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12月の中国茶稽古

2020.12.12 中国茶稽古

いよいよ来週末が12月の中国茶稽古になります。
今日は、中国茶稽古の魅力のひとつでもある「しつらえ」にフォーカスして少しご紹介したいと思います。
季節毎のお稽古では、季節に合わせたお茶を先生がご用意してくださいます。そして、そのお茶に合わせて、器を選ばれ、しつらえていらっしゃいます。器選びとは、まずは、茶葉の種類によって、器の素材や形を変えます。

例えば、初摘みの新茶はガラスで飲むのが醍醐味です。茶人が湯の入った茶壺に新茶をさらさらと入れ、ゆらゆらと茶葉が落ちていく様を眺めるその時間はとても癒やされます。茶杯に注がれた淡い水色(すいしょく)と、鼻腔を抜ける香りで一気に身体も心も解き放たれるようです。


また、紅茶は磁器をおすすめ致します。磁器は、器に香りが移らずしっかりと香りを感じることができます。磁器や、半磁器、陶器(土もの)と、陶器と言えど手に伝わる温度、唇に触れる感触、鼻に抜ける香り、それぞれ違います。とても微細なことかもしれませんが、その微細さに気付いた時の感動はとても身体が喜んでいるのを感じます。


また、中国茶は6色に分けられており、その時のテーマ色によってのしつらえもとても楽しく、毎回のお稽古で先生がご準備くださる器に、わくわくとそしてため息が出ます。


そして、factory zoomerと言えばガラス。そうです。factory zoomerでのお稽古では、ズーマのガラス器でお稽古できることも醍醐味のひとつです。

中国茶稽古では、中国茶を通して、器の選び方、使い方、しつらえも学びのひとつとなります。器好きの方にはたまらい時間になりそうです。それでは12月のお稽古の内容をお知らせ致します。

冬季の茶学

秋から冬にかけ引き続き台灣茶のお稽古
12月は、初めて歩いた「高雄」の野生生態地区茶の紹介
海抜の高低に影響を受ける表情の違いや
樹齢によってその気質が変幻する自由な味わいなど
乾いた身体を潤すとっておきの原種茶に加え
高雄産の熟成梅もご用意しております
一般的には得難い経験
ミネラル豊富なお茶と向かい合う学びの時間

みなさまのご参加をお待ちしています

月乃音
渡邊乃月

少しお席に余裕がございますので、お知らせいたします。
ぜひ一歩足を踏み出してみませんか。初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。

12月19日(土)13時の部(満席) 、16時の部(残2席)
12月20日(日)11時の部(残1席)、14時の部(満席)

参加費:6,000円

○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )

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