factoryzoomer

作品と向き合う

2021.05.4 gallery blog

広坂の/galleryでは、現在、キムホノさんの展覧会を開催しています。
キムさんの新作の展覧会は、2017年の1月に開催していただいた以来、実に4年ぶりの展覧会となりました。
今回も、完全新作。
展覧会の作品のために、土を練り、ゼロから作り上げてくださっています。

今展覧会では、「織部釉」が一つのキーワードになっています。
キムホノさんにとって、「織部」は焼き物の道を決意したきっかけでもある、特別なものです。
これまでもキムさんの織部の作品は、/shop、/galleryでもお取り扱いさせていただいてきましたが、どの作品も、濃淡で表現された景色が美しく、味わい深くファンも多い作品です。

「織部釉」をキーワードに、キムさんが次に展開させてくださったのが、作品に穴を開けること。
銅板を叩き、手作りされたさまざまな形や大きさの型を使って、一つ一つ型抜きされた穴の数々。

キムさんは、穴を開けることで「使うことを拒否する」と考えられたそうです。
穴を開けることによって、器としての使い方を一つ無くし、同時に器としてだけではない可能性を作品に込められたのではないかと思います。

今展覧会でご紹介している作品は、器でもあり、オブジェでもある。そんな作品たちです。

飾りながら、器としても使える。
そんな作品たちを手にした時に、私は作品から
「あなたはどんな風に使いますか?」
と問いかけられているようなそんな気持ちになり、
それは、キムさんからのメッセージのようにも感じました。

作り手のキムさんが、全力で作品と向き合い制作してくださったように、
使い手としての私たちも、作品と向き合いながら、楽しみ方をとことん探求してみませんか。

57th exhibition
kim hono
2021.04.29.-05.30

/galleryと/shop、両店舗とも、感染対策に注意しながら、皆様のお越しをお待ちしております。
気になる作品がございましたら、お気軽に info@factory-zoomer.com までお問い合わせください。
(n)

pagetop