factoryzoomer

91st exhibition koo bohnchang

2026.04.24 fri.- 05.24 sun.
12:00→18:00

photo by koo bohnchang




四角や丸、もしくは瓢箪のような形に引き込まれ、近づいて見るとそれが空っぽの箱の内側を俯瞰で写したものだと分かります。人が気づかないところに美を見つけ、その物というより、周りの空気や気配、あるいは時の痕跡を映し出す写真家、具本昌(クー・ボンチャン)氏。
私は「くらしの宝石」という使い古された石鹸を被写体にした写真集で彼を知り、その後、韓国の白磁や軍人の遺品などの作品に出会う度に、その視点の柔らかさにいつも感銘を受けてきました。今回の空っぽの古い箱の写真も、見る側に以前その中に何かが入っていたと思わせ、誰が?何が?と、物語を想像させます。「ちっぽけな物にもストーリーがある」というメッセージを伝えることが私の仕事です、とクーさん。彼によって見つけられた物たちは、ある物は温かく、またある物は鋭い眼差しで見る側に訴えかけてきます。 店主:辻和美


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