event
ARTS&SCIENCEのAWフェア開催中(終了致しました)
2021.11.13
event news
ここ3日前あたりから急に北陸の冬らしい日がやってきました。
ズーマショップでは、日頃から皆さまにご好評頂いております、ARTS&SCIENCEの秋冬フェアを開催しております。
今日より少しづつラインナップをご紹介してまいります。
◯日時:11月12日(金)ー 11月22日(月)※定休日:火・水曜
◯場所:ズーマショップ2階(犀川沿いのお店)
◯問い合わせ:TEL:076-244-2892 / info@factory-zoomer.com
ヴィンテージ資料にあった、敷き詰めた様な葉っぱ柄をアレンジして描いた「FOREST FLOWER」柄。古代裂(古い時代の染織品の端布のこと)の、着物の天然染めの色相を参考にムラ染めを用いた、高密度平織物です。この生地をベースにして、FOREST FLOWER柄を抜染してつくられています。
A&Sでは毎シーズンシルクを使った様々な規格をアレンジしております。シルク素材は、一年中愛用していただきたい素材です。冬は中に、また外にウールやカシミア素材を重ねて層をつくっていただくことで、空気を閉じ込め、熱を逃さずとても暖かいです。
こちらのdressの生地は、絹紡(シルクスパン)糸を使って、世界に誇る繊維の一大産地「尾州」にて製織した、シルク100%の綿ライクな平織シャツ地というものになります。シルクスパンの原料は、シルク繊維を短くカットした「短繊維」。その繊維を絡み合わせ、綿状にして糸にします。つまり、ウールやコットンの糸を作るのと同じように、「紡績」の工程を経て作られるシルク糸です。
シルクスパンは短い繊維を紡いだ糸なので、繊維間に空気をたっぷり含んでいます。そのため、長繊維を撚った生糸にはないふんわり感をもった糸になります。また、シルクの光沢は、繊維を構成する「フィブロイン」というたんぱく質の特性によるものです。繊維を短くして糸にするシルクスパンは、ツヤ感もふんわりしており、やさしい光沢になります。お家で手洗いできるのも嬉しいです。
Ftont Open Tuck Braid Tunic Dress は、前開きの少し短めのドレスですので、ボタンを留めてワンピースとして、また、ボタンを開けて羽織りとしてお使いいただけます。このチクチクとしたタックがたまらなく可愛いドレスです。
こちらの素材のパンツは、縦、横ともにストレッチ性のある2wayストレッチ織物で、独特の光沢感、コンパクト感があり、薄くしなやかで柔らかいのが特徴です。ユニセックスラインになりますので、シルエットがメンズライクなパンツです。ウエストは、ゴム紐、フロントはジップアップ付きです。
色にこだわって、わざわざオーバーダイ(元の色の上に染める後染め加工)したトップ糸を2タイプ使い、古くからある畳織組織で織られています。畳の様にタテ糸をヨコ糸で押さえ、ヨコ糸の形状を損なわない様にしています。仕上げはリファイン加工(生地にテンションをかけずにタテヨコ方向同時に洗い込んで圧縮させる加工)を施して、自然な膨らみ感ある素朴な風合いを作り出しています。カーペットウールの名の通り、カーペットの様な素材感で、どことなく懐かしさもあり、とても雰囲気のあるコートです。大きめのボタンがアクセントになっています。
ブログやインラタグラムなどでご紹介したお品物は、詳細説明をさせていただきまして通信販売もいたしておりますので、こちらまでお問い合わせくださいinfo@factory-zoomer.com TEL:076-244-2892(/shop定休日:火・水)<y>
月乃音 中国茶稽古
2021.09.12
shop blog
8月は季節毎に開催される、月乃音中国茶稽古が行われました。
8月のお稽古のテーマは中国・福建省北部の福鼎(ふくてい)「白茶」。
中国茶は発酵の度合いなどによって6種類(緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶)に分類されますが、その中で白茶は、10%発酵度の微発酵茶です。
製茶加工がシンプルでもっとも歴史が古く長いお茶とも考えられています。
白茶の製茶加工は、「不炒不揉」酵素の働きを自然に委ねて仕上げていきます。萎凋(いちょう)と乾燥の2工程のシンプルな製法です。最後まで形成もしないので、茶葉の姿がそのままで、それゆえに味もゆっくりと湯に溶け出します。
白茶に多く含まれるポリフェノールは天然の抗酸化剤といわれ、免疫力を高め、心血管を保護します。また白茶の中には人体が必要とする活性酵素があり、脂肪の分解や代謝を促進します。そして、多様のアミノ酸により解毒効果も高いといわれております。もともと白茶は解熱作用を持つお茶として民間療法で飲まれてきた歴史があり、暑い8月のお稽古に、涼やかな夏の味「白茶」の学びを深めました。
次回のお稽古は、10月を予定しております。
10月16日(土)13時の部、16時の部
10月17日(日)11時の部、14時の部
参加費:6,000円(税込)
○お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
または、info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ定休日:火・水
今日は月乃音より茶梅と茶葉の詰め合わせが届きましたのでお知らせ致します。
「百年好茶・茶梅小箱」
台灣の梅の産地嘉義縣梅山より茶梅が届きました
茶梅とは茶葉の香と蜜が絡んだ甘い甘い梅
台灣の喫茶シーンでは人気の定番果実です
茶梅に合う茶葉と組みあわせた秋の茶箱セット
身体の力みが緩む明るく軽い新鮮な緑茶と
上品な生姜花の香りを吸った可憐な紅茶を
梅と合わせてお召し上がり頂きたい
疲労回復
万事良好
内容/
茶梅と茶葉の詰め合わせ
茶梅2種
茶葉2種+花
詳細/
茶梅~台灣嘉義縣梅山郷産
烏龍茶梅 100g 8~10粒
緑茶 100g 8~10粒
茶葉2種+花
舒城小蘭花緑茶 20g
生姜花香祁門紅茶20g
橙花と陳皮 5g
ひとつひとつ吟味された茶梅小箱。リボンをほどき、小箱の中に詰められた茶梅や茶葉を、ひとつひとつ取り出す時間は、まるで魔法にかかった様な時間です。ショップ店頭で販売しております<y>
安藤明子展 donguriさんの「旅するテ」ワークショップ開催のお知らせ
2021.08.30
event news
factory zoomer /gallery では、9月17日より安藤明子さんの展覧会を開催致します。今回のテーマは「coordinate」
会期中の10月7日(木) に百草サロンの愛用者でもあります、donguri きよみさんの「旅するテ」 ワークショップを開催いたします。
明子さんの考えられておられる百種サロンのコンセプトと、きよみさんのテのワークショップにはそれぞれ「自分を受け入れていく」という共通点があります。年齢、性別も関係なく、他人の目も気にしないで自分らしく。
そんな気持ちを後押ししてくれるワークショップとなると思います。
ワークショップは、5〜6名ごとのグループで、まずは自分の手の見方を教えていただきその後、皆さんで一緒にきよみさんにテを見ていただきます。
※安藤明子展もご覧いただけます
「旅するテ ワークショップ」
10月7日(木)
時 間/①11:00〜13:00 (満席) ②15:00〜17:00 (満席)
※いずれの時間帯も満席となりました。ありがとうございます。
定 員/各5〜6名
持ち物/筆記用具
参加費/¥6,600(税込)
※お飲み物とお菓子を準備しております
場 所/factory zoomer /gallery
※当日は貸切営業となります
◯店内の換気や、手指消毒、お客様ごとの距離など感染対策に十分に留意しながら開催いたします。
今回の展覧会テーマである「coordinate」に合わせ、人と人とのコーディネートという視点からもピッタリなワークショップ。ぜひご参加ください!
8月の中国茶稽古のお知らせ
2021.07.17
shop blog
先日は、/shop2階で6月の月乃音中国茶稽古が行われました。
今回のお稽古のテーマは5月のお稽古に引き続き中国・福建省北部の武夷山。
武夷山は、烏龍茶の名産地ですが、6月のお稽古では、武夷山を流れる九曲渓の先には「星村鎮桐木関」という世界の紅茶発祥の村があり、その星村で伝統的な製法で作られている桐木伝統正山小種(ラプサンスーチョン)と、今を感じる果実香紅茶の2種をいただきました。
先ほども記載いたしましたが、星村鎮桐木関という関所が紅茶の発祥の地と言われ、500年以上も前にラプサンスーチョンが生まれました。そして今もなお、紅茶の製法を受け継ぎラプサンスーチョンの歴史を静かに守っています。その甲斐あって、今再び国内外で注目を集めるようになったこの20年だそうです。
松を燃やしその燻された煙で茶葉に香りをつける、伝統を守って作られた桐木伝統正山小種と、汚染のない自然保護区の竹林の中に茶樹が点在し、その竹葉の露が茶樹を潤して作られた、新工芸桐木紅茶の飲み比べは、500年以上もの伝統の重みと、いま、求められている有機的で淡やかさを体験することができ、とても不思議な感覚が五感を通して身体の中を巡っていきました。
中国茶を通して、自分の知らない世界を、また今まで味わったことのない感覚を体験することができます。次のお稽古は8月にございます。ちょっと気になられた方、その直感を体験されてみませんか。ご参加をお待ちしております。
8月7日(土)13時の部(満席) 、16時の部(残2席)
8月8日(日)11時の部(残1席)、14時の部(残1席)
参加費:6,000円
○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
または、info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ定休日:火・水
6月の月乃音中国茶稽古のお知らせ
2021.06.18
shop blog
来週末は犀川沿いの/shopにて、6月の月乃音中国茶稽古になります。
お稽古の内容をご案内致します。
福建省の武夷山は烏龍茶の名産地
山を流れる九曲渓の先には「星村桐木関」
という世界の紅茶発祥の村に辿り着く
西洋人を虜にしたウッディーな松の煙香がアダルトな紅茶
本格的な伝統製法で作られた正山小種の製法に、迫ります
みなさまのご参加をお待ちしております
月乃音
1席空きがございますので、お知らせいたします。ご参加は初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。
※生徒さま同士のスペースを十分に保ち、換気をしながらお稽古をさせていただきます。マスクの着用、手指消毒にご協力ください。みなさまご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
6月26日(土)13時の部(残1席) 、16時の部(満席)
6月27日(日)11時の部(満席)、14時の部(満席)
参加費:6,000円
○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
または、info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ定休日:火・水
キム・ホノさんの器で中国茶
2021.05.23
gallery blog
広坂の/gallery、犀川沿いの/shopで開催中のkim honoさんの展覧会も、残すところあと1週間となりました。先週末は、/shopの2階で、ズーマでは定期的に行われている月乃音中国茶稽古が、今回はキム・ホノさんの器を使って、開催されました。今日はその様子と、今展で扱いのあるshopの作品を少しご紹介したいと思います。
今回のお稽古は「岩茶」。岩茶の産地は武夷山と言う、中国・福建省北部に、沢山の峰や岩がにょきにょき連なる山々があり、その岩間をぬうように美しい九曲渓が流れているところです。1999年に世界自然文化遺産に認定されました。そして武夷山の岩山とは、その昔に海底から隆起して出来た岩山で、奇峰奇岩に深く根を張り、太古の岩のミネラル(微量元素)と水、霧、風、太陽の光と様々な動植物と共生し成育する茶樹の葉でつくるウーロン茶、それが岩茶です。
一口に武夷岩茶と言っても、武夷山で採られている「正岩茶」と、武夷山を流れる九曲渓の下流の武夷山の裾野で採られている「半岩茶」、武夷岩茶の血筋を引いている「洲岩茶」といった3つの区分に分かれています。 半岩茶や、洲岩茶は、正岩茶より味や質が格段に落ちるものですが、武夷岩茶として販売されているのが実状です。なぜなら、正岩茶は、年に一度、一週間のみ作られるとても貴重な茶葉なので、とても少量で、世の中にたくさん出回らないからです。今回はその貴重な正岩茶の中から、老叢水仙と、白鶏冠の2種のお茶をいただきました。
キムさんの器と正岩茶の生命力や、力強さは、相乗効果で、キムさんのごつんとした作品と岩茶の高いエネルギーの余韻を長引かせてくれました。
今まで、器とは、盛る物、食べ物を引き立てる役割をするモノ、中に何かが入って成立する余白のあるものだと思っていましたが、その概念は覆えされました。どちらかが引き立て合うという感覚ではなく、プラスとプラスの相乗効果で、岩茶と、キム・ホノのエネルギーをいただく、という感覚です。今までは、その器でいただく、ことはあっても、「その器をいただく」=エネルギーを体の中に入れる感覚は初めて味わうもので、今もあの時の余韻が体を駆け巡っているようです。
使いやすい器は、毎日の生活の中に、なくてはならない存在で、いつも手にとってしまう使いやすい器というのは必需品です。
だた、キムさんの器は、使いやすい器、という概念からは少し離れてしまうかもしれませんが、生活において、なくてはならない存在で、モノのもつエネルギーを存分に楽しんでいただける作品です。
今回、キムさんのごつんとした作品にどんな中国茶をいただけるのか、どんな世界になるのかとても楽しみでした。茶人である渡邊乃月先生のしつらえ、キムホノの器で中国茶を味わう、正岩茶の高いエネルギーを知っているからこそ、のしつらえと、存分に双方を堪能できたことが大きな喜びです。
6月も中国茶稽古の開催を予定しており、武夷山で採れた紅茶の学びを深めます。ぜひ中国茶のお稽古にご参加されませんか。
現在、factory zoomer /online shop では、キムホノ展のオンライン展覧会を開催中です。このような状況下でご来店が難しいお客様にもお楽しみいただけたら嬉しいです。ブログやインスタグラム掲載の作品についても、気になる作品がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください<y>
info@factory-zoomer.com
57th exhibition
kim hono
2021.04.29.-05.30
12:00 → 18:00
5月の中国茶稽古のお知らせ
2021.05.11
中国茶稽古
いよいよ今週末は2021年中国茶稽古の始まりです。
2017年4月に月乃音 中国茶稽古が開講されて早いもので5年目を迎えます。
初回からご参加いただいている方、途中からのご参加の方、始まりも、進度(深度)もそれぞれですが、中国茶と出会って、お稽古の回を重ねて中国茶の魅力に惹かれ、様々なアプローチからのお稽古内容にみなさんがいろんな気づきと学びをされていらっしゃるのが伝わってきます。今年は私もお稽古に参加してみなさんと一緒に学びを深めたいと思っております。それでは、今季のお稽古内容のご案内をさせていただきます。
月乃音茶稽古2021
茶産地ではいま正に茶摘みに追い込みの季節
新茶到来が茶市場を賑わしています
2021今季の中國茶稽古は「福建省茶旅」
福建省は白茶や茉莉花茶そして烏龍茶など多種多様な茶の名産地
前半の5月6月は武夷山に特化し山を西へ東へ茶旅のように学びます
野生の花茶や武夷岩茶の世界
骨まで潤す武夷山のエネルギー
みなさまのご参加をお待ちしております
月乃音
渡邊乃月
1席キャンセルが出ましたのでお知らせいたします。ご参加は初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。
※生徒さま同士のスペースを十分に保ち、換気をしながらお稽古をさせていただきます。マスクの着用、手指消毒にご協力ください。みなさまご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
5月15日(土)13時の部(満席) 、16時の部(満席)
5月16日(日)11時の部(残1席)、14時の部(満席)
参加費:6,000円
○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )
doi展 chanowa 茶会「花花緑緑 huāhuālǜlǜ」のお知らせ
2021.04.18
event news
factory zoomer /gallery では、6月5日(土)よりdoi展がスタート致します。
/gallery制服のカシュクール、/shop制服のエプロンをオリジナルで制作してくださっている、熊本の < doi > 川上直子さん。
factory zoomer の他にも、様々なギャラリーやショップなどのワークウェアを手がけていらっしゃいます。
そのdoiの展覧会に寄せて、6月4日(金) chanowa 出野尚子さんがお茶会を催して下さいます。
以下、出野さんより
DOIの展示に寄せ factory zoomer にて茶会を開きます。
水の月、茶葉が開き舞うさまを眺め、沁みいる時間をご用意いたします。
chanowa 出野尚子
茶会 花花緑緑 huāhuālǜlǜ
6月4日(金)
時 間/①11:00〜12:30(満席) ②15:30〜17:00(満席)
定 員/各7名
参加費/¥5,500(税込)
場 所/factory zoomer /gallery
お申込み、お問い合わせは、info@factory-zoomer.com または、factory zoomer /gallery (076-255-6826)までお気軽にご連絡下さい。
井山三希子展茶会「茶と茶」(終了致しました)
2021.03.1
event
広坂の/galleryでの次回の展示は、陶芸家 井山三希子さんの展覧会になります。
展覧会に先駆け、茶人 渡邊乃月さんをお招きして、井山三希子さんの器を使ったお茶会を開催致します。
井山三希子展茶会 「茶と茶」
井山さんの器、白と黒の対比を存分に堪能していただけるお茶会になることと思います。
日 時 :2021年3月21日(日) ① 11:00〜13:00(満席) ② 15:00〜17:00(満席)
定 員 :各回12名
会 費 :8,000円(税込)
場 所 :ズーマギャラリー/石川県金沢市広坂1-2-20 (21世紀美術館近くのお店)
お問い合わせ :ショップまたは、info@factory-zoomer.comまでお問い合わせください。
担当:柳田 tel 076-255-6826 (11:00〜18:00火・水・木曜 定休)
※駐車場はございませんので、近隣パーキングまたは公共交通機関をご利用下さい。
※お茶会開催日は、/galleryが貸切になります。展覧会は、24(水)から開催となります。
12月の中国茶稽古
2020.12.12
中国茶稽古
いよいよ来週末が12月の中国茶稽古になります。
今日は、中国茶稽古の魅力のひとつでもある「しつらえ」にフォーカスして少しご紹介したいと思います。
季節毎のお稽古では、季節に合わせたお茶を先生がご用意してくださいます。そして、そのお茶に合わせて、器を選ばれ、しつらえていらっしゃいます。器選びとは、まずは、茶葉の種類によって、器の素材や形を変えます。
例えば、初摘みの新茶はガラスで飲むのが醍醐味です。茶人が湯の入った茶壺に新茶をさらさらと入れ、ゆらゆらと茶葉が落ちていく様を眺めるその時間はとても癒やされます。茶杯に注がれた淡い水色(すいしょく)と、鼻腔を抜ける香りで一気に身体も心も解き放たれるようです。
また、紅茶は磁器をおすすめ致します。磁器は、器に香りが移らずしっかりと香りを感じることができます。磁器や、半磁器、陶器(土もの)と、陶器と言えど手に伝わる温度、唇に触れる感触、鼻に抜ける香り、それぞれ違います。とても微細なことかもしれませんが、その微細さに気付いた時の感動はとても身体が喜んでいるのを感じます。
また、中国茶は6色に分けられており、その時のテーマ色によってのしつらえもとても楽しく、毎回のお稽古で先生がご準備くださる器に、わくわくとそしてため息が出ます。
そして、factory zoomerと言えばガラス。そうです。factory zoomerでのお稽古では、ズーマのガラス器でお稽古できることも醍醐味のひとつです。
中国茶稽古では、中国茶を通して、器の選び方、使い方、しつらえも学びのひとつとなります。器好きの方にはたまらい時間になりそうです。それでは12月のお稽古の内容をお知らせ致します。
冬季の茶学
秋から冬にかけ引き続き台灣茶のお稽古
12月は、初めて歩いた「高雄」の野生生態地区茶の紹介
海抜の高低に影響を受ける表情の違いや
樹齢によってその気質が変幻する自由な味わいなど
乾いた身体を潤すとっておきの原種茶に加え
高雄産の熟成梅もご用意しております
一般的には得難い経験
ミネラル豊富なお茶と向かい合う学びの時間
みなさまのご参加をお待ちしています
月乃音
渡邊乃月
少しお席に余裕がございますので、お知らせいたします。
ぜひ一歩足を踏み出してみませんか。初めての方も大歓迎です。ご予約をお待ちしております。
12月19日(土)13時の部(満席) 、16時の部(残2席)
12月20日(日)11時の部(残1席)、14時の部(満席)
参加費:6,000円
○ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892または、
info@factory-zoomer.com までご連絡ください。
※ショップ営業日:金・土・日・月(11:00~18:00 )