があり、薄くしなやかで柔らかいのが特徴です。ユニセックスラインになりますので、シルエットがメンズライクなパンツです。ウエストは、ゴム紐、フロントはジップアップ付きです。

ITEME : High neck boxy coat
MATERIAL : Carpet wool (wool-90%, Nylon-10%)
COLOR : Gray beige top
SIZE : 1

色にこだわって、わざわざオーバーダイ(元の色の上に染める後染め加工)したトップ糸を2タイプ使い、古くからある畳織組織で織られています。畳の様にタテ糸をヨコ糸で押さえ、ヨコ糸の形状を損なわない様にしています。仕上げはリファイン加工(生地にテンションをかけずにタテヨコ方向同時に洗い込んで圧縮させる加工)を施して、自然な膨らみ感ある素朴な風合いを作り出しています。カーペットウールの名の通り、カーペットの様な素材感で、どことなく懐かしさもあり、とても雰囲気のあるコートです。大きめのボタンがアクセントになっています。

ブログやインラタグラムなどでご紹介したお品物は、詳細説明をさせていただきまして通信販売もいたしておりますので、こちらまでお問い合わせくださいinfo@factory-zoomer.com TEL:076-244-2892(/shop定休日:火・水)<y>

月乃音 中国茶稽古

2021.09.12 shop blog

8月は季節毎に開催される、月乃音中国茶稽古が行われました。
8月のお稽古のテーマは中国・福建省北部の福鼎(ふくてい)「白茶」。
中国茶は発酵の度合いなどによって6種類(緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶)に分類されますが、その中で白茶は、10%発酵度の微発酵茶です。
製茶加工がシンプルでもっとも歴史が古く長いお茶とも考えられています。

白茶の製茶加工は、「不炒不揉」酵素の働きを自然に委ねて仕上げていきます。萎凋(いちょう)と乾燥の2工程のシンプルな製法です。最後まで形成もしないので、茶葉の姿がそのままで、それゆえに味もゆっくりと湯に溶け出します。
白茶に多く含まれるポリフェノールは天然の抗酸化剤といわれ、免疫力を高め、心血管を保護します。また白茶の中には人体が必要とする活性酵素があり、脂肪の分解や代謝を促進します。そして、多様のアミノ酸により解毒効果も高いといわれております。もともと白茶は解熱作用を持つお茶として民間療法で飲まれてきた歴史があり、暑い8月のお稽古に、涼やかな夏の味「白茶」の学びを深めました。

次回のお稽古は、10月を予定しております。

10月16日(土)13時の部、16時の部
10月17日(日)11時の部、14時の部

参加費:6,000円(税込)

○お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
または、info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ定休日:火・水

今日は月乃音より茶梅と茶葉の詰め合わせが届きましたのでお知らせ致します。

「百年好茶・茶梅小箱」

台灣の梅の産地嘉義縣梅山より茶梅が届きました
茶梅とは茶葉の香と蜜が絡んだ甘い甘い梅
台灣の喫茶シーンでは人気の定番果実です

茶梅に合う茶葉と組みあわせた秋の茶箱セット
身体の力みが緩む明るく軽い新鮮な緑茶と
上品な生姜花の香りを吸った可憐な紅茶を
梅と合わせてお召し上がり頂きたい
疲労回復
万事良好

内容/
茶梅と茶葉の詰め合わせ
茶梅2種
茶葉2種+花

詳細/
茶梅~台灣嘉義縣梅山郷産
 烏龍茶梅 100g 8~10粒
 緑茶   100g 8~10粒

茶葉2種+花
 舒城小蘭花緑茶 20g
 生姜花香祁門紅茶20g

 橙花と陳皮   5g

ひとつひとつ吟味された茶梅小箱。リボンをほどき、小箱の中に詰められた茶梅や茶葉を、ひとつひとつ取り出す時間は、まるで魔法にかかった様な時間です。ショップ店頭で販売しております<y>


安藤明子展 donguriさんの「旅するテ」ワークショップ開催のお知らせ

2021.08.30 event news

factory zoomer /gallery では、9月17日より安藤明子さんの展覧会を開催致します。今回のテーマは「coordinate」

会期中の10月7日(木) に百草サロンの愛用者でもあります、donguri きよみさんの「旅するテ」 ワークショップを開催いたします。

明子さんの考えられておられる百種サロンのコンセプトと、きよみさんのテのワークショップにはそれぞれ「自分を受け入れていく」という共通点があります。年齢、性別も関係なく、他人の目も気にしないで自分らしく。
そんな気持ちを後押ししてくれるワークショップとなると思います。

ワークショップは、5〜6名ごとのグループで、まずは自分の手の見方を教えていただきその後、皆さんで一緒にきよみさんにテを見ていただきます。
※安藤明子展もご覧いただけます




「旅するテ ワークショップ」
10月7日(木) 
時 間/①11:00〜13:00 (満席) ②15:00〜17:00 (満席)
    ※いずれの時間帯も満席となりました。ありがとうございます。
定 員/各5〜6名
持ち物/筆記用具
参加費/¥6,600(税込)
※お飲み物とお菓子を準備しております
場 所/factory zoomer /gallery
※当日は貸切営業となります



◯店内の換気や、手指消毒、お客様ごとの距離など感染対策に十分に留意しながら開催いたします。

今回の展覧会テーマである「coordinate」に合わせ、人と人とのコーディネートという視点からもピッタリなワークショップ。ぜひご参加ください!

8月の中国茶稽古のお知らせ

2021.07.17 shop blog

先日は、/shop2階で6月の月乃音中国茶稽古が行われました。
今回のお稽古のテーマは5月のお稽古に引き続き中国・福建省北部の武夷山。
武夷山は、烏龍茶の名産地ですが、6月のお稽古では、武夷山を流れる九曲渓の先には「星村鎮桐木関」という世界の紅茶発祥の村があり、その星村で伝統的な製法で作られている桐木伝統正山小種(ラプサンスーチョン)と、今を感じる果実香紅茶の2種をいただきました。

先ほども記載いたしましたが、星村鎮桐木関という関所が紅茶の発祥の地と言われ、500年以上も前にラプサンスーチョンが生まれました。そして今もなお、紅茶の製法を受け継ぎラプサンスーチョンの歴史を静かに守っています。その甲斐あって、今再び国内外で注目を集めるようになったこの20年だそうです。
松を燃やしその燻された煙で茶葉に香りをつける、伝統を守って作られた桐木伝統正山小種と、汚染のない自然保護区の竹林の中に茶樹が点在し、その竹葉の露が茶樹を潤して作られた、新工芸桐木紅茶の飲み比べは、500年以上もの伝統の重みと、いま、求められている有機的で淡やかさを体験することができ、とても不思議な感覚が五感を通して身体の中を巡っていきました。

中国茶を通して、自分の知らない世界を、また今まで味わったことのない感覚を体験することができます。次のお稽古は8月にございます。ちょっと気になられた方、その直感を体験されてみませんか。ご参加をお待ちしております。

8月7日(土)13時の部(満席) 16時の部(残2席)
8月8日(日)11時の部(残1席)14時の部(残1席)

参加費:6,000円


○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
または、info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ定休日:火・水

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