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辻和美「わたしの中国茶」出版記念喫茶のお知らせ
2025.06.30
event
7月4日(金)より始まる、factory zoomer standard展に合わせ、書籍・辻和美「わたしの中国茶」の出版記念として、書籍の「茶と話」のページにも登場してくださった御菓子丸さんと、factory zoomerによる喫茶を8月2日(土)、3日(日)の日程にて開催いたします。
factory zoomerの器を、御菓子丸さんがどんなふうに使ってくださるか楽しみです。
◯辻和美「わたしの中国茶」出版記念喫茶(御菓子丸+factory zoomer)
日時:8月2日(土)
①11:00〜(満席) ②13:30〜(満席) ③15:30〜
8月3日(日)
①11:00〜(満席) ②13:30〜 (満席)③15:30〜 (満席)
料金:9,350円 (税込)
*ご予約制
ご予約・お問い合わせは、factory zoomer /life (076-255-6826)までご連絡ください
●お願い
*現金でのお支払いにご協力お願い致します
*お席が限られておりますので、キャンセルはご容赦ください。キャンセルの場合は代理の方のご参加をお願い致します。
85th exhibition factory zoomer standard
2025.06.30
/life - gallery exhibition
2025.07.04 fri.- 08.17 sun.
12:00→18:00
photo by suzuki shizuka
1999年にスタートしたガラス工房factory zoomerにとってstandard seriesと名付けた黒い柄を施した器たちは、まさに心臓部。特にその中でも「nest」は、シンプルな形が全て入れ子になるようにデザインしています。一番最初は、表面に付けた黒いガラスをカットで剥がすという模様作りからスタートしました。剥がすという行為によって柄を作っていくことが面白く「ホリホリ」とネーミング。その後やはり違う技法で剥がす「モウモウ」という柄を作り、柄と形をマトリックス状にして、どんどんアイディアは膨らんでいきました。現在ご注文可能な作品は、450点を超えています。そして最近、この柄×柄に挑戦しています。まだ、展覧会などでしか見れませんがstandard derivation(スタンダードからの派生)という段階です。ぜひ今後の展開もお楽しみに。 店主:辻和美
金沢美術工芸大学商業デザイン科卒業後、カリフォルニア美術大学(CCAC)でガラスを学ぶ。帰国後、金沢卯辰山工芸工房にて専門員を務め、1999年に独立。金沢市内にガラス工房「factory zoomer」を設立。日常の身近なテーマをガラス素材にて表現。器やアートの境界をとくに意識しないモノづくりをづくりをはじめる。2009年金沢市文化活動賞を受賞。2010年から2016年まで金沢市主宰の生活工芸プロジェクトディレクターを務める。金沢にて「生活工芸展」や「作る力」「繋ぐ力」展、ショップ「モノトヒト」をディレクション。2020年名古屋ミッドランドスクエアにて「Daily Life-reclaimed blue-再生ガラスによるクリスマスツリー」制作、設営。同作品で日本空間デザイン賞、サステナブル賞を受賞。2024年金沢市清川町にギャラリー「factory zoomer /life」をオープン。現在、作家を含め6人で制作に携わる。日本全国及びアジア、アメリカなどで個展を行う。
●8/2 (sat.) 3(sun.) 辻和美「わたしの中国茶」出版記念喫茶(御菓子丸 + factory zoomer) ※予約制
ご予約方法など詳細は追ってお知らせいたします。
対談:lifeを探して⑪「ガラス界の名スタントマン」
2025.06.28
interview
対談「lifeを探して」の11回目の相手は、吹きガラスの作家の一方、高度な技術で制作を請け負う「ギャファー」としても活躍する長野県在住の加倉井秀昭さん。長年、factory zoomerの作品づくりを陰で支えるガラス界の名スタントマンに、辻和美がその醍醐味を聞きました。
(対談は2025年6月上旬、金沢市のfactory zoomer工房で行った。構成・鈴木弘、写真・鈴木静華、作品写真・加倉井秀昭)
辻:加倉井さんとは一緒に仕事をして20年以上たつけど、最初に会った時は30歳くらいだったかな?
加:そうですね。それぐらいの歳でした。
辻:あれは私が奈良の万葉ミュージアムの天井装飾という大きな仕事を引き受けて、自分以外の誰かに初めて制作を依頼した時でした。アメリカから2人の作家を呼んで、5、6人でチームをつくることになって、アシスタントに吹きガラスの上手な人を探していたら、ある人が加倉井さんを推薦してくれて。シアトル(アメリカ)のピルチャックグラススクールのサマースクールでは、ギャファーと呼ばれる人たちがアーティストと一緒に作品を作って大活躍してたから、その存在は知ってたんだけど、日本に帰ったらそういう人たちがいなくて、海外から呼ぶことになって。改めてなんですけど、加倉井さんにとってギャファーってどんな仕事ですか。
加:僕もあの時、手伝いに行って初めてギャファーっていう名前を聞いたんですよ。それまで学校とかエズラグラススタジオ(福井)とかで働いてて、コップを1日に何個作るという仕事をしてたんです。それがあの時は、大きなものを1日に3つか4つでしょ。実験から始めて、アーティストが気に入るまで、いろいろ試して、2週間ぐらいかけて仕上げていく。
辻:はい。そうでしたね。あんな仕事もう2度とないね。金沢の牧山ガラス工房とか、福井のエズラ工房とか大きな工房を借りながらのプロジェクトでしたね。
加:あれからですよ。この仕事は凄いな、おもしろいな、と思ったんですよ。あの時来たマイケル・シャイナーさん(ガラス作家、元名古屋芸大教授)は作り手としての引き出しが多くて、勉強になったな。多分日本ではあんまり使わないであろう技術も含めて全部いろんなものを出してきて、この人がいれば何でも作れるんだなと。時間をかけて1つのいいものを仕上げていくエネルギー、吹きガラスの技術としては最高峰なんだと。それで自分もこれを目指していけばこの先いろんなものが見えてくる、出来るようになる、進んでいけるんじゃないかなと思ったんです。
辻:えっ、あの時の仕事がギャファーを目指すきっかけになったの?
加:そうですね。あのアシスタントに入ったのがきっかけです。
辻:いやー、それはなんかちょっと嬉しいな。日本ではそういう仕事ってあんまり見ないじゃないですか。 聞かないし。だいたいみんな作家になりたいっていう人が多い。その中で加倉井さんは作家とギャファーの2つのわらじを履いて仕事をしてるわけだけど、そのことに関してはどう思ってるの?作家とギャファーの両立について。

加:基本的に自分の作品を作る時はどうしても技術志向で、ものを考えるので、あの手この手を使うんです。その、あの手この手失敗成功全部含めて、自分は一応目で見たものはなんとなく覚えてて、作ることができるみたいです。ギャファーの仕事の時は、アーティストに「こんなものできますか」って頼まれた時に、昔一度見たり試したりした技法や制作方法が、出てくるって言うとおかしいですけど、あれ使えるんじゃないか、これ使えるんじゃないかなっていうものが出てくることが多いです。
辻:やはりいろんな意味で引き出しが豊富よね。
加:さっき言ってたマイケルはその引き出しがすごく多かった。それは技術的なことだけじゃなくて、アイディア、「これこれ作ってよ」って言われたときに持ってくる内容がそうですね。そういう手の内がいっぱいあるっていうのは凄いなと思いましたね。
辻:その手数、引き出しはどうやって増やしてきたの?
加:吹きガラスに関してはそんなには新しいことはなくて、実は基本的なところに全部ガラスの動きって集約されてて。 まだ見てない動きだったとしても、例えばこの時だったらこいつならこんな動き方をするだろう、この温度だったらこれぐらいの動き方をするだろうっていう想像の中である程度煮詰めていくことができる。それを何回か繰り返していると、本当に動くんだとか、いややっぱり動かなかったんだっていう、そういううまくいった時とうまくいかなかった時のデータの集積ですかね。ガラスの素性なんてそんなに変わらないと思うんですよ。 そいつをどうやって誘導してやるかっていうのは、多分成功した数と失敗した数、失敗も含めてデータの数っていうのは消さないで。 この失敗の意味っていうのが絶対あるから。 だから結構その失敗してこれこんな動きしたとか、ここで失敗したっていうことの方が、後で血肉になるような気がします。

辻:制作頼まれて失敗した時は、一晩中なんで失敗したんだろうって考えるんですか?
加:いやいや、何を変えたかってことですよね。神様じゃないから失敗しないことはない。失敗して、何かを変えて試してみて、そのままスッといくと、ああこれだったかって分かる。その速さ、失敗した後の対処の仕方がギャファーには必要なんだろうなと思います。次の日も失敗してるとギャラもらえないじゃないですか。
辻:今、何人くらいのアーティストと一緒に仕事してるんですか。私を含めて。
加:だいたい安定して4人ぐらいですかね。
辻:他人の工房に行って、いきなり作るわけでしょ。自分が作りたいと思ってるものと全然違うものでも。どういうメンタリティーでいるのかな。中には作れないかもしれないものが、バーンとドローイングか何かで突然見せられるわけですよね。
加:作れないかもしれないっていう依頼はやっぱりあります。そういう時は、失敗した場合の話を最初にします。こうなるかもしれない、もしもの時にスペアはこれぐらい欲しいと。でも大体(スペアは)ないって言われるんです。まあこっちも依頼を受けた時点である程度これはできるだろう、 うまくいけばできるだろうなとは考えてるんですけどね。
辻:その今同時に制作を請け負っている4人のアーティストってみんな違うでしょ。ドローイングを見せてこういう感じでっていう人もいれば、私みたいにちゃちゃっとチョークで書いたりとか、現物持ってきてこんな感じでって言ったり。凄いね。どんなんでも対応できちゃうだよね。

加:向こうのスタイルはみんな違うんですけど、結局はギャファーの仕事の面白さって、下請けとはやっぱり違うので、寸法を書いてファックスで送ってきて、これ作ってくれって言われてできるのとは、またちょっと違うと思うんです。
辻:なるほど。
加:その面白さっていうのは、その人が何を作りたいのか、っていうところですよね。 作りたいラインとか、作りたい形とか。 単純にドローイングだけでは分からないところもあったりとか、手癖みたいなものがある。 僕のクライアントは大体皆さんガラス屋さんで、自分でも作ってる方がほとんどなので、その人の手癖とか、シャープなものが好きなのか、エッジが立ってるものが好きなのか、立ってないものが好きなのか、そういうものが分かった時が一番楽です。 逃げ道が無限に広がりますもん。
辻:面白いですね。なんか、こんな話今までしなかったね。
加:その人の好みが分かるまでにちょっと時間がかかりますよね。 初日では絶対無理なことなので、2回、3回と仕事をしていくうちに分かって、じゃあこれでいきましょうかっていう話になります。
辻:その人が一体どういうものが好きで、どういうところを狙ってるかっていう部分まで入り込まなきゃいけないってことですね。
加:そうじゃないと変な話、自分の好みが出ちゃったりするので。
辻:そうですよね。そこをどう使い分けてるのかなとずっと疑問に思ってたんだけど、その人の中、内側に入っていくんですね。
加:大事なのは完成した時にその人が喜ぶかどうかなんです。喜んでもらえたらそれが多分この仕事が一番面白い状況。 うまいとか下手とかって話ではなくて。そんなに安い値段ではないお金を払ってもらって作って、出来上がった時に「いいのできた」って言ってもらえると嬉しいですね。あとはそれが売れたって聞いた時も嬉しい。
辻:私は加倉井さんとは、一緒に作っているつもりでいます。辻が何を欲しがっているか、理解するにもそれなりの時間が必要だったと思う。今は、もう何も言わなくてもいいくらいに関係は育ってきたと思う。横でたまに、もっと「大きく」っていうくらいかな。(笑)
加:ギャファーは仕事として続かないと話にならなくて。1回、2回だったら、ただのいい思い出で終わってしまう。クライアントでたまに、何を言ってるのか分からない人とか、自分の形がない人がいて、そういう場合は難しいですよね。 作ったサンプルに「違う」だけ言う人も困ります。そういう人たちとは一緒に仕事はできないと思うから、お断りすることにしてます。
辻:これまでずっと聞いてきたんだけど、改めて加倉井さんにとってこのギャファーという仕事の魅力って何?
加:話が重なりますけどやっぱり、その人の作りたいものができる、っていうところが一番面白いかな。その人が「これいい」とか「これできたらカッコいいんじゃないか」と思うものを実際に形にしていくこと、一緒に現実化していく仕事ですよね。すごいデザインを持っていても技術がなくて形にできないのはすごくもったいない。本当の評価の段階まで辿り着いてない。そんな時に自分が蓄積した技術が役に立つのなら、こんな面白いことはないですね。
辻:加倉井さんは美大でも教えてるわけだけど、学校でガラスの仕事っていうとすぐ作家の方向に向かうでしょ。仕事としてのギャファーについて話すこともある?
加:多摩美で話したことがあります。高橋禎彦さん(富山ガラス工房館長、元多摩美大教授)に呼ばれて。自分の技術をクライアントが求めた場合、どうするんだとか、いろいろ聞かれました。僕が持ってる技術の中には自分で見つけた小さな技術も何個かあるんですけど、それは頼まれれば必要なものばっかりなんですよね。 で、それを使うんですけど、本当にもう自分が作りたいものがそのまま向こうが作りたいって言い出した時に、使わなきゃいけないってことは、たびたびある。やっと見つけたのになと思った時があります。 ズーマの仕事の時もありましたよ。
辻:え、本当ですか?
加:何個もあります。
辻:例えば?
加:例えば何なんだろう。 例えば高台の付き面がこうなってないやつとか。
辻:ああぁ。分かってないかもしれない。あまりにも自然にやってくれてて。私たちはそこまで技術的なことを追求してきてないから、加倉井さんが自然とやってしまったので、それがオリジナルの技法だって分かってないんだよね。
加:その技術を使ったらできるし、使わなくてもできる。その使い分けができるってことが重要だと思います。みんな作る工程で当たり前になってる現状を疑わないでしょ。そこもうちょっとこうできるんじゃない、ってなった時のその先に続く膨大な時間と失敗の連続を想像して、なかなかそこにいけないと思うんだけど、そういうところを持ってると(作り手として)強いんだろうなという気はしますね。あと人のデザインを見てると、その人の好みとか癖とかがあってすごく楽しい。自分のデザインじゃないから余計ニュートラルに見れるんですよ。
辻:単純に技術の継承とかいう問題じゃないんだね。
加:そうね。純粋な技術でいければ、まだ人に伝えることもできるんだけど。結局、最後は人間同士の話になってくるから。どこまで相手の懐に入れるか。そこは教えようがない。 ギャファーっていう看板がどうしても表に出てこないのは、作家である自分が作ってるっていう立ち位置を崩してないんだろうなと思う。 そこだけで自分のプライドの持っていきようが変わってくるから。ギャファーに関しては、この人(クライアント)が喜ぶところにたどり着かないとダメってなると、自分の得意なものとかは別に必要ないんですよ。 自分のプライドはこの人に合わせることが今のプライドで、いいものを作るっていうプライドとは全く別のものなんです。
辻:めっちゃ深っ! 思ってたのと全然違ってた。クライアントが喜ばないと、終われないんですね。自分の気持ちは一旦横に置いておけるって凄いよ。
加:分かりやすく言うとOS(パソコンを動かす基本ソフト)なんですよ、そのクライアントが。僕がその中に入れればちゃんと形になっていくんです。

辻:それでズーマは去年「life」という名前の新しいお店を作ったんですけど、加倉井さんはライフと聞いて何を思い浮かべますか。
加:純粋に言葉自体からポッと出てくる心象風景は昔の晴れた河原の辺りの自由な暮らし、楽しかった頃の生活。もしもライフっていう名前のアルバムを出したとしたら、多分レコードのジャケットはそんな感じ。河原でビールでも飲んでるかもしれない。
辻:そうか、そうか。じゃあ、ギャファーとしての今後の抱負とか目標は。
加:やっぱり集中力だね。集中力が大事。集中力を絶やさないこと。 ギャファーは、ほぼほぼアスリートなんで、ずっと最初から最後まで集中してるはずなんだけど、必ずテンションの高い時と低い時があって、そのちょっとした隙をついてくるんですよ、ガラスってのは。だからちょっとなんか1つ抜けたとか、完全なリズムから少しずれたとか、その時を狙ってパシンと割れてくる。あれ、今まで割れてなかったのにっていうものが生まれて、よく考えてみると、手前で1回フラッシュ(焼き直し)してないとか、向こうが来るのが遅れてちょっと待ちすぎたなとか、そのほんのちょっとを狙ってくるので。 そこを気づけないのは多分集中力だから。
辻:ああ、なるほどね。いや、身に染みますね。ギャファーさんにお願いするのは特別なもので、サイズが大きかったり、形が難しかったり、ちょっと変なものだったり。それを作る時の集中力は、半端じゃないよね。失敗できないんだから。その集中力の途切れとか、アスリートっていうのはぴったりの言葉ですね。
加:だからね、どっかで向き合わないといけないところもあると思います。 集中力が切れた時の逃げ方というか、収め方というか。失敗した時、 ただ同じことをしてたら絶対また割れるので手を変える、もしくは自分の体調に合わせて手を変える。 自分が集中力がないなら、他の人(アシスタント)にちょっと焼いてきてもらったりとか、そういうのを(失敗する)手前でやらないと。
辻:私は日本では加倉井さんしか知らないんだけど、これから職業としてのギャファーを目指す若者は出てきますかね。

加:出てきてほしいですね。出てほしい。じゃないと俺いくつになってもこれやるのかってことになる(笑)。多分、みんなうまくなりたいっていう気持ちはあると思うんですよ。 ガラスを習い始めた時みたいな。その技術への渇望をどこかで失わないというか、妥協しないというか。それで自分の作品を作りたいっていうのが作家であるのであれば、ギャファーっていうのはそれ以上だと思うんですよ。自分の作品では使わない技術も手元に置いておかなきゃいけないわけだから。
辻:私もそう思った。 作家なんてシンプルなもんですよ。ギャファーに比べれば。
加:人ができないものを自分ができるのであれば、その技術が人のためになるのであればっていうところを純粋にいつまでも追い続ける。それを肯定してもらえる職業がギャファーなんだと思いますね。
辻:なるほどね。
加:人のもの作ってる時って正直、楽しいんですよ。自分の作品作ってる時より楽しいかもしれない。 その人たちと何かを共有できるので。 当然だけどギャファーは1人じゃ成立しないでしょ。考える人がいて、手伝う人がいて、1つのチームになって、「いいのできたね」っていうところの達成感は、他にはなかなかないですね。
辻:ズーマは1999年にできて、これで26年になるんだけど、加倉井さん抜きではここまで続けてこれなかった。 本当にそう思う。これからもちゃんとしたもの食べて体だけは気をつけて。まだまだ一緒に作りたいものがあります。
加:はい、ありがとうございます。頑張ります
<略歴>
加倉井秀昭(かくらい・ひであき)1970年、東京生まれ。1998年、東京ガラス工芸研究所卒業。金津創作の森エズラグラススタジオ勤務の後、ギャファーとしてfactory zoomer、スタジオリライトなど国内外のガラス工房で活動。現在は木越あい、元木庸子、渡辺ゆう子、辻和美の専属ギャファーを務める。教育関連では倉敷芸術科学大学、日本装飾美術学校を経て、女子美術大学非常勤講師。2012年、長野県富士見町に工房「Scratch&Noise」設立。作家としては、カラフルなレース模様のゴブレットや、細かい格子の中に気泡を閉じ込めたボウルなど、ベネチアングラスの技法を駆使した繊細な作品のほか、動物の精緻なオブジェ、照明器具なども手掛ける。
<編集後記>
ズーマの透明な大型ピッチャーも胴がくびれたペットボトル形の瓶もギャファー加倉井の確かな腕前があってこそ。愛用の道具と共にオープンカーやバイクでやって来て、数日間で仕上げては帰っていく。現代の渡世人のようなスーパー助っ人の仕事はいつも鮮やかです。(鈴木)
85th exhibition
standard
2025.07.04 fri. — 08.17 sun.
●8/02(sat.) 3(sun.) 辻和美「わたしの中国茶」出版記念喫茶(御菓子丸+factory zoomer)※予約制
photo by suzuki shizuka
7月のお休みのお知らせ
2025.06.21
calender
factory zoomer /life 7月のお休みのお知らせです。
7月4日から私たちfactory zoomerの展覧会が始まります。今回のテーマは「standard」。模様と形と大きさの組み合わせで約450種類を超えるスタンダードのシリーズよりお馴染みの作品が並びます。また、展覧会用に制作した、柄と柄の組み合わせなどstandardから派生した「standard derivation」の作品もお楽しみに。
7月4日12時から5日の15時までのご来店は、ご予約制とさせていただいております。ご予約方法は、「standard展 ご来店予約について」をご覧ください。(ご予約受付は6月22日24時まで)
7月 1日(火) 定休日
2日(水) 定休日
8日(火) 定休日
9日(水) 定休日
15日(火) 定休日
16日(水) 定休日
22日(火) 定休日
23日(水) 定休日
29日(火) 定休日
30日(水) 定休日
open time 12:00ー18:00
■7/4(金)〜8/17(日)factory zoomer展
■7/20(日) 月とピエロのパンの日
teeor cafeは週末(金曜〜日曜)の営業となります。
7月も皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。
factory zoomer standard展 ご来店予約について
2025.06.19
news
factory zoomer /lifeでは、7/4(金)よりfactory zoomer standard展を開催致します。
ゆっくりと作品をご覧いただくために、7/4(金)12:00 〜 5(土) 15:00までのお時間につきましては、50分ごとの事前ご予約制とさせていただきます。こちらの日程にご来店をご希望のお客様は、下記をお読みいただき、お申し込みくださいますようお願い致します。
【 ご予約方法 】※必ず最後までお読みください。
ご希望の方はメール(store@factory-zoomer.com)にてお申し込み下さい。
お申し込み1件につき1名さまのご予約となります。
件名を【 ファクトリーズーマ展 来店予約 】としていただき、本文へ以下の内容をご記載ください。
多数のご応募の場合は抽選とさせて頂きます。
①お名前
②ご住所
③携帯電話番号
③ご希望の日付と時間 (第2希望まで)
A 7/4(金) 12:00 – 12:50
B 7/4(金) 13:00 – 13:50
C 7/4(金) 14:00 – 14:50
D 7/4(金) 15:00 – 15:50
E 7/4(金) 16:00 – 16:50
F 7/4(金) 17:00 – 18:00
G 7/4(金) 時間の希望なし
H 7/5(土) 12:00 – 12:50
I 7/5(土) 13:00 – 13:50
J 7/5(土) 14:00 – 14:50
K 7/5(土) 時間の希望なし
L 日程・時間の希望なし
【 定員 】
各回5名
【 予約受付期間 】
6/20日(金) 9:00~ 6/22(日) 24:00
※先着順ではございません。受付期間外のお申し込みは無効とさせていただきます。
【 ご予約確定のお知らせ 】
ご来店いただけるお客様へは、6月23日(月)にメールにてご連絡させていただきます。
お客様からのメールの返信をもちまして、ご予約完了となります。
ご予約いただけなかったお客様への返信は致しません。申し訳ございませんがご了承ください。
(必ず store@factory-zoomer.comからのメールを受信できるよう、設定のご確認をお願い致します)
【 ご注意事項 】
※必ずご来店のご本人様がお申し込みください。代理の方のお申し込みは、当選の場合でもご入店をお断りすることがございます。
※ご希望のお時間が重なった場合は抽選とさせて頂きます。ご希望に添えない場合もございますが、ご了承ください。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
factory zoomer /life
店舗スタッフ募集のお知らせ
2024.11.1
/life
factory zoomerでは、一個のグラスで幸せな一日をスタートしてもらえるように、そして、一個のグラスで、満ち足りた気持ちで一日が終われるように・・・そんなグラスを日本のスタンダードにしていければと、願って制作を続けています。人間の体温と愛情が感じられるグラスを制作し、多くの方に手渡して行きたい。そんなグラスを一人でも多くの方に手渡していってくれる方をチームの一員として迎えて働きたいと考えています。
(ガラス作家/代表取締役: 辻和美)
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■店舗スタッフ 募集要項
【 雇用形態 】アルバイト
【 仕事内容 】
・店舗運営
・工房で制作されたガラス食器の販売及び受注
・辻和美セレクトによる衣類・食器・食品など生活に纏わる作家作品やメーカー作品の仕入れ・在庫管理・販売
・オンラインショップ運営全般(受注処理・梱包発送・在庫管理・紹介ページ作成・写真撮影等)
・SNS等の更新
・年4回の中国茶稽古の運営。講師の渡邊乃月先生との連絡、稽古準備、参加者管理等
・定期販売している月とピエロのパンの販売・販売準備等
・お客様対応全般(お問い合わせ対応・制作チームとお客様の掛橋など)
・その他、店内清掃などの雑務及び、日々の売上管理等の事務作業
【 応募資格 】
・金沢市に住所がある方、または転居予定の方
・体力に自信のある方
・笑顔で働ける方
・長く働ける方
・お客様の立場になって考え、振る舞える方
・車をお持ちの方優遇(運搬などで使用していただく場合があります)
【 募集要項 】
時 給:1000円から 能力により優遇
勤務時間:10:00~19:00の間で時間・曜日 要相談
待 遇:交通費規定内支給、勤務時間数により社会保険加入あり
【 勤務地 】
・factory zoomer /life(金沢市清川町 3-18)
■ご応募について
履歴書と志望動機、連絡先の電話番号をまとめ下記担当までお送りください。書類を拝見後、面接をお願いしたい方のみご連絡させていただきます。
応募書類送付先:〒921-8032 石川県金沢市清川町3-18 factory zoomer /life 担当:沼田 宛
またお問い合わせは以下のメールアドレスにて受け付けます。
info@factory-zoomer.com
井山三希子展 ご来店予約についてのお知らせ
2024.08.31
gallery blog
factory zoomer /lifeでは、9月20日(金)〜10月20日(日)の日程で、井山三希子展を開催いたします。
今展は、初日の9月20日(金)12時~15時はご予約制とさせていただきます。
15時以降は、ご予約不要でご来店いただけます。
●ご予約について
・お申し込みいただいたお客様の中から、ご入店時間(12時〜、13時〜、14時〜)をこちらで割振りさせていただきます。いずれのご入店時間でもご来店可能なお客様のお申し込みをお待ちしております。
・先着順ではございません。お申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます
●ご予約方法
受付期間:9月1日(日)〜5日(木)まで
メールにてお申し込みください。e-mail:store@factory-zoomer.com へ
件名を【 井山三希子展 来店予約 】としていただき本文へ以下の内容をご記載ください。
①お名前
②当日ご連絡のつく携帯電話の番号
ご来店いただけるお客様へは、9月6日(金)にメールにてご連絡させていただきます。
ご予約いただけなかったお客様への返信は致しません。申し訳ございませんがご了承ください。
また、会期中の週末のteeor cafeでは、展覧会に合わせて黄色いデザートをご用意いたします。
・9/20~22 プリンを井山さんの黄色い器で
・9/27~29 miette(高知) のエッグタルト
・10/12~13 ロヴァニエミ(札幌) のレモンケーキ
こちらはご予約不要ですが、9/20(金)の15時までのお時間はご予約の方のみのご利用とさせていただきます。
ご応募お待ち申し上げております。
factory zoomer /life
krank展 ご来店ご予約について
2024.04.8
gallery blog
factory zoomer /lifeでは、4月19日(金)より、krank展を開催いたします。
今展は、初日の4月19日(金)12時~15時はご予約制とさせていただきます。
15時以降は、ご予約不要でご来店いただけます。
●ご予約について
・お申し込みいただいたお客様の中から、ご入店時間(12時〜、13時〜、14時〜)をこちらで割振りさせていただきます。いずれのご入店時間でもご来店可能なお客様のお申し込みをお待ちしております。
・先着順ではございません。お申し込み多数の場合は、抽選とさせていただきます
●ご予約方法
受付期間:4月8日(月)〜11日(木)まで
メールにてお申し込みください。e-mail:store@factory-zoomer.com へ
件名を【 krank展 来店予約 】としていただき本文へ以下の内容をご記載ください。
①お名前
②ご来店人数(2名まで)
③携帯電話番号
ご来店いただけるお客様へは、4月12日にメールにてご連絡させていただきます。
ご予約いただけなかったお客様への返信は致しません。申し訳ございませんがご了承ください。
ご応募お待ち申し上げております。
factory zoomer /life
店舗スタッフ募集のお知らせ
2024.04.4
news
factory zoomerでは、一個のグラスで幸せな一日をスタートしてもらえるように、そして、一個のグラスで、満ち足りた気持ちで一日が終われるように・・・そんなグラスを日本のスタンダードにしていければと、願って制作を続けています。人間の体温と愛情が感じられるグラスを制作し、多くの方に手渡して行きたい。そんなグラスを一人でも多くの方に手渡していってくれる方をチームの一員として迎えて働きたいと考えています。
(ガラス作家/代表取締役: 辻和美)
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一緒に働いてくださるアルバイトスタッフを募集いたします。
■店舗スタッフ 募集要項
【 雇用形態 】アルバイト
【 仕事内容 】
・店舗での接客・販売、運営、その他付帯業務
【 応募資格 】
・接客・販売経験のある方優遇
・器や衣類などに興味があり
・金沢市に住所がある方、または転居予定の方
・車をお持ちの方優遇(運搬などで使用していただく場合があります)
【 募集要項 】
◯アルバイト
時 給:950円から ※能力により昇給あり
勤務時間:11:00~19:00の間 5~6時間で要相談 週3日程度 土日働ける方歓迎
待 遇:交通費規定内支給、勤務時間数により社会保険加入あり
試用期間3ヶ月後能力により昇級あり、社員登用あり
【 勤務地 】
金沢市清川町3-18 factory zoomer /life
金沢市大桑町中平46-2 株式会社 factory zoomer
■ご応募について
履歴書と志望動機、連絡先の電話番号をまとめ下記担当までお送りください。書類を拝見後、面接をお願いしたい方のみご連絡させていただきます。
応募書類送付先:〒921-8032 石川県金沢市清川町3-18 factory zoomer /life 担当:沼田
またお問い合わせは以下のメールアドレスにて受け付けます。
info@factory-zoomer.com
店舗移転・2月のお休みのお知らせ
2024.02.13
/ shop・temporary
2023年1月より、21世紀美術館近くで営業しておりました、factory zoomer/shop・temporaryは、新店舗のfactory zoomer/lifeのオープンに伴う店舗移転のため、2月23日(金)をもちまして営業を終了いたします。
2016年の/galleryオープン以降、たくさんのお客様にご来店いただき、ありがとうございました。
犀川沿いのfactory zoomer/life(旧/shop)は4月6日(土)にオープン予定です。
4月6日(土)はprivate view:ご招待のお客様。
4月7日(日)よりpublic viewとして、どなたもご予約不要でご入店可能です。※お待ちのお客様の人数によっては整理券をお配りさせていただきます。
新店舗のオープンにつきましては、詳細が決まり次第、順次HPやInstagram等でお知らせいたします。
/shop・temporary の 2月のお休みのお知らせです。
お知らせが遅くなり申し訳ありません。
2月 5日(月) 定休日
6日(火) 定休日
12日(月) 定休日
13日(火) 定休日
19日(月) 定休日
20日(火) 定休日
23日(金) /shop・temporary 最終営業日
※2月21日(水)は都合により17時閉店とさせていただきます。
/shop・temporary(21世紀美術館近く)
〒920-0962 石川県金沢市広坂1-2-20
open:12:00 – 18:00 月曜・火曜定休日(月曜祝日の場合は営業)
tel:076-255-6826
※現在、犀川沿の/shopは店舗建て替えのため営業致しておりません。
21世紀美術館近くの/shop・temporary(/gallery) 1店舗のみとなりますので、ご来店の際はご注意ください。