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白っぽい 辻和美+factory zoomer
日時:2024年11月9日(土)- 11月17日(日)
10:00 – 17:00(会期中無休)会場:Gallery 泛白 uhaku
三重県多気郡多気町ヴィソン672番1 アトリエ3
KATACHI museum
三重県多気郡多気町ヴィソン672番1 アトリエ4
作家在廊:11月9日(土)
トークショー:11月9日(土) 14:00~自由な色使いのガラスが印象的な辻さんの展覧会では初となる「白」を中心に構成される《白っぽい》展。ガラスでは透明を「白」と表すそうです。
フォルムの綺麗な透明(白)、クリームのような白、優しさを感じる乳白など白っぽいガラスをこの機会にぜひご覧ください。
◉トークショーのご予約や、ご来店に際してのご注意事項などは、Gallery 泛白またはKATACHI museumのInstagramにてご確認ください。 -
Kazumi Tsuji + factory zoomer “glass⇄plastic” “reclaimed blue”
Kazumi Tsuji + factory zoomerガラスアーティストの辻和美とfactory zoomerによる企画展を開催。東京・OVER THE COUNTERでは〈glass⇄plastic〉を、京都・A&S 姉小路では〈reclaimed blue〉を。東京と京都の2店舗で異なるシリーズをご覧いただきます。
OVER THE COUNTER〈glass⇄plastic〉
日 時:2024年9月27日(金) — 10月6日(日)/ 11:00 – 19:00
会 場:OVER THE COUNTER
〒107-0062 東京都港区南青山 6-1-6 パレス青山 109
glass ⇄ plastic
“古いプラスチックなどは、何故好きか?と聞かれても、ただ好き!という答えしか見つからない。なんとなく買い集めているうちに、このガラスの代用品として生まれたプラスチックをもう一度ガラスに作り戻したくなったのだ。プラスチックをガラスで、写すってちょっとナンセンスなことが楽しすぎたのだ。ただコピーするのではない、いろいろ切ったり貼ったりの試行錯誤が始まる。そこが私にとっての作家としての腕の見せ所でもあり、試練の場でもある。その後そのまま作り続け、工房のスタンダードになった作品もある。人類はプラスティックを産み、散々その世話になり、次は環境に悪いからと、排除していく。ナガオカケンメイさんが、プラスティックの経年変化の美を語りだした。結局、モノを使い捨てするのではなく、長く使っていこう、ということに繋がっていく。全面的に同意する”- 辻和美
A&S 姉小路〈reclaimed blue〉
日 時:2024年10月11日(金) — 10月20日(日)/ 11:00 – 19:00
会 場:A&S Aneyakoji Kyoto
〒604-8086 京都府京都市中京区丸屋町334-1
reclaimed blue
“2011年から始めたreclaimed blue projectも、もう13年目をむかえる。定番作品である「めんちょこ」をもう20年間、作って、人の手に渡してきたわけだから、そろそろ、割れたり、要らないなーと思われるのは当たり前だとおもう。ただ、フリーマケットなどで売られている現場に遭遇するのは、作家としてあまり良い気分ではない。ということで、いらなくなった、めんちょこ、引き取ります。と声高々にはじめたのだが、あまりお戻りはない。ただ、制作すると同時に工房に硝子破片、失敗作などは、毎年一定量は蓄積されるので、それを毎年溶かし直して何か特別なモノを作ることにしている。この青色に関しては、工房の定番作品は黒を多く含むので、その他の硝子と混ぜて溶かし直すと、コバルト成分が一番熱に強いということもあり、深い藍色が生まれるのだ。それも毎年微妙に違うところが面白い。さて、では何を作るか?なのだが、もともとはゴミだったものだから、なるべく、その真逆にある価値を感じられるもので少し、アイロニーを感じさせたいと最初に思った。日本人ならだれしも憧れを持つ李朝白磁、さらには、その元になった中国の唐、宋時代の陶磁器を自分自身のフィルターを通して作るとどうなるかに興味がでてきた。もう一度、再生された原料で、形をも再生していくことに挑戦していきたい”- 辻和美
<本展示のアポイントメントに関して>
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OVER THE COUNTERは「9月27日(金)」、A&S Aneyakoji Kyotoは「10月11日(金)15時まで」は完全予約制となります。
ご予約方法など詳しくはARTS&SCIENCEのwebサイトよりご確認ください。
https://arts-science.com/news/fz2022-2/
展覧会に合わせインタビュー記事も公開されております。ぜひご覧ください。
https://arts-science.com/editorial/kazumitsuji24_interview/ -
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Kazumi Tsuji + factory zoomer “Everything is connected”
会 場:CORNER
京都府京都市中京区樋之口町 465-2
Open 11:00 –19:00
第 1 部 “Standard”
2023年7月14日(金)– 7月16日(日)
第 2 部 “Color”
2023年7月21日(金)– 7月23日(日)
第 3 部 “Reclaimed blue”
2023年7月28日(金)– 7月30日(日 )
「私の運営するガラス工房 factory zoomer は、いろいろなタイプのシリーズ作品をテーマ別に制作し、展示、発表しています。それぞれのシリーズは、展覧会ごとに少しずつ変化はしますが、普遍的なコンセプトを元に長期に繰り返し制作しています。今回は、いくつかあるシリーズの中から、1 . Standard(モノトーンの柄)
2 . Color(差別のない世界を考える)
3 . Reclaimed blue(廃ガラス片の再溶融による制作)
の3つのシリーズを選び、週替わりで展示する企画を考えています。それぞれのシリーズは一見、全く違って見えますが、制作してきた背景や発想のきっかけなどを考えると、全てがリンクしているのです。また、Standard シリーズ、Color シリーズ等の制作から出る廃ガラス片が Reclaimed blue プロジェクトにより、新たな作品に生まれ変わるように、実際にも作品は全て繋がっています。多くのことを内包した今回の3 部作―Everything is connected を京都で開催出来てとても嬉しく思っています。沢山の方にご覧いただけると幸いです。」
–– ガラスアーティスト 辻和美
<本展示のアポイントメントに関して>
本展は、各週の開催初日から2日間は、完全抽選予約制となります。詳細はARTS&SCIENCEのHPにてご確認ください。
www.arts-science.com
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factory zoomer -relife-
会場:factory zoomer /shop・temporary(金沢市広坂1-2-20)日時:2023年5月19日(金)- 5月21日(日) 12:00-18:00※5月19日(金)20日(土)の両日はご予約いただいたお客様のみのご来店とさせていただきます(ご予約受付は終了しております)。最終日の5月21日(日)はご予約不要でどなたもご来店いただけます。———Relife
「“生まれ変わる”って、英語では普通 “reborn”って言うんだよ。“relife“は使わないな」とギャラリストのスティーブが言う。でも私は「命、一生、生活」と三つの意味を持つ「life」という言葉に、今とても意味を感じている。2020年からのコロナウイルスの流行で、多くのことが否応無しに、そして、今までにないスピードで変化を遂げた今、私たち人間にとっては、全てが「relife」だ。
工房で、10年以上前から継続して行っているガラスの溶かし直しプロジェクト「reclaimed blue project」が、ガラス作家にとっての「relife」かもしれない。今までの作品の一部や破片などを溶かし直し、全く違うモノを生み出していくこと。自由で、少し特別なモノを作ろうと思った。リサイクルを声高々にうたうことではない。これからは、それが、当たり前の時代が私たち、作家にもやってくる。自分の作ってきた作品でさえ、自分の次を見たくて、原料に戻す日が来るかもしれない。辻和美辻和美 経歴
金沢美術工芸大学商業デザイン科卒業後、カリフォルニア美術大学(CCAC)卒業。ガラスを学ぶ。その後日本に戻り金沢卯辰山工芸工房にて専門員を務め、1999年に独立。金沢市内にガラス工房「factory zoomer」を設立。作家の日常の身近なテーマをガラス素材にて表現。器やアートの境界をとくに意識しない物作りをする。
1999年 発電所美術館にて「三人のGLASS展」出品。
2005年 金沢市犀川ほとりに「factory zoomer/shop 」をオープン。
2006年 群馬県立館林美術館にて「光のかけら」展に出品。
2008年 「Daily Lifeー辻和美作品集」上梓。
2009年 金沢市文化活動賞受賞。
2010年 金沢21世紀美術館「KOGEIいろいろ」出品。
2010年~2016年 金沢市主宰の生活工芸プロジェクトディレクターを務める。金沢にて「生活工芸展」「作る力」「繋ぐ力」展、実ショップ「モノトヒト」をディレクション。
2016年 金沢市広坂に「factory zoomer/gallery」をオープン。
2020年 名古屋ミッドランドスクエアにて「Daily Life-reclaimed blue-再生ガラスによるクリスマスツリー」制作、設営。同作品で日本空間デザイン賞、サステナブル賞受賞。
●現在作家を含め5人で制作に携わる。日本全国をはじめ韓国、アメリカなどで個展多数photo by suzuki shizuka
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Relife -An Exhibition of Reclaimed Blue Glassware by factory zoomer-
Exhibition Dates:April 22 – May 4, 2023
Where:Nalata Nalata 2 Extra Place, New York, NY, 10003Nalata Nalata is pleased to present Relife: An Exhibition of Reclaimed Blue Glassware, our second exhibition with glass atelier Factory Zoomer. The works in this collection are drawn from founder Kazumi Tsuji’s renowned series that repurposes the remnants of her studio’s signature “standard series”. Although Tsuji-san did not need to look far for source material for this collection, this series illustrates the broader considerations she has in her blown-glass practice.
Since establishing the studio in 1999, Kazumi Tsuji draws on her background in contemporary glass art to create handcrafted glassware that meets people in their daily life and blurs the distinction of art and craft. Her practice deeply considers how glassware engages in one’s everyday habits to understand how her pieces support people’s needs. Such considerations then also include how pieces can circulate once they are broken or discarded.
Relife is a special collection that recycles black and clear glass shards from Factory Zoomer’s standard series. Pieces that have been broken or discarded are melted down again to create objects anew, and in the process, the resulting glass develops a surprising indigo hue. Each new piece of glassware created in this process is wholly unique as the saturation of color and tone is determined by the ratio of black glass re-melted in each batch. To source enough material for this series, Tsuji-san has been collecting shards since 2019, finally culminating in the beautiful pieces in Relife.
Relife also features two new pieces we have designed with Factory Zoomer. Expanding upon our previous collaboration of rock-cut whiskey glasses, we’re excited to release a new iteration of the whiskey glass and a new whiskey decanter made of reclaimed glass. Each piece features precise, diagonal cuts in the glass to create a motif that reads as “N” and “Z”, depending on the angle from which it is seen, to symbolize our continued collaborative effort.
In the spirit of repurposing and breathing new life to discarded materials, we are excited to welcome Kazumi Tsuji back to present Relife on Earth Day, 22 April 2023.
Opening reception will be held on Saturday, April 22 from 5:00 – 8:00PM.
Kazumi Tsuji will be in attendance. -
2023年《日本生活器物展》
日時:2023年2月25日(土)- 3月2日(木) 10:00-18:00
会場:由鉅惟上(台中)日時:2023年2月27日(月)- 3月4日(土) 10:00-18:00会場:ギャラリー小慢(住所:台北市大安區泰順街16巷39號)———台中由鉅建設× 建築設計師陳瑞憲 ×小慢茶体験建築デザイナーの陳瑞憲 とギャラリー小慢が共同で企画し、6人の日本生活工芸作家の作品展———-木工作家-三谷龍二、矢野義憲-陶芸家-安藤雅信、山本亮平-ガラス作家-辻和美-和紙作家-畑野渡 -
百のギフト展 | 小さな非日常
日時:2022年11月19日(土)- 12月18日(日) 11:00 – 18:00
休廊日 11月22日(火),30日(水),12月6日(火),14日(水)
会場:ギャルリ百草コロナ下での自粛生活が始まってから3年目を過ぎようとしています。活発だった3年前を懐かしむ反面、足を止めてちょっと冷静になり振り返る貴重な日々でもありました。一番大きな変化は旅行や祭などの非日常が中止となり、日常を活性化させる機会が減ったことでしょう。平穏な日常の営みも大切にしつつ、時に自分を奮い立たせるための小さな非日常を日々の生活に仕掛けたり取り入れてきたように思います。同時にコロナは多様さを認め合うきっかけともなり、価値観や行動の選択も以前より自由になりました。今展では、長くお世話になっている、また初めましての皆さんからの小さな非日常を感じさせる、それぞれの作家ならではの新旧自作他作古物問わず、作品やコレクションなど自由な切り口で出品いただく初めての展覧会です。2022年の締めくくり、お疲れ様を自分自身に、また感謝の気持ちを隣人や家族、遠く離れた友へ。作品と出会って思い出す大切なひとへ。一同にならぶ百の(たくさんの)ギフトを、まっさらな価値観での出会いを楽しみにいらしてください。百草
参加作家:三谷龍二坂田敏子岩田圭介岩田美智子長谷川まみ内田鋼一内田京子辻和美金森正起平澤まりこ皆川明小澄正雄加藤尚子冨沢恭子松林誠トラネコボンボンOrganic Vegan Sweetsatelier une place安藤明子安藤雅信ももぐさカフェルヴァンのパンとOrganic Vegan Sweetsのサンドイッチスプレッドを用いた、ライトランチメニュー、そしてティータイムメニューをご用意いたします。席の予約不可。17:30オーダーストップ。 -
手の応答 ー日本生活工芸特別展
■監修:三谷龍二
■主催:北京莨室 Liangshi
■協力:工芸⻘花
■会期・会場 :
北京 | 2022 年 11 月 26 日(土)〜12 月 04 日(日) 美侖美術館・聖之空間(北京 798 芸術区中二街 D09)
杭州 |2022 年 12 月 17 日(土)〜12 月 23 日(金) ※暫定、調整中 杭州天目里游牧画廊(杭州天目里 16 号楼二楼)
■出展者・テーマ :
手の応答 | 山本亮平(陶)/小澄正雄(ガラス)
美術と工芸の外 | 安藤雅信(陶)/辻和美(ガラス)
貧しさの系譜 | 坂田和實(古道具)/岩田美智子(美術)
手仕事の伝統と現在 | 杉田明彦(漆)/大谷哲也(陶)
器の多義性 | 内田鋼一(陶)/金森正起(金工)
弱さの想像力 | 三谷龍二(木工)/冨永淳(古道具) -
暮らしの造形 Ⅺ
日時:2022年2月26日(土)ー3月13日(日) 11:00-18:00
初日26日のみ11:00~14:00はご予約制(ご予約終了)。14:00以降はどなたさまもご覧いただけます。休廊日:3月1日(火) 3月9日(水)作家在廊日 辻和美 2月26日(土) 2月27日(日)ナカオタカシ 2月26日(土)会場:ギャルリ百草プラスティック茶会:2月27日(日)11:30− 12:30 |13:30− 14:30 |15:30− 16:30各席10名 / 6,000円糧菓提供 / 菓子屋ここのつ
ご予約はギャルリ百草のHPよりご確認ください。
https://www.momogusa.jp/temp/temp2022/temp2202plastic_chakai_yoyaku.html<関連企画>暮らしの造形 — 生活工芸オルタナティブ 記念トークショー講座|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|生活工芸と海外
日時|2月26日(土)17:00-19:00
会場|ギャルリももぐさ
岐阜県多治見市東栄町2-8-16
定員|35名
会費|3,500円 -
生活工芸の作家たち5:つどう2
日時:2022年2月25日(金)-3月1日(火) 13:00-20:00
*2月25日は青花会員と御同伴者1名のみ
会場:工芸青花+悠庵東京都新宿区横寺町31-13 一水寮(神楽坂)
出品:安藤雅信(陶)辻和美(ガラス)三谷龍二(木工)毎年冬におこなっている「生活工芸」作家の3人展、今年の主題も昨年につづき「つどう」です。安藤雅信(陶)、辻和美(ガラス)、三谷龍二(木工)の3人が3組ずつ監修、共作した茶箱、珈琲茶箱、朝食セット、デザートセットなど9組を展示します(於工芸青花)。いずれも今年5月に北京でおこなう3人展(北京のギャラリー莨室と青花共催の生活工芸展)で展示販売するもので、東京での展示は、その完成披露の会でもあります。
おなじ建物の別室(悠庵)では、3作家の近作を展示販売します。『工芸青花』の新刊17号(1月末刊)では「生活工芸と村上隆」という特集を組みました。そこで多くが語られていますが、2000年代に主流化し、「近代工芸史を切断した」(広瀬一郎/桃居)とされる生活工芸の核心的現在を御覧いただけましたら幸いです。講座|安藤雅信+辻和美+三谷龍二|生活工芸と海外
日時|2月26日(土)17-19時
会場|ギャルリももぐさ
岐阜県多治見市東栄町2-8-16
定員|35名
会費|3,500円
https://shop.kogei-seika.jp/products/detail.php?product_id=775