2024.09.20 fri.- 10.20 sun.
12:00→18:00
原型を粘土で作り、そこから石膏で型取りをして、出来上がった石膏型に器の厚みで切った粘土をあてて型に沿わせて器を作っていく技法。「ろくろが性に合わず、これしか出来ないんです」と言う井山三希子さんも土で器を制作しはじめて30年は超えるベテランだ。型で作っているのに、一点一点、おもむきがあり温かみ溢れる器は、我が家の食卓に登場しない日はない。手作り過ぎず、工場生産過ぎない塩梅が、現代の暮らしの風景にすんなり溶け込む。ありそうでないのが井山さんの器なのだ。それは、井山さん自身が、毎日の生活や人とのコミュニケーションを大切に今を楽しんで生きているからだろうなと思う。これからも少しづつマイナーチェンジを繰り返し、私たちの日々と共にあって欲しいと思う。
店主:辻和美
●展覧会に先駆けて、店主の辻和美が井山三希子さんにお話を伺いました。
こちらのURLよりぜひご覧ください。
「interview」
●初日の9/20(金)12:00~15:00 までのお時間は事前ご予約制となります。(受付は終了しております)
●会期中の週末は、井山さんの黄色い器を使って黄色いデザートをご用意いたします。
・9/20~22 スーさんのプリン
・9/27~29 miette(高知) のエッグタルト
・10/12,13 ロヴァニエミ(札幌)のレモンケーキ