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本日よりオカベマサノリ展です

2020.08.21 /life

立秋も過ぎ朝夕は秋の気配を感じられるようになってきました。
本日から、広坂の/galleryでは、古代ビーズを使ってアクセサリーを制作されているオカベマサノリさんの展覧会がスタートします。

手編みの紐をおよそ1000年以上以昔に作られたビーズを使って作られたシンプルなアクセサリーは、シンプルで、日々、お守りのように身に着ける事ができて、2018年に開催して頂いた時もたくさんのお客さまに楽しんで頂きました。

今回も、会期中オカベさんの在廊中は、ご相談しながらオリジナルをお仕立てして頂く事ができます。
珍しい、モザイクビーズや銀化したガラスの小ビンなども展示販売いたします。
是非、この機会にご来店下さい。

◯オカベさん在廊日
・8/21(金)〜25(火)、9/10(木)〜13(日)

SANKAKUの服とインドの生地

2020.08.13 gallery blog

梅雨明けと同時に猛烈な暑さが続いている金沢です。
広坂の/galleryで開催中のSANKAKU展も残すところ3日となりました。

店内の長いラックにギュウギュウと展示されていたSANKAKUのワンピースやブラウスたちも、たくさんの方に選んで頂き、賑やかにクローゼットを彩り、この夏手放せない1枚となって活躍している事でしょう。

SANKAKUの作品に多く使われているインド綿のブロックプリント。
楽しくて明るく、賑やかなSANKAKUの作品には欠かせない生地では無いでしょうか。
ブロックプリントは、花や動物、植物など様々な模様は、手彫りで作られた木版(ブロック)を使い、スタンプのように手作業で染めていきます。色ごとに木版が異なるので、多く色を使っているものや細かく複雑な模様は、それだけ時間をかけて作られているという事になります。
生地をよく見て見ると、少しずれていたり、版の境目が見えたり、手作業で作られているという事がとても良く分かり、温かみを感じます。
機械的ではない、人の手の跡がのこるものだからこそ、ひとつひとつデザインを考えながら作られているSANKAKUの作品ととてもマッチするのでしょうね。

沖縄もインドも暑い地域です。
暑さと上手に付き合ってきた場所の方がつくられている、形と素材。
風がスルッと抜けていく形と、柔らかな肌触りが心地良く、風通しの良いインド綿。
SANKAKUのお洋服には、夏を快適に、楽しく過ごせる要素がたっぷりと詰まっています。

見て楽しく、着心地の良さに幸せが広がり、お洗濯してもすぐに乾いてくれるSANKAKUのお洋服!!
この夏はSANKAKUばかり着て過ごすことになりそうです。

/galleyでの展覧会は8月16日(日)までの開催です。
作品は少なくなってきましたが、まだまだ魅力的なお洋服が揃っています。
ぜひ、この機会にお越し下さい。
皆様のご来店を心よりお待ちしております!
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夏が待ち遠しくなる服

2020.07.24 gallery blog

今年の梅雨が長く感じられるのは、夏が待ち遠しいからでしょうか。
普段は苦手な夏を待ち遠しく思うのは、ここにSANKAKUのワンピースがあるから。


広坂の/galleryでご紹介しているSANKAKU展も、2週間が経過しました。
初日からたくさんのお客さまにご来店いただき、ありがとうございます。
SANKAKUをご存知の方も、初めて知って下さった方も、通りがかりに気になって寄って下さった方も、皆様、ラックの端から端へ1着ずつご覧になりながら、全てご覧になる頃には、気付けばすっかりSANKAKUのファンになっていらっしゃる。そんな様子を、私たちスタッフも嬉しく感じています。


SANKAKUは沖縄に住む、新垣ロミさん、大城さゆりさん、山城美佳さんの3人で毎日が楽しくなるような服を制作されています。
使われているのはインドの布や着心地の良い生地。花柄、ペイズリー、チェック、動物の入った模様や、もちろんシンプルな無地もあります。今回、展覧会に合わせて制作してくださった約140点の作品たちは、全て1点1点違っていて、選ぶお客様は「大変だわー」なんて言いながらも、ひとつも見逃したくない!といった様子で、とても楽しそうです。


でも、SANKAKUの作品の魅力を感じていただけるのは、実際に袖を通してからです!
気になる1着を試してみると、丸みのある身体が中に入る事で生まれる柔らかなドレープ、軽い着心地、風の通り抜ける感じなどが実感出来て、次、次、と他の作品の事も気になってくるのです。
そうして、色々とお試しいただいて、自分らしい色や形の1着を選んだり、思いがけず誰かから勧められて着てみたらとても似合った1着を選んだり、1着に絞りきれず2着!という方も多いです。
ワイワイと選ばれるお客様を見ながら、女性って楽しいなぁ。と、しみじみ感じています。


ぜひ、お時間たっぷりとっていらしてください。
普段は着ないような色や柄も、実際に着てみたら、パッと明るくなって、今の気分かもしれませんよ。


SANKAKU展は8月16日までの開催です。
ご来店お待ちしております。
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本日よりSANKAKU展です

2020.07.10 gallery blog

連日の雨模様にどんよりした気分を、スカッと一蹴してくれるような、お洋服たちが沖縄より届きました!
沖縄を拠点に活動されているSANKAKAKUさんの作品。肌触りの良いインド綿を使用したワンピースなど、賑やかな柄同士の組み合わせに、心躍ります。
実際に袖を通して、1着2着と色々お試しいただいて、着心地の良さ、動きやすさなどを実感して頂きたいです。

沖縄ならではの食品に加えて、美味しそうな焼き菓子もとどいていますよ。

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、一度の入店人数を調整させて戴いております。
ご入店をお待ちいただく事もありますが、ご了承下さい。
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ズーマのスタンダード

2020.06.30 /life

1年に1度/galleryで開催する、私たちfactory zoomerの展覧会。
今年は、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、初めてオンラインての展覧会からスタートしました。
6月からは営業規模を縮小して、実際に店頭にてご覧いただいております。→詳しくはこちら


factory zoomerの作品は、宙吹きガラスという方法で制作されています。
これは、ひとつひとつ形や大きさを調整しながら作っていきます。
今回の展覧会のテーマのスタンダード作品は、大きさや形の基準があるもので、1点ものの作品とは違い、大きさやデザインなどをできるだけ均一な形になるように制作していかなければなりません。
5月1日のコラムに詳しくご紹介していますので、是非こちらもご覧下さい。→「factory zoomer のガラス」


現在では約350種類程にもなる、ズーマのスタンダードのラインナップ。
もともとアート作品を制作し発表していた辻は、器は遊びとして習ったばかりのカットの技術を試したりしながら制作するような存在だったのだそうです。例えば、遅くに帰宅したとき麺をちょこっと食べるための器として誕生したのが「めんちょこ(小)」や「めんちょこ(大)」といったアイテム。
その器を友人に譲った時に、とても喜ばれたことで、アート作品の持つ、作家のメッセージを強く押し出し、それを受け手に感じてもらうという表現とはまた違った、作り手と使い手の双方の気持ちの共有を感じられたのだそうです。


好きな器を使うと、気持ちがあがったり、いつもの食事も美味しく感じたりしますよね。
普段の誰かの生活に潤いを与えられているという事、人の手を介して作られたもの、体温の感じられる作品を渡していくという事は、作り手である辻にはとても大切な事なのです。


展覧会は7月5日で終了しますが、これからも、ファクトリーズーマのスタンダード作品は、変化しながら続いてゆきます。
スタッフである私も、楽しみで仕方ありません。
まずは、新しいデザインのむんちょこを使ってみたいな。と思っています。
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無地だから見えてくるもの

2020.04.18 gallery blog

drawer brocante 展では、前回ご紹介したような印象的な絵皿だけではなく、無地の器も多数ご紹介しております。
シンプルであるからこそ、見えてくる様々なもの。
貫入や、小さな欠けから染み込んだシミも、どうしても絵皿よりもよく目につくのですが、
無地のキャンバスに模様を描くように、偶然生まれたそれらは、新しい魅力を放ちます。

フランス、サルグミンヌ窯の花リム皿。
生成りのような優しい色目のこちらは、花びらを現した2重のラインがフチに施されています。
陸続きのヨーロッパの国々で、同じ無地のものでも地域性がでるのがこういった装飾の箇所。
フランスは、ベルギーやオランダに比べて、とても繊細な模様が入ったものが多数あるそうです。

こちらの花リムの大皿は、小さな欠けから侵入した水分などで輪ジミが幾重にも重なり、とても美しい模様のようなものが出来上がっています。

オランダ、マーストリヒトの花リム皿。フランスのものと比べて、簡略化された花リムが特徴的です。力のぬけたゆるっとした雰囲気がなんともいえません。
白の釉薬を際立たせるためか少し厚めに釉掛けがされているようで、ポッテリとした丸みが愛らしいです。

ベルギーのBOCH窯のミキシングボウル。大人数の食事を作るキッチンで活躍していたのでしょうか。
底面は丸い形のまま。まるくくりぬいた木の台などの上で使われていたのかもしれません。
つややかな白は、とても清潔感があり優しさも感じます。

根間さんのアンティークの器たちには、かつて誰かの生活を支えて来た、たのもしさのようなものを強く感じます。
そのたのもしい器にお料理をを盛りつけたらいつもの食卓も、より素敵に、より楽しく過ごして頂けると思います。
アンティークの楽しみ方を、またひとつ教えて頂いたような気がしました。
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現在、/gallery /shop共に新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言を受け休業致しております。

開催中の drawer brocante 展のお品物など、こちらのブログや、インスタグラムなどでご紹介させて頂いているものを中心に、ご説明をさせて頂いた後、通信販売も承っておりますので、お気軽に info@factory-zoomer.com 宛にお問い合わせ下さい。


factory zoomer standard展 ご来店を予定して下さっているお客様へ

2020.04.15 gallery blog

photo by suzuki shizuka

いつもfactory zoomerをお引き立て下さりありがとうございます。
この度は新型コロナウィルス感染という人類未曾有の事態におきまして、私たちも戸惑いや不安を隠しきれません。また、この度 5月1日から /gallery で開催予定の factory zoomer standard 展では、当初はご来店も含む抽選・アポイントメント制でのご来店受付を予定しておりましたが、4月13日(月)に石川県独自の緊急事態宣言が発出された事を受け、5月1日(金)〜6日(水)の6日間はオンラインにて作品をお選び戴く方法に限定させていただき、5月7日(木)以降の日程は事前アポイントメント制によるご入店に加え、今展覧会期中に限り、オンラインでの販売も致します。ご予約方法をご確認の上お申し込み下さい。
営業日など最新の情報に関してはホームページまたはインスタグラム(スタッフインスタ)をご確認ください。

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ご予約方法 (日程により異なります。下記をご参照下さい)

●抽選によるご予約制
日 程:2020年5月1日(金)〜6日(水)
時 間:各日 11時〜 / 12時〜 / 13時〜 / 14時〜 / 15時〜 / 16時〜 / 17時〜
    ご希望のお時間帯に抽選結果順にお電話にてご連絡させて頂きます。
ご予約:4月18日(土)11時〜20日(月)18時までの間に、E-mailにてお申し込み下さい。件名を「スタンダード展ご予約」としていただき、①お名前②携帯番号③ご希望のお時間帯(第3希望まで)をご記載の上、info@factory-zoomer.comまで送信して下さい。当選のお客様には4月23日(木)18時までに詳しいご購入方法を記載したメールを返信させて頂きます。

●事前アポイントメント制によるご入店
日 程:2020年5月7日(木)以降 月曜休み
時 間:11時〜18時(最終のご入店17時)
定 員:毎時2名様まで
ご予約:ご来店ご希望日の前日 18時までにE-mailにてお申し込み下さい。
①ご希望のご来店日時 ②ご来店人数 ③携帯番号 をご明記の上、info@factory-zoomer.comまで送信して下さい。調整の上追ってこちらからお返事させていただきます。

●オンラインでのご購入方法
日 程:2020年5月7日(木)以降
オンラインにて作品の掲載されたページをご覧頂き、ご希望の作品をお問い合わせ下さい。展示している作品内容は随時変わります。ご希望に添えない場合もございますが、ご了承下さい。詳しい情報は追ってお知らせ致します。

※作品のお買い上げ点数を制限させていただく事もございます。
※お客さまご都合の返品・交換は承っておりません。
※店頭にスタッフが在廊していない場合もございますので、お問い合わせはE-mailにてお願い致します。
※今後の状況次第では、予定を変更させて頂く可能性がございます。ご了承下さい。
※日々InstagramやHPにて情報を発信致しますので、フォローして頂けますと幸いです。
http://factory-zoomer.com ◯Instagram:factory_zoomerまたはfactoryzoomer_staff

おおらかな絵皿

2020.04.4 gallery blog

/galleryで開催中のdrawer brocante 展では、根間太作さんがフランス、ベルギー、イギリス、オランダなどのヨーロッパ各地をまわり集めて来られたアンティークのテーブルウエアをご紹介しています。

店頭に並んでいるのは、ほとんどがおよそ100年前後のヨーロッパで作られたアイテム。
根間さんがセレクトされるものたちは、飾る為のアンティークではなく実際に使う為のもので、愛らしさだけではなくその実用性も料理家の方とのイベントやSNSなどでご存知の方もいらっしゃるかと思います。
作られた場所や時代、文化を感じられる根間さんの選んだテーブルウエア。
こちらのブログにて、少しずつご紹介していきたいと思います。

南フランスのムスティエ・サント・マリーの陶器。
人の手の跡が感じられる温かみのある形のお皿の中央には、黄色い野の花が描かれています。
ポッテリと厚みのある質感ですが、実際はとても軽量で扱いやすい1枚です。

今回のDMの写真に使用した、こちらのサラダボウル。
フランス最古の窯元であるクレイユモントロー窯のものです。
このモントロー窯は根間さんのお気に入りの窯のひとつ。
柔らかく繊細な線で描かれた、愛らしい小鳥たちが飛び交っています。
良く見ると、小さな巣にはいくつかの卵。巣を守っている様子なのでしょうか。3箇所に同一の図案を配した、転写の手法で絵付けがされています。

一緒の絵柄でも、1枚ごとじっくり見ていくと少しずつ違っていて、とても面白いです。
それは、アンティークという性質上、当たり前の事なのかもしれませんが、それぞれのお皿が過ごして来た年月、場所が違うから。
しかしその違いは、貫入やシミ、欠けなどのエイジングだけではなく、1枚ごと職人さんの技術や好みなどによって少しずつ個性が生まれているものも少なくないような気がします。

例えばこちらの2枚。
同じお皿の形で同じ染料、図案を使用しているように見えます。
じっくり見ると、何だかちょっと印象が違うような気がして、気付きました。
右側の1枚は、3つの内1つの図案に別のものが使われています。
そのせいで余白が多く生まれ、少しスッキリとした印象になっています。

欠けやヒビから入ったシミや跡なども、かつて誰かが愛用していた証なのだと思います。時代や国を越えて届いたヨーロッパの絵皿。

複数枚あるものは、1枚1枚見比べてご自分好みのものを選んで頂くのも楽しいと思います。
大陸続きのヨーロッパらしい、おおらかさを感じて頂けるのではないでしょうか。

現在、新型コロナウィルス感染拡大の影響で店頭にいらっしゃる事が難しいお客様は、掲載の作品などお気軽にお問い合わせ下さい。詳細をご説明させて頂き通信販売にも対応させて頂いております。
info@factory-zoomer.com までご連絡下さい。
※ガラス作品の通信販売は致しておりません。
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本日よりdrawer brocante展です

2020.03.27 gallery blog

やさしい霧雨が降る金沢です。

本日より広坂の/galleryではヨーロッパのアンティークを取り扱うdrawer brocanteさんの展覧会がスタートします。

グラフィックデザイナーの根間さんがヨーロッパ各地で集めて来られた、ヨーロッパで使われていた古い絵皿やカトラリーなどおよそ300点あまりをご紹介致します。

当時の人々の文化を感じながら、お気に入りの1枚を見つけて下さい。

店内の換気やスタッフのマスク着用などの対策を致しております。
是非お出かけ下さい。
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dansko + eleven 2nd展は明日までの開催です

2020.03.21 gallery blog

21世紀美術館のそばにある/galleryで開催中の、dansko + eleven 2nd展。
靴とニット、異なるアイテムを展開している2つのブランドですが、色や雰囲気など不思議と共通している部分も多く、店頭のディスプレイも両ブランドを組み合わせて展示しています。
赤や黄色などのビビットなカラーやモノトーンのシックな雰囲気など、コーディネートの楽しさを感じられるアイテムばかりです。


danskoとeleven 2nd どちらのブランドにも共通して言える事は、見た目の愛らしさだけではなく、履き心地や着心地など使い心地にもこだわっているという事。実際に着用してみると、素材選びやサイズ、形(靴は木型、服はパターン)など、経験を十分に活かして商品が作られているということを、とても強く感じます。


店頭にてご紹介しているアイテムで、ニットを含めたほとんどのものがご試着可能です。
これだけの種類の中から色々とお試し頂く事ができるのも残り数日となりますので、気になっている方、まだご来店になられていない方、是非この機会にお越し下さい!
dansko + eleven 2nd展は、3/22(日)までの開催です。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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