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6月の月乃音中国茶稽古のお知らせ

2021.06.18 shop blog

来週末は犀川沿いの/shopにて、6月の月乃音中国茶稽古になります。
お稽古の内容をご案内致します。


福建省の武夷山は烏龍茶の名産地
山を流れる九曲渓の先には「星村桐木関」
という世界の紅茶発祥の村に辿り着く
西洋人を虜にしたウッディーな松の煙香がアダルトな紅茶
本格的な伝統製法で作られた正山小種の製法に、迫ります

みなさまのご参加をお待ちしております
月乃音

写真/松木を燃やす地下の煉瓦釜


1席空きがございますので、お知らせいたします。ご参加は初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。
※生徒さま同士のスペースを十分に保ち、換気をしながらお稽古をさせていただきます。マスクの着用、手指消毒にご協力ください。みなさまご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

6月26日(土)13時の部(残1席) 、16時の部(満席)
6月27日(日)11時の部(満席)、14時の部(満席)

参加費:6,000円


○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
または、info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ定休日:火・水

キム・ホノさんの器で中国茶

2021.05.23 gallery blog

広坂の/gallery、犀川沿いの/shopで開催中のkim honoさんの展覧会も、残すところあと1週間となりました。先週末は、/shopの2階で、ズーマでは定期的に行われている月乃音中国茶稽古が、今回はキム・ホノさんの器を使って、開催されました。今日はその様子と、今展で扱いのあるshopの作品を少しご紹介したいと思います。
今回のお稽古は「岩茶」。岩茶の産地は武夷山と言う、中国・福建省北部に、沢山の峰や岩がにょきにょき連なる山々があり、その岩間をぬうように美しい九曲渓が流れているところです。1999年に世界自然文化遺産に認定されました。そして武夷山の岩山とは、その昔に海底から隆起して出来た岩山で、奇峰奇岩に深く根を張り、太古の岩のミネラル(微量元素)と水、霧、風、太陽の光と様々な動植物と共生し成育する茶樹の葉でつくるウーロン茶、それが岩茶です。

一口に武夷岩茶と言っても、武夷山で採られている「正岩茶」と、武夷山を流れる九曲渓の下流の武夷山の裾野で採られている「半岩茶」、武夷岩茶の血筋を引いている「洲岩茶」といった3つの区分に分かれています。 半岩茶や、洲岩茶は、正岩茶より味や質が格段に落ちるものですが、武夷岩茶として販売されているのが実状です。なぜなら、正岩茶は、年に一度、一週間のみ作られるとても貴重な茶葉なので、とても少量で、世の中にたくさん出回らないからです。今回はその貴重な正岩茶の中から、老叢水仙と、白鶏冠の2種のお茶をいただきました。

正岩茶(老叢水仙/白鶏冠)

キムさんの器と正岩茶の生命力や、力強さは、相乗効果で、キムさんのごつんとした作品と岩茶の高いエネルギーの余韻を長引かせてくれました。
今まで、器とは、盛る物、食べ物を引き立てる役割をするモノ、中に何かが入って成立する余白のあるものだと思っていましたが、その概念は覆えされました。どちらかが引き立て合うという感覚ではなく、プラスとプラスの相乗効果で、岩茶と、キム・ホノのエネルギーをいただく、という感覚です。今までは、その器でいただく、ことはあっても、「その器をいただく」=エネルギーを体の中に入れる感覚は初めて味わうもので、今もあの時の余韻が体を駆け巡っているようです。

使いやすい器は、毎日の生活の中に、なくてはならない存在で、いつも手にとってしまう使いやすい器というのは必需品です。
だた、キムさんの器は、使いやすい器、という概念からは少し離れてしまうかもしれませんが、生活において、なくてはならない存在で、モノのもつエネルギーを存分に楽しんでいただける作品です。

今回、キムさんのごつんとした作品にどんな中国茶をいただけるのか、どんな世界になるのかとても楽しみでした。茶人である渡邊乃月先生のしつらえ、キムホノの器で中国茶を味わう、正岩茶の高いエネルギーを知っているからこそ、のしつらえと、存分に双方を堪能できたことが大きな喜びです。
6月も中国茶稽古の開催を予定しており、武夷山で採れた紅茶の学びを深めます。ぜひ中国茶のお稽古にご参加されませんか。

上段:茶杯
筒状の茶杯は香りが籠り、残り香を楽しむことができる
下段:取手付き器、湯呑み
取手付き器/羽付き器/花形器
上段:花器?(落としを入れて花器に)
下段:オブジェ


現在、factory zoomer /online shop では、キムホノ展のオンライン展覧会を開催中です。このような状況下でご来店が難しいお客様にもお楽しみいただけたら嬉しいです。ブログやインスタグラム掲載の作品についても、気になる作品がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください<y>
info@factory-zoomer.com

57th exhibition
kim hono
2021.04.29.-05.30
12:00 → 18:00




5月の中国茶稽古のお知らせ

2021.05.11 中国茶稽古

いよいよ今週末は2021年中国茶稽古の始まりです。
2017年4月に月乃音 中国茶稽古が開講されて早いもので5年目を迎えます。
初回からご参加いただいている方、途中からのご参加の方、始まりも、進度(深度)もそれぞれですが、中国茶と出会って、お稽古の回を重ねて中国茶の魅力に惹かれ、様々なアプローチからのお稽古内容にみなさんがいろんな気づきと学びをされていらっしゃるのが伝わってきます。今年は私もお稽古に参加してみなさんと一緒に学びを深めたいと思っております。それでは、今季のお稽古内容のご案内をさせていただきます。


月乃音茶稽古2021

茶産地ではいま正に茶摘みに追い込みの季節
新茶到来が茶市場を賑わしています
2021今季の中國茶稽古は「福建省茶旅」
福建省は白茶や茉莉花茶そして烏龍茶など多種多様な茶の名産地
前半の5月6月は武夷山に特化し山を西へ東へ茶旅のように学びます
野生の花茶や武夷岩茶の世界
骨まで潤す武夷山のエネルギー
みなさまのご参加をお待ちしております

月乃音
渡邊乃月


1席キャンセルが出ましたのでお知らせいたします。ご参加は初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。
※生徒さま同士のスペースを十分に保ち、換気をしながらお稽古をさせていただきます。マスクの着用、手指消毒にご協力ください。みなさまご協力のほどよろしくお願い申し上げます。

5月15日(土)13時の部(満席) 、16時の部(満席)
5月16日(日)11時の部(残1席)、14時の部(満席)

参加費:6,000円


○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )

doi展 chanowa 茶会「花花緑緑 huāhuālǜlǜ」のお知らせ

2021.04.18 event news

factory zoomer /gallery では、6月5日(土)よりdoi展がスタート致します。
/gallery制服のカシュクール、/shop制服のエプロンをオリジナルで制作してくださっている、熊本の < doi > 川上直子さん。
factory zoomer の他にも、様々なギャラリーやショップなどのワークウェアを手がけていらっしゃいます。

そのdoiの展覧会に寄せて、6月4日(金) chanowa 出野尚子さんがお茶会を催して下さいます。
以下、出野さんより

DOIの展示に寄せ factory zoomer にて茶会を開きます。
水の月、茶葉が開き舞うさまを眺め、沁みいる時間をご用意いたします。
chanowa 出野尚子


茶会 花花緑緑 huāhuālǜlǜ
6月4日(金) 
時 間/①11:00〜12:30(満席) ②15:30〜17:00(満席)
定 員/各7名
参加費/¥5,500(税込)
場 所/factory zoomer /gallery

お申込み、お問い合わせは、info@factory-zoomer.com または、factory zoomer /gallery (076-255-6826)までお気軽にご連絡下さい。

井山三希子展茶会「茶と茶」(終了致しました)

2021.03.1 event

広坂の/galleryでの次回の展示は、陶芸家 井山三希子さんの展覧会になります。
展覧会に先駆け、茶人 渡邊乃月さんをお招きして、井山三希子さんの器を使ったお茶会を開催致します。

(photo by suzuki shizuka)

井山三希子展茶会 「茶と茶」
井山さんの器、白と黒の対比を存分に堪能していただけるお茶会になることと思います。

日 時   :2021年3月21日(日) ① 11:00〜13:00(満席) ② 15:00〜17:00(満席)
定 員   :各回12名
会 費   :8,000円(税込)
場 所   :ズーマギャラリー/石川県金沢市広坂1-2-20 (21世紀美術館近くのお店)
お問い合わせ  :ショップまたは、info@factory-zoomer.comまでお問い合わせください。
担当:柳田   tel 076-255-6826  (11:00〜18:00火・水・木曜 定休)


※駐車場はございませんので、近隣パーキングまたは公共交通機関をご利用下さい。
※お茶会開催日は、/galleryが貸切になります。展覧会は、24(水)から開催となります。

12月の中国茶稽古

2020.12.12 中国茶稽古

いよいよ来週末が12月の中国茶稽古になります。
今日は、中国茶稽古の魅力のひとつでもある「しつらえ」にフォーカスして少しご紹介したいと思います。
季節毎のお稽古では、季節に合わせたお茶を先生がご用意してくださいます。そして、そのお茶に合わせて、器を選ばれ、しつらえていらっしゃいます。器選びとは、まずは、茶葉の種類によって、器の素材や形を変えます。

例えば、初摘みの新茶はガラスで飲むのが醍醐味です。茶人が湯の入った茶壺に新茶をさらさらと入れ、ゆらゆらと茶葉が落ちていく様を眺めるその時間はとても癒やされます。茶杯に注がれた淡い水色(すいしょく)と、鼻腔を抜ける香りで一気に身体も心も解き放たれるようです。


また、紅茶は磁器をおすすめ致します。磁器は、器に香りが移らずしっかりと香りを感じることができます。磁器や、半磁器、陶器(土もの)と、陶器と言えど手に伝わる温度、唇に触れる感触、鼻に抜ける香り、それぞれ違います。とても微細なことかもしれませんが、その微細さに気付いた時の感動はとても身体が喜んでいるのを感じます。


また、中国茶は6色に分けられており、その時のテーマ色によってのしつらえもとても楽しく、毎回のお稽古で先生がご準備くださる器に、わくわくとそしてため息が出ます。


そして、factory zoomerと言えばガラス。そうです。factory zoomerでのお稽古では、ズーマのガラス器でお稽古できることも醍醐味のひとつです。

中国茶稽古では、中国茶を通して、器の選び方、使い方、しつらえも学びのひとつとなります。器好きの方にはたまらい時間になりそうです。それでは12月のお稽古の内容をお知らせ致します。

冬季の茶学

秋から冬にかけ引き続き台灣茶のお稽古
12月は、初めて歩いた「高雄」の野生生態地区茶の紹介
海抜の高低に影響を受ける表情の違いや
樹齢によってその気質が変幻する自由な味わいなど
乾いた身体を潤すとっておきの原種茶に加え
高雄産の熟成梅もご用意しております
一般的には得難い経験
ミネラル豊富なお茶と向かい合う学びの時間

みなさまのご参加をお待ちしています

月乃音
渡邊乃月

少しお席に余裕がございますので、お知らせいたします。
ぜひ一歩足を踏み出してみませんか。初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。

12月19日(土)13時の部(満席) 、16時の部(残2席)
12月20日(日)11時の部(残1席)、14時の部(満席)

参加費:6,000円

○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )

12月の月乃音 中国茶稽古のお知らせ

2020.11.6 中国茶稽古

日ごとに秋が深まり、肌に触れる空気や、香りからもうそこまで冬が来ているのを感じます。身体の中から温まる12月の中国茶稽古のご案内です。
渡邊乃月先生より、12月のお稽古の内容をご案内をさせていただきます。

冬季の茶学

秋から冬にかけ引き続き台灣茶のお稽古
12月は、初めて歩いた「高雄」の野生生態地区茶の紹介
海抜の高低に影響を受ける表情の違いや
樹齢によってその気質が変幻する自由な味わいなど
乾いた身体を潤すとっておきの原種茶に加え
高雄産の熟成梅もご用意しております
一般的には得難い経験
ミネラル豊富なお茶と向かい合う学びの時間

みなさまのご参加をお待ちしています


月乃音
渡邊乃月


少しお席に余裕がございますので、お知らせいたします。
美味しい中国茶に出会いたい、中国茶の世界を体験してみたい、器に興味がある、動機は様々だと思います。そして学びは尽きません。ぜひ一歩足を踏み出してみませんか。初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。

12月19日(土)13時の部(満席) 、16時の部(残3席)
12月20日(日)11時の部(残2席)、14時の部(満席)

参加費:6,000円

○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )

月乃音 12月の中国茶稽古のお知らせ

2020.10.16 中国茶稽古

新型コロナウィルス感染拡大の影響により3月、6月のお稽古をお休みしていた月乃音 中国茶のお稽古を、9月より再開いたしました。

久しぶりのお稽古に、最初は緊張した面持ちでしたが、お茶を口にした瞬間にみなさんの表情がほころび、安堵し、高揚していくのを感じました。先生の柔らかなすーっと心に届く声を聞きながら、2煎目、3煎目とお茶を口にするたびに、みなさんの集中力が高まり、2時間のお稽古もあっという間に過ぎました。このコロナの影響で、お家で一人集中時間は、とても貴重な時間だと思いましたが、やはり、みなさんが集まって、一度に集中が高まり、一度にほどけるこの緩急は、みなさんが集まらないとできないことで、とてもとても尊いお稽古の時間だということが実感できました。そして、みなさんが次回を楽しみにしてくださっています。

では、12月のお稽古をお知らせ致します。
お席に少し余裕がございますので、ご参加してみませんか。中国茶が好きな方、とにかく美味しいお茶が飲みたい方(これも重要です!先生のお持ちくださるお茶は、貴重なお茶ばかりで、本当にとても美味しいのです。)茶器や、器、しつらえなどにご興味がある方、ぜひご参加ください。お待ちいたしております。


次回12月のお稽古のお知らせです。

12月19日(土)13時の部(満席) 、16時の部(空席あり)
12月20日(日)11時の部(満席)、14時の部(空席あり)
参加費:6,000円

ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )

9月の月乃音 中国茶稽古のお知らせ

2020.08.28 中国茶稽古

9月より月乃音 中国茶のお稽古を再開いたしますのでお知らせ致します。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により3月、6月のお稽古をお休みしておりましたが、9月より、十分に留意しながらお稽古を再開する運びとなりました。
中国茶稽古を開講して早いもので3年が経とうとしており、初回からご参加いただいている方、途中からのご参加、単発のご参加の方様々ですが、こんな時だからこそ、香り、味、音、目、などの五感を集中しそして解放する時間を持つことは、とても大切なことだと思っております。ぜひ、美味しい中国茶をいただきながら学びのひとときを過ごしませんか。


9月の中国茶稽古のご案内です。


初秋の茶学
茶産地はマンゴーの甘美に潤う台灣
無農薬栽培の柚子の花の香りを着香した贅沢な紅茶と
野生生態地区で生きている台灣原生種の野生茶を学びます
どちらも力強い逞しさと麗しさを兼ねそなえ
身体疲労の細胞に染みる素晴らしいお茶です
またとはないトロピカルで芳しい養生時間

みなさまのご参加をお待ちしております

月乃音
渡邊乃月

少しお席に余裕がございますので、お知らせいたします。
ご予約をお待ちしております。

9月5日(土)13時の部(3席)

参加費:7,000円

ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )

2020年 月乃音 中国茶稽古のお知らせ

2020.02.16 中国茶稽古

2017年4月に月乃音 中国茶稽古が開講されて早いもので3年が経とうとしています。初回からご参加いただいている方、途中からのご参加の方、単発参加の方それぞれですが、お稽古を重ねて更に中国茶の魅力に惹かれ、どんどんはまっていらっしゃる方、中国茶の魅力に気付いた方、みなさんがいろんな気づきと学びをされていらっしゃるのが伝わってきます。

今日は2020年の中国茶稽古の日程のご案内です。

○3月のお稽古のご予約を受付け致しております。
△3月のお稽古は、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりお休みとさせていただきます。(2020/3/16)


前回(昨年の12月)に行われた中国茶のお稽古の内容を少しご紹介させていただきます。
まずは、先生のお話しを聞きながらwelcome tee「紅姑娘〜鬼灯茶(ほうくうにゃ)」ほうずきのお茶をいただきました。ほうずきは、咳止め解熱利尿の効用があり、爽やかな甘みのある柑橘系の香り、そして少し苦味があります。この苦味に解毒作用があります。factory zoomer の淡いパステルカラーのグラスで、ほおずきの紅がほんのりと移りとても可愛らしかったです。zoomerのお稽古では、zoomerのガラスが登場します。先生のきれいなお道具の使い方で、実際に使って、見ていただける贅沢なお稽古の時間です。


身体の中から温まったところで、今回のテーマ「紅茶」のお稽古が始まります。
茶の源流とされて今、再注目を集める貴州省。
厳しい冬山の少数民族の暮らしの中で息づく「紅茶」。
貴州省と言えば、昨年の6月に貴州省の新茶「都匀毛尖(といんもうせん)」と「湄漳翠芽(びしょうすいが)」の緑茶2種の飲み比べをしました。
貴州省は、中国唯一の低緯度、高海抜、少日照の兼ね備わった良好な茶区で、品質も同様に称賛されています。工業汚染が少ない為に茶に対する生態環境も良く、農薬や化学肥料の使用レベルも低く理想的な地域です。これまで産業開発が遅れていたその分、環境の良さが際立っている注目の茶産地のひとつです。

そんな貴州省の雲南の近くに位置する 普安(ぷあん)の紅茶「小叶甘野(しょうようかんや)」と「大叶俊芽(だいようしゅんが)」の2種の飲み比べをしました。この2種は、同じ茶葉ですが、摘む時期が10日違います。この10日の差は歴然で摘むタイミングによって、水色も、喉越しも、味と香りも違いますので、それぞれの茶葉を活かす茶器の選び方や、淹れ方があります。
毎回のお稽古の中には、新しい学びと、繰り返しの学び、繰り返されることで、自然と身体や心の中に浸透し、いつの間にか自分の一部になっています。また、繰り返しの中から、新しい気づきがあり、はっ とする瞬間にストンと身体や心に落とし込まれます。3ヶ月毎のお稽古ですが、季節が変わり、新しい気持ちで向き合えるお茶の時間。ぜひ、みなさんに中国茶の魅力に触れていただきたいです。みなさまのご参加をお待ち致しております<y>

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