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SOCKKNIT CARDIGANのご紹介

2019.10.19 gallery blog

アンティパスト展がスタートして1週間が経過しました。 初日からたくさんのお客様にご来店いただいております。

 

直営のお店をお持ちではないアンティパストさんのお品物が、 一度にこれだけの種類ご覧いただけるのはこういった展覧会ならではです。

中でも一際目を引くのが、展覧会DMにも掲載した、前面にソックスの生地を使ったカーディガン。

 

ベーシックな形のカーディガンに、スパイスのように加えられたソックスの生地。

お花や動物、天使などがバランス良く配置された細かなデザインの全体を見る事ができ、ソックスとはまた違った印象です。 そして、アンティパストのソックスと同様に、少し派手かな?と思う柄も、実際に袖を通すと決してそんな事は無く、コーディネートの中にスッと馴染みます。

 

デザインによっては、お揃いのソックスもございますので、さりげなくリンクさせて着ていただくのもおすすめです。 また、今シーズンのテキスタイルだけでなく、以前のものもご紹介しておりますので、たくさんの種類からお選び戴けます。

 

 

色使いやデザインが、どこかヨーロッパの雰囲気を纏ったものが多いアンティパストさんのアイテム。 ダークカラーで重くなりがちな冬のコーディネートに、差し色として添えてみて下さい。 きっと軽やかな気持ちになるはずです。

 

ぜひ、この機会にご来店下さい。 ご来店お待ち申し上げております。

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アンティパスト展スタートしました

2019.10.12 gallery blog

昨日より広坂の/galleryではアンティパスト展がスタートしました。

ギャラリーで展覧会を開催させて頂くのは今回で2回目。

2017年の前回は、ソックスを中心にご紹介させて頂き、たくさんの方に楽しんで頂きました。

 

2年ぶりの開催となる今回は、ソックスの生地を使用したウールのカーディガンを中心に、

お洋服もご紹介させて頂いております。

もちろんソックスや、スワロフスキーを使用したブローチやイヤリング・ピアスなど、お馴染みのアイテムや、

バブーシュなどの新作もご覧いただけます。

 

皆さまのお越しをお待ち申し上げております!

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優しさを感じる白と黒の世界

2019.09.27 gallery blog

清らかな秋晴れのお天気が続いている金沢です。 ヤンビョンヨン展の会期も残すところ、約1週間となりました。

 

今回、ヤンビョンヨンさんが、ファクトリーズーマの為に制作して下さった作品は、白と黒のシンプルな配色。 白漆と黒漆、どちらもそれぞれの魅力があり、ヤンさんの小盤のデザインと組み合わさって、とても洗練されていながら、それでいて、優しい印象のものばかりです。

 

温かみのあるクリームがかった色の白漆は、これまでも、お碗やお皿、レンゲなどの食器では時折見かける事がありましたが、家具類で白漆の作品を拝見したのは、ヤンビョンヨンさんの作品が初めてでした。

何とも言えない、愛らしさを持ち、現代の洋風の家具とも相性良くマッチする、モダンな印象の作品に、心を奪われました。

 

一方、黒漆の作品は漆の重ね方、木目の見せ方などでも緩急をつけ、それぞれの作品の個性を表現されているように感じます。 黒漆の作品には、天板の角の部分や幕板と呼ばれる天板と脚を繋げる部分に、丸みのあるデザインを加えていらっしゃいます。これは、黒という色の持つ強い印象を和らげるように意図的になさっているのではないかな。と、工業デザインを学ばれて来たヤンさんの細部に渡るこだわりを感じました。

 

畳の上に置いた小盤の並ぶこの風景は、韓国の家庭の雰囲気と似ているのかもしれません。

そんな、リラックス出来る空間で作品をご覧いただければと思います。

ヤンビョンヨン展は10月6日(日)までの会期となります。

ぜひ、この機会にお立ち寄り下さいませ。

ご来店お待ちしております。

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ヤンさんのトレイ

2019.09.19 gallery blog

ヤンビョンヨン展が始まり二週間。街の空気も透き通り、ようやく過ごしやすい季節となりました。今年もあっという間に終わってしまいそうです。

今回はトレイ(お盆)を紹介いたします。

漆器のお盆は洗いやすく衛生的。その様な性質上、お皿のようにそのまま食材を盛り付けることも出来る。年中活躍する道具です。

日本ではこれからの季節、特におもてなしの機会も多い年末年始には、重宝されますね。漆器をひとつ取り入れることで、いつもの食卓もパッと華やかに。少し特別な空間を演出してくれます。気持ちも新たに自然と背筋も伸びることでしょう。

工業デザインを学ばれていたヤンさん。トレイもシンプルで洗練されたデザインです。一見すると凛とした雰囲気ですが、しっかりとあたたかみを感じます。…何故なのでしょうか?それには作家の意図が隠れていました。

ひとつひとつ異なる彫り跡。通常はサンドペーパー等で素地の彫り跡を消すところを、ヤンさんはそれを残した状態の上に漆を塗り、磨いてを繰り返して仕上げを行うことで、敢えて手仕事の跡を残しているそうです。

「作品を通して、自分の手の感覚を大切な人に感じてもらいたい。」

それは妻や子を想うヤンさんの気持ち。全ての作品に込められた願いでもあります。

家事や育児で忙しい奥様の手を、作品を通して手仕事でサポートをしたい。やりやすく出来るように…と。

思い遣りの気持ちが、ぬくもりとなって私達にも伝わるのですね。

「ひとつひとつ違う中から、好きな作品を見つけ出してほしい。」そんな思いから、使用されている木材も異なります。気になる作品がありましたら、お気軽にスタッフまでお尋ね下さい。

実際に作品を手に取ると、ぽってりとした厚みや、優しい漆の色味がよく分かります。

それは、ブログでは紹介しきれないあたたかみ。様々な角度からその素晴らしさを感じ取っていただきたいです。

ぜひ畳の上でゆっくりと、店頭にてご覧下さい。ご来店をお待ちしております。(f)

ソバンとの出会い

2019.09.16 gallery blog

広坂のfacoty zoomer /galleryのヤン ビョンヨンさんの展覧会。

スタートしてから10日あまりがたちました。

初日には、料理家であり、韓国文化のコーディネータでもある、チェ ジウンさんがご用意して下さった、マッコリや韓国のお餅・おつまみなどが並び、異国の雰囲気漂うギャラリーの雰囲気を、お客様に楽しんでいただくことが出来ました。

私たち、日本人にはあまり耳慣れない「小盤(ソバン)」という形。

今回初めて出会った方も多いのではないでしょうか?

日本で言うお膳のような。。。というと伝わりやすいのですが、日本のお膳とはまた少し違って、ソバンは、地域や位に寄って様々なデザインがあり、シンプルな形、彫刻が施されている華やかな形など、とてもバリエーションが豊かです。

ヤンビョンヨンさんがソバンを制作するようになったきっかけは、工業デザインを学んでいた大学時代に読んだ、1冊の書籍との出会いだったそうです。
それは、日本人柳宗悦が韓国の民芸について書いたもので、その本を読みとても強く心を打たれたヤンさんは、大学院を卒業後、韓国文化の家でソバン制作を学ばれました。
柳宗悦は、李朝文化を広く日本に伝えた人物の一人としても知られる方。民芸運動の父も呼ばれ、李朝家具などについての文献も多く残しています。

日本で書かれた韓国の文化を伝える本がきっかけで、韓国のヤンさんが韓国の伝統的な工芸品を作る。
そして今回、日本でそのソバンをご紹介させていただくことが出来ることに、日本の私たちとヤンさんとの不思議なご縁を感じました。

ヤンビョンヨンさんのソバンは、どれも1点もので、漆の厚みや足の形、大きさなどが違います。
ぜひ、店頭にて木と漆の温もりのある作風を手に取って感じていただければと思います。

皆さまのご来店を、心よりお待ち申し上げております。

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本日よりヤンビョンヨン展です

2019.09.6 gallery blog

本日より広坂の/galleryでは、韓国の木工作家 ヤン ビョンヨンさんの展覧会がスタート致しました。

ヤンさんが作られる、木を削った跡のあたたかみのある小盤。

白漆の作品は、モダンな印象で、現代の生活様式のインテリアの中にもよく馴染みます。

初日の今日は、チェジウンさんがいらっしゃり韓国の蓮花茶やおつまみなどをご用意下さっています。

ぜひ、この機会にご来店下さい。

皆さまのお越しを心よりお待ち申し上げております。

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