factoryzoomer

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魅惑のSANKAKU

2022.07.27 gallery blog

みんな大好きなsankakuの展覧会が、/galleryにやってきました!

全てが1点もののsankakuの作品たち、この日を楽しみにお待ちくださっていた、たくさんのお客様がお越しくださり、更には、sankakuの皆さんの在廊日でもあり、それはそれは賑やかな初日となりました。
店内の人数を調整させていただいており、ご入店をお待ちいただくこともありましたが、みなさま、快くご協力くださり、ありがとうございました。

/galleryでは、2年前に初めてご紹介させていただいたsankaku。
その時の出会いがきっかけで、ファンになってくださったという嬉しいお声を、今回、たくさん頂きました。
そう、sankakuはクセになるのです。
なんだか気になって、ちょっと着てみようかな?なんて袖を通してみる。
すると、その着心地の良さを実感して、他の形や模様も試してみてくなって、次から次へ試してみているうちに、もう、気持ちはすっかりsankakuのもの。さっきまで自分が着ていた無地の服が地味に感じ始める。。。
なんて、お客様も多いのではないでしょうか?

sankakuの作品の魅力の一つとして、着心地の良さ、シルエットの美しさが挙げられるかと思います。
シンプルな形のワンピースも、実際に袖を通して着てみると、ハンガーにかけてあった時にはなかった、美しいドレープと空気をふくむ涼やかなシルエットが生まれます。これは、実際に着てみないと見えてこない世界です。

今週末には、沖縄に戻られてから制作してくださった、嬉しい追加作品も届く予定です!
sankakuは試してみないと始まらない!
ぜひ、色々とお試しいただきながら、sankakuの魅力を存分にお楽しみください。

皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
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69th exhibition
sankaku

2022.07.07 – 08.07
12:00 – 18:00
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オカベマサノリ展 本日よりスタートしました。

2022.06.24 gallery blog

入梅したかと思ったら、なんだかとっても良いお天気が続いている金沢です。
本日より、21世紀美術館横の/galleryでは、1000年以上昔に作られた古代ビーズと手編みのシンプルな紐を組み合わせたアクセサリーを作られる、オカベマサノリさんの展覧会がスタートいたしました。

古代の人々が装飾品として、また、お守りとして使ってきたであろう、石やガラスなどを使ったビーズたち。
オカベさんの作られるアクセサリーは、重ね付けなどもしやすいシンプルなデザインが中心です。

今回は、これまでとは違い、ぎゅっと短い期間に集中してご紹介させていただきます。6月24日(金)〜7月3日(日)までの会期中、全日程でオカベさんが在廊してくださいます(27日(月)は定休日)。オカベさん在廊中はご相談しながらお仕立てしていただくことが可能なのですが、これがまた楽しい時間なのです!お客様のご来店状況によっては、お待ちいただくこともございますので、ぜひ、お時間に余裕を持ってお越しいただければと思います。

皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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68th exhibition
okabe masanori
2022.06.24 – 07.03
12:00 – 18:00
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reclaimed blue

2022.06.17 gallery blog

現在、/galleryで開催中の reclaimed blue 展、たくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございます。梅雨入りの合間の日差しに、ブルーのガラス作品がよく似合います。

「standard」や「color」「rainbowder」「glass ⇄ plastic」など、辻和美+factory zoomerには、いくつか柱となるテーマがあります。
その中のテーマのひとつ、「reclaimed blue」は10年前に「reclaimed blue project/再生する青 」から端を発し、これまで色々なギャラリーでもご紹介いただきてきた作品です。
このプロジェクトを始めたきっかけについて、2017年のDMの中で辻は、「他人の家の食器棚の心配をするお節介体質からくるもの」と話しています。これは、たくさんのご家庭の食器棚に並んだ器の中に、あまり使わなくなて、でも、捨てるのに困っているようなそんな“めんちょこ”があるのではないかと思ったのだそうです。

自然に還らない素材のガラス。割れてしまったらそれはもう“ゴミ”になってしまいます。
それらをもう一度集めて、選別して、溶かし直すことで、新しい作品を作る。
それも普段着の器ではなく、ちょっと特別な。
「ゴミから価値のあるものを作ってみたかった」
そう辻から聞いた時に、あぁ、factory zoomerは【アップサイクル】を10年前から実践してきたんだ。ということに気づき、前述の辻の“お節介体質”で「ほら、使わなくなったこのグラスより、こっちグラスの方が今の気分じゃない?」と少し先を歩いている辻に、声をかけられているような、そんな気持ちになりました。


制作できる期間が限られている、reclaimed blue の作品。
最終日の、6月19日まで少しずつ作品を追加し続けながら、開催しています。
美しい特別な青い色を、ぜひ、この機会にご覧ください。
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67th exhibition
factory zoomer -reclaimed blue-

2022.06.3 – 06.19
12:00 – 18:00
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factory zoomer reclaimed blue展スタートいたしました

2022.06.4 gallery blog

清々しい初夏の日差しの中、広坂の/galleryでは“ reclaimed blue ”展がスタートいたしました。
初日〜翌日6月4日15時までは、事前にご予約していただいたお客様のみのご案内とさせていただきました。

factory zoomer では実に5年ぶりの展覧会となる“reclaimed blue”展。
新作のグラスセットや、この5年の間で新たに生まれたデザインもブルーのガラスで制作されるなど、今のfactory zoomer を楽しんでいただくことのできる展覧会となっております。

ぜひ、店頭でゆっくりお選びいただければと思います。
皆様のご来店をお待ちしております。
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67th exhibition
factory zoomer -reclaimed blue-
2022.06.03 – 06.19
12:00 – 18:00
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receive feeling

2022.05.28 gallery blog

/galleryで開催中の矢野義憲展も、明日5月29日までの開催となりました。
ギャラリーの中央に積み上げられた箱作品につられるように、たくさんのお客様がお立ち寄りくださいます。
SNSでご紹介しているものをご覧になり、実際にご来店くださったお客様からは「本物を見ることができて良かった」とのお声をよくいただいております。
ご覧いただいた方にはお分かりいただけると思いますが、矢野さんの作品には、写真からでは伝えきれない存在感があるのです。

初めて矢野さんの作品を拝見させていただいた時、荒削りのように見えて、細部まで繊細に施された手仕事に、作品一つ一つと真剣に向き合って制作されている矢野さんを思い浮かべました。この、切り株から切り出した木のかたまりと、ある意味対話を重ねながら制作される。この時間があるからこそ生まれる存在感なのではないでしょうか。


今回の展示で、通りに面したウィンドウで気持ち良さそうに揺れているモビール。
このモビールの葉には濃い色と明るい色の2種類の葉が使われています。
どちらも同じく<楠>なのですが、濃い色のものは<神代楠>です。
神代木とは、数百年〜千年ほどの期間、土の中に埋まっていたとても珍しい、貴重な木材です。
矢野さんは、この長い年月“土の中”=“人の足の下”にあったものを、もう一度植物の形に生まれ変わらせて、今度は、頭上でゆらゆらと木陰を作るような作品である、モビールの素材に選ばれたのだそう。
同じ木材で、月日の経過を感じられるそんな作品を、日々眺めることのできるモビールという作品に使われる矢野さんは、ご自身の作品の置かれた、その周りの風景をも意識しながら、作品を作られているのだと感じました。



矢野義憲展は、明日5/29までの開催です。
お買い上げ済みの作品も、展示用にお貸しいただいておりますので、ぜひ、実際にご覧いただき、矢野さんの作品のある風景を感じていただければと思います。

ご来店、心よりお待ちしております。
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66th exhibition
yano yoshinori
2022.04.29 – 05.29
12:00 – 18:00
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as you like

2022.05.19 gallery blog

現在、21世紀美術館近くの/galleryでは、木工作家の矢野義憲さんの展覧会を開催しています。

矢野さんの代表的な作品のひとつである「箱」の作品。
今回の展覧会でも、たくさんの方が選ばれました。
それらは、ひとつひとつ違っていて、
真っ直ぐでなく、触れるとカタカタと揺れるもの。
横から見ても上から見ても四辺の長さがそれぞれ違うもの。
8つある角のうち、1つの角だけ面取りするように削られたもの。など、
とても個性豊かな作品たちです。


店頭で実際に箱をご覧になったお客様から、「何に使うんですか?」とよく尋ねられます。
矢野さんの作品は、いずれも食器としても使うことができる仕上げをしていらっしゃるので、用途は広く、使い手次第でどんなふうにも使うことができる、とても自由なものです。
多くの人は、自由度が高いとかえって迷ってしまうものですが、お買い上げいただくことができたお客様は、ぜひ、矢野さんの箱の深い懐に飛び込んでみていただきたい。と思います。
時には書類の整理のための箱として、またある時にはちらし寿司などを盛り付けて、また別の日にはおにぎりやサンドウィッチを詰めて風呂敷で包んでピクニックに出かけたり。お気に入りの小物を飾る飾り台として。。など、
【入れる】だけではなく、ひっくり返して底面を上にして【のせる】。1つで何役もこなしてくれます。


矢野さんの作品は、どれも、あえて、決まった用途を持たせず、作品を手にした私たちに、作品を楽しむための余白を残していらっしゃるように感じます。
「もしも私だったら」
と、いつか作品を手にした時に、たくさん楽しめるように、空想を膨らませておこうと思います。
ぜひ、皆様もご一緒にいかがですか?

矢野義憲展は5月29日までの開催です。
お買い上げ済みの作品も、展示用にお貸しいただいておりますので、ぜひ、実際にご覧いただければと思います。

ご来店、心よりお待ちしております。
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66th exhibition
yano yoshinori
2022.04.29 – 05.29
12:00 – 18:00
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本日より矢野義憲展です

2022.04.29 gallery blog

清々しい春の日差しが心地よい日が増えてきました。
本日から、広坂の/galleryでは木工作家の矢野義憲さんの展覧会がスタートします。

factory zoomer では初めてのご紹介となる矢野義憲さん。
全ての作品は、ひとつの木の塊から掘り出されているもの。
時に巧妙で、時に荒々しくみえる作品は、実際に手に取ると滑らかで柔らかな手触りで、木の持つ優しさを感じられます。

ぜひ、実際にお手にとってその優しさを感じていただけたらと思います。
初日の今日は、矢野さんも在廊してくださる予定です。
ご来店お待ちしております。


66th exhibition
yano yoshinori
2022.04.29 – 05.29
12:00 – 18:00
close monday
※初日の4/29(金) 終日、30(土) 15時までのお時間は、事前にご予約いただいたお客様のみのご入店とさせていただきます。
※作品は、お一人ごとに購入点数を1点とさせていただきますが、ご予約のお客様で完売する可能性がございます。ご了承ください。

使い心地の良さの理由

2022.04.10 gallery blog

中本純也さんの展覧会がスタートしてから2週間が経ちました。
前回の展覧会以降、ショップでも少しずつご紹介させて頂いていた中本さんの作品ですが、その使い心地の良さを知ってくださったお客様を中心に、日々、たくさんの方にご来店いただいております。

ディスプレイの日、メンテナンスを終えたばかりで真っ白な空間の/galleryに作り上げた大きな食器棚。
作品を数点置いただけで、もう、そこは淡色の美しい世界になりました。
同じ釉薬、同じ土を使って作られている中本さんの器ですが、このグラデーションは、多くの方がご存知のように、薪窯で焼成されている作品ならではのものです。

中本さんの器の魅力はその見た目の美しさももちろんですが、なんといっても使いやすさにあります。
“使いやすさ”と一言でいっても、それは、10人の方がいたら10通りあるものの。でも、きっと、中本さんの器はほとんどの方の思う使いやすさに応えてくれる。そんな頼もしさがあります。

我が家の食器棚にある中本さんの器は、ほとんどが食器棚にしまってもまたすぐに使う。という繰り返しで、休む間がないほどいつも食卓に並んでいます。
“つい、手にとってしまう” のはどうしてなのか、、もちろん、外見のシンプルさも関係している事だとは思いますが、とても、使い心地が良く安心感があるのです。
器を棚から出して、使って、洗って、また仕舞う。
その一連の流れのそれぞれの場面で、ストレスなく器を使える。そんな事をイメージしながら制作されているのだと感じました。
心地よく器を使うひとつとして、口当たりや、手に取った時の重みなども意識されています。
それは、器によって口元の厚みや重心のバランスなどを考え、時には土の中の水分量を少し変化させて質感を調整されているのだそうです。
こういった、中本さんの使い手への思いやりを、私たちは無意識のうちに受け取っていたのだということに気づきました。
同じアイテムでも、前に出会った時とちょっと違う。きっと、使いやすく改良を加えながら作られているからこそ、つい、今日も手にとってしまうのでしょう。

一度使ったら、きっと、もっと使いたくなる。
そんな中本さんの器を選びに、ぜひ、お越しください。

ご来店、心よりお待ちしております。
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65th exhibition
nakamoto junya
2022.03.25 – 04.24
12:00 – 18:00
close monday

◇会期中、犀川沿いの/shopでは中本さんの白い器にちなんで、中国茶の白茶と白い桃包子(黒胡麻餡)を、中本さんの器を使ってお召し上がりいただける、スペシャルメニューをご用意しております。こちらもぜひお召し上がりください。
◇インスタグラムなどの掲載の作品で、気になる作品がございましたらお気軽にお問い合わせください。ご説明ののち、通信販売にも対応させていただいております。お問い合わせ:info@factory-zoomer.com または 076-255-6826



本日より中本純也展です

2022.03.25 gallery blog

ギャラリーの前の大通りには、今年も桜の時期に飾られるぼんぼりが登場しました。桜の蕾も少し色づいてきたようです。
冬が長い北陸の春はやはり特別なもののように感じます。

そんなワクワクのたくさん詰まったこの季節にご紹介するのが、中本純也さんの、おおらかな白磁の作品です。
薪窯で焼成される器たちは、実用的でとても使い勝手が良く、食卓のスタメンになること間違いありません。

ぜひ、店頭で1つ1つお手にとって、器の温かみを感じていただけたら嬉しいです。ご来店、お待ちしております。


単色の中から見えてくるもの

2022.02.12 gallery blog

福岡のライトイヤーズ展でご紹介している、ベンガルのキルト。
黒染めのキルトが届きました。

こちらは、元々は今回ご紹介しているような色の糸を使い刺繍で模様をつけられたものを、日本に入荷してからライトイヤーズさんが信頼を置ける職人さんにお願いして黒く染めたものです。

この黒染めのキルトたち、積み重ねてみてみると、キルト1枚1枚それぞれ、色味が違うのがよくわかります。中には、光の加減でネイビーのような青みのあるカラーに見えるものも。元々の生地の状態や色などが影響するのかもしれません。

カラフルなキルトを濃色に染めることで、色彩があったときには見えてこなかった、一つ一つの針目の大きさや、糸のテンション、ランニングステッチ同士の間に生まれる隆起した余白の部分が、ぐっと際立って見えてきます。
彩色のキルトは、つい、使っている色を目で追いたくなりますが、黒染めのキルトはその逆で、ステッチのない部分を目で追いたくなります。面白いもので、糸の色が単一になった後も、色彩を持っていた時と同じ模様を私たちに見せてくれるのです。

色落ちのしにくい染料を使用されているので、ラグとしてお使いいただく場合にも色移りを気にせずお使いいただくことができます。
また、長く使っていただくうちに徐々に褪色していく変化もお楽しみいただけたら嬉しいです。

ご来店、心よりお待ち申し上げております。
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64th exhibition
light years
2022.01.14 – 02.20
12:00 – 18:00
close monday

◇ベンガルのキルトは/online shop でもご紹介中です。こちらもぜひご覧ください。
※掲載以外でブログなどでご紹介したキルトの通信販売も承っております。
お気軽に info@factory-zoomer.com まで、お客様のご連絡先を明記の上、お問い合わせください。
◇会期は2月20日(日)となりますが、現在、火曜~木曜はアポイントメント制の営業とさせていただいております。詳しくは、「一部アポイントメント営業のお知らせ」をご覧ください。
*犀川沿いの/shoは通常営業となります

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