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よそ行きな日常を楽しむ

2020.12.10 gallery blog

あちらこちらで雪吊りも見られ、冬の準備が整った様子の金沢の街並です。
/galleryでは12月4日より、木工作家 佃眞吾さんの展覧会がスタートしております。

トレーやMokki、小箱など、暖かな木の作品で店内はほっとするような雰囲気が広がっています。

現在ご覧いただいております1期は木地の作品が中心となっていますが、いずれの作品も木目が美しく、お使いいただいていくうちに少しずつ変わっていく色などをお楽しみいただけます。

佃さんは、作品を作る時、その作品の大きさや形によって素材のどこの部分を使うのか、木目をご覧になりながら考えられるそうです。節の位置なども、このように考えられて配されているからこそ、1点1点どの作品も魅力的なのだと、納得しました。

紹介している1期の作品で、一番種類が多いのがトレーです。
落ち着いた雰囲気のある輪花盆やエレガントな縁のデザインが美しいEuro Trayなど、いつものテーブルの上をランクアップさせてくれるアイテムばかりです。
今回は、そんなトレーをご紹介させていただきます。

展覧会のDMの作品にも掲載させていただいた、Euro Tray。
まるでアールデコ調の建築物のように、なめらかな曲線のデザインが美しい作品です。
木工作品ですが銀食器を思わせるような雰囲気なので、アンティークの絵皿やカップなどと相性よくお使いいただけそうです。ティータイムに一人前のおやつとお茶のセットや、また、置き床のように花器など飾って使っていただくのも、ぜひお試しいただきたい使い方のひとつです。
素材:楓(正方形)、楓・山桜(長方形・丸)



複弁輪花盆 
縁の立ち上がりがゆるやかなこちらのお盆、お1人分の軽食をのせて折敷としても使いやすいサイズです。
大きな面に広がる木目の美しさを是非ご覧いただきたい1点です。
素材:楓、玉椿


菊花盆
愛らしい菊花盆は、木の色と相まってどこかでみかけた美味しいビスケットのようです。
直径約23cmとプレートとしてもお使いいただきやすいサイズなので、使い方のバリエーションがより一層広がります。
素材:楓、神代楡、桜

上に乗せる食器やお料理などとの調和が取りやすいシンプルさ、それでいて、いつもとは違う、よそ行きな気分を味わわせてくれる佃さんのトレー。
ぜひ、この機会にご覧いただければと思います。
(n)


佃眞吾展
2020.12.04 fri. – 2021.01.11 mon.
※12月28日(月)から2021年1月2日(土)までは定休日+冬期休業のためお休みさせていただきます。
詳しくはカレンダーをご覧下さい→

前期:12月4日(金)- 12月24日(木)
   ※24日は展示替えのため16時までの営業となります。
後期:12月25日(金)- 1月11日(月・祝)

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