少しづつ雨の日が多くなってきて、緑が生き生きとし、植物たちは喜んでいます。庭先の紫陽花も色づき始めました。
/shopには、春夏のお洋服が揃っておりますので、ご紹介してまいります。
A&Sの定番生地。ヴィンテージウェアでよく見られる経年変化した、味わい深い”白”を再現すべく、タテに糸染したラベンダー色の細い綿糸と、晒した太い綿糸を1本交互で配し、ヨコにはリネンの晒糸を合わせて織り上げています。この番手差と繊細な色の差異の組み合わせが、一見無地のようで無地ではない独特な奥行きと陰影を醸し出しています。
その薄地バージョンとして、それぞれの糸の番手をひとつ細くして織り上げられたCotton linen OX lightです。仕上げは京都にて、低温低速にてじっくりと風合いを出しています。定番のCotton linen OXのアイテムをお持ちの方は、このlightの軽やかさ、繊細さの違いを感じていただけると思います。通年着用していただける素材感です。
タテに生糸無撚糸、ヨコに生糸片撚(かたより)糸と生糸強撚糸を切り替えて織り上げた、朱子織物。織組織と撚糸の効果で、表面にリップル(さざ波)調の凸凹をつくっています。原料は、世界最高品質と言われているブラジルのブラタク製生糸を使用しており、繊細で立体的なリップルの陰影でとても美しく、しなやかで、大人のシルク生地です。上からジャケットを羽織っていただいたり、ワイドパンツや、タックパンツなどとスタイリングしていただくと、ちょっとしたパーティーにも活躍してくれそうです。また、デニムやスニーカーとコーディネートしていただくとカジュアルに着用していただける一枚です。
主に夏のボトム用に企画した、タテヨコ中番手ヘンプ単糸のドビー織物です。ドビーによる組織感と、ヨコ糸に配した3色の糸色により、深い表情を与えています。ドビーとは、変わり織のことを言い、ドビー機で織られた生地は、柄に絶妙な光沢感を持ち、高級感があります。ヘンプは麻の中でも硬めで、ハリとシャリ感のある風合いが特徴ですが、あえて仕上げ加工では揉まず、洗いのみとし、その特性を存分に引き出して、着物の様な雰囲気を醸し出しています。しっかりとした素材感ではありますが、さらっとした質感、立体的なシルエットにより、真夏も風が通り涼しく着用していただける一枚です。
イタリアの老舗紡績メーカーSESIA社の糸を使い、コットンのメランジとリネンのメランジとで交撚させた特殊な撚糸のニットになります。ナチュラル感と控えめな光沢感、しなやかな風合いが特徴です。メレンジとは、2色以上の霜降り糸のことを意味しており、また異なる種類の糸を撚り合せた糸を交燃糸と言います。このこだわりが、ちょっとした色や素材に立体感を生み、一味違ったA&Sならではのニットになります。ゆったりとしていますが、落ち感があるニット素材は、着用する方にすっと添った上品なシルエットです。ラベンダーは、清々しいお色味でお顔が華やかな印象になります。ダークグリーンは、落ち着いた緑の中に、メレンジによる複雑な色味がとても魅力的な色合いです。
ブログやインラタグラムなどでご紹介したお品物は、詳細をご説明をさせていただきまして通信販売もいたしておりますので、こちらまでお問い合わせくださいinfo@factory-zoomer.com TEL:076-244-2892 <y>