/life
生活のハレに注目したギャラリーです。毎月、国内外のヒトやモノを紹介する展覧会を開催しています。また、奥のスペースでは、スタンダードシリーズのサンプルをご覧いただけます。
本日より安藤明子 coodinate展スタートします
2021.09.17
gallery blog
風の心地よさに、爽やかな秋を感じる今日この頃です。 そんな、新しい季節にぴったりの展覧会が本日より広坂の/galleryにてスタートします。 これまで何回かご紹介してまいりました、安藤明子さんの百草サロン。 今回は、コーディネートをテーマに、普段、明子さんがインスタグラムなどで披露してくださっている、百草のサロンやゴムズボンなどのアイテムと、セーター、ソックス、靴などを、明子さんのセレクトされたアイテムとをコーディネートしてご紹介いたします。 多数のブランドの方々にご協力いただき、今回の展覧会が実現しました。 初日の本日と、明日は明子さんが在廊してくださいます。(途中、抜けられることもございます)。一部、ご予約の方優先のご案内となりますが、いずれのお時間もご予約に余裕がございますので、ぜひ、お越しください。 (n) ◯coordinate出品協力 atelier une place / eleven 2nd / à la main / babaco / ANTIPAST / KIMURA` / dansko (順不同・敬称略)
身近なところから
2021.09.5
gallery blog
現在、広坂の/galleryで開催中の、factory zoomer -sunny & cloudy – 展 8月27日からは作品の一部を入れ替え、後半のcloudyがスタートいたしました。
今回の「sunny&cloudy」は、これまで他のギャラリーでもご紹介したことのない新しいテーマでの展覧会となり、スタートするまで、お客様がどんな反応をしてくださるか気がかりでしたが、みなさまが楽しんで作品をお選びくださる様子に、辻も私たちも嬉しい気持ちにさせていただきました。 sunny&cloudyの作品には、自然のものがモチーフになっています。 この、コロナ禍の中で、辻の目線は自然と日々の暮らし、身のまわりにあるものへ向けられたそうです。 庭の植物や愛犬たち、毎日通る愛犬との散歩道、お天気など。 予測できないことの連続で混乱する世の中をよそに、いつもと変わらない様子の植物、動物たち。季節の移り変わり。雪解けの後の新緑の瑞々しさや、太陽の眩しさ。など。 そんな、ごく身近なものたちへの気づきから、sunny&cloudyの作品たちは生まれてきました。 Ms.Garden こちらは、色ガラスで作られた「color」と、エナメルで色付けされた「enamel」とあります。 花、草、蝶などが散りばめられたこちらの作品は、ひとつひとつ辻が絵を描き、その部分にカットが施していきました。エナメルで着色された作品は、こちらもひとつひとつ辻が絵を描くように色付けしています。 同じモチーフでも、少しずつ枝ぶりや、花の数、草木の茂りかたなどがそれぞれで、選ぶのが楽しくなる作品です。
Ms.Garden / color
Ms.Garden / color
Ms.Garden / enamel
Ms.Garden / enamel
Mr.Sunshine、Prinsess.Sunshine こちらは、カットの技術が盛り込まれています。 ミスターは、角がしっかりしたキリッと男性らしいカットを。それに対してプリンセスは部分的に柔らかな印象のカットのデザインを入れて、エレガントな印象になっています。 ロックグラスやボールなどの作品は、上から覗き込んでみると、Sunshine(太陽)が見えてくるのも特徴で、この太陽を見つけると、パッと気持ちまで明るくなるようです。
Mr.Sunshine
Mr.Sunshine
Prinsess.Sunshine
Prinsess.Sunshine
Prinsess.Sunshine ボール
Uncle.Cloud 小さな雲のようなカットが規則的なラインで入った作品です。 雲のふわふわとした形がスカラップレースのようで愛らしく、他の作品と比較すると少しカジュアルな印象なので、日常使いの器とも組み合わせやすく、テーブルに登場する回数が増えそうです。
辻の言葉を借りれば、今展の作品は「私小説」のよう。 自由に日々の目線、日常を投影した、作家の気持ちの深いところまで落とし込まれたものとなりました。 そんな作品から少しでも明るい、楽しい気持ちを感じていただけたら嬉しいです。 残りわずかの会期も、楽しんでご覧いただけたらと思います。 (n) 60th exhibition factory zoomer – sunny and cloudy – 2021.08.13 fri. – 09.12 sun.
安藤明子展 donguriさんの「旅するテ」ワークショップ開催のお知らせ
2021.08.30
event news
factory zoomer /gallery では、9月17日より安藤明子さんの展覧会を開催致します。今回のテーマは「coordinate」 会期中の10月7日(木) に百草サロンの愛用者でもあります、donguri きよみさんの「旅するテ」 ワークショップを開催いたします。 明子さんの考えられておられる百種サロンのコンセプトと、きよみさんのテのワークショップにはそれぞれ「自分を受け入れていく」という共通点があります。年齢、性別も関係なく、他人の目も気にしないで自分らしく。 そんな気持ちを後押ししてくれるワークショップとなると思います。 ワークショップは、5〜6名ごとのグループで、まずは自分の手の見方を教えていただきその後、皆さんで一緒にきよみさんにテを見ていただきます。 ※安藤明子展もご覧いただけます
「旅するテ ワークショップ」 10月7日(木) 時 間/①11:00〜13:00 (満席) ②15:00〜17:00 (満席) ※いずれの時間帯も満席となりました。ありがとうございます。 定 員/各5〜6名 持ち物/筆記用具 参加費/¥6,600(税込) ※お飲み物とお菓子を準備しております 場 所/factory zoomer /gallery ※当日は貸切営業となります ◯店内の換気や、手指消毒、お客様ごとの距離など感染対策に十分に留意しながら開催いたします。 今回の展覧会テーマである「coordinate」に合わせ、人と人とのコーディネートという視点からもピッタリなワークショップ。ぜひご参加ください!
61st exhibition ando akiko -coordinate-
2021.08.25
/life - gallery exhibition
2021.09.17 fri.- 10.17 sun. 12:00→18:00
music: lilboi & wonstein / friends big naughty(feat.wonstein)(prod.peejay) / girl at the coffee shop kinda blue & hwa sa / i can’t make you love me
photo by suzuki shizuka
明子さんの服選び
「今日はカレーを食べに行く日だから、黄色コーデで!」とニコニコ笑顔で、その日の着ているモノの説明をしてくれる安藤明子さん。うちのスタッフが、そんなふうに服を考えたことがないと、一瞬にして、ズキューンとハートを射抜かれていた。明子さんとは、同じような仕事に携わっている仲間として、会う機会が多い。その度に、何を着ているか、ちょっと気になる。どこかの有名ブランドを一枚、シュッと着るというのではなく、モモグササロンを中心に、下にパンツを合わせたり、もう一枚サロンを重ねたり、色を揃えたハイソックスをはいたり、さらに、石やビーズのアクセサリー、古布の手作りの大きなバッグなど、明子さん独特の感性で、その日の自分を楽しんでいるようだ。彼女を見ていると、「着るモノ」というのは、自分自身の一番身近な表現だと思わせてくれる。作る表現ではなく、選んで取り合わせる表現だ。いかに自分らしく、その日一日をご機嫌で過ごさせてくれるか、そんな小さな幸せを明子さんのコーデから学びたい。 辻和美
●9/17(金)18(土)は安藤明子さんが在廊してくださいます。(事前ご予約の方優先) ●10/7(木)donguriさんによるワークショップ「旅するテ」を開催いたします。(ご予約制) ご来店、ワークショップのご予約の詳細は、いずれもfactory zoomerのHPまたはインスタグラム(@factoryzoomer_staff)をご覧ください。
安藤明子 経歴
結婚を機に衣生活を模索。1994年頃コンセプトを立ち上げ制作開始、1998年、縁あって古民家を移築、夫とギャルリ百草開廊。以降、ギャラリーと衣生活アトリエを、スタッフの協力を得て運営。一使い手の視点からの制作、続いてほしい仕事を伝えることを生業にする。
factory zoomer -sunny and cloudy-展スタートしました
2021.08.13
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本日より、広坂の/galleryでは、factory zoomer -sunny and cloudy- がスタートしました。 生憎のお天気でのスタートとなりましたが、ご来店くださったお客様方、ありがとうございました。 今回のテーマである「sunny and cloudy」の作品のモチーフには、自然の中のものたちが多く登場します。 太陽、雲、花、蝶、草など。 巡りゆく季節の中で、マイペースに進んでいくものたち。 /galleryには、手にするだけでも笑みがこぼれるような、元気を分けてもらえるような、そんな作品が揃いました。 ぜひ、店頭にてご覧いただけたら嬉しいです。 感染症対策を十分に、ご来店をお待ちしております。 60th exhibition factory zoomer − sunny and cloudy − 2021.08.13 – 09.12 ※8/13(金)〜15(日)、8/27(金)〜29(日)の期間は、ご予約のお客様のご入店とさせていただいております。 8/17(火)〜26(木)、8/31(火)〜9/12(日)は、ご予約不要でご覧いただけます。
音楽と絵
2021.08.5
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松林誠展の会期も残すところ今週末までの開催となりました。 店頭や会期半ばからスタートしたinstagramの/storeなどで、たくさんの方が、松林さんの絵をお選びくださっています。 お陰様で数点を残し、ほとんどの作品がお買い上げ済みとなりました。ありがとうございます。 たくさんの方にご来店いただいている松林誠展ですが、店内の音楽、どんなものが流れていたか覚えていらっしゃいますか? factory zoomer /gallery では、展覧会をして頂く作家さんに会期中のBGMを選んでいただいており、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、展覧会DMにも記載しています。 実は、松林誠さんの3年ぶりの展覧会で、スタッフの私が作品とはまた別に楽しみにしいたのが、松林さんのセレクトする会場のBGM。前回選ばれたBGMは「Holger Czukay」の楽曲。今回は「Frank Zappa」と、選ぶ音楽は前回も今回もロック! それもちょっとアヴァンギャルドなアーティストの楽曲です。 このBGMを意識しながら、作品を見ると、、、 音楽を意識しないで見ていた時よりも、作品の中の線の一つ一つがまるで音を可視化したかのように見えてきます。
大きな銀の花の作品の周りに見える線や言葉、黒い壺の絵の余白に見えるモヤっとした影のような部分、、 もしかしたら、これは、制作中に松林さんが見ている視点に近いのかもしれないな。と思いました。
飾る場所によって変わる光の射し方、眺めながら聞こえてくる音、どんな気持ちの時に見るか。など、絵を取り巻く環境や、自分自身の気持ちの変化によって同じ1枚の作品でも、見え方は大きく違ってくるのだと思います。 松林さんのセレクトされた音楽を聴きながら見る作品。どんなふうに見えてくるか、ぜひ、/galleryで体験してみていただけたらと思います。 展覧会は、8月9日(月・祝)までの開催です。 感染予防に十分留意しながら、皆様のお越しをお待ちしております。 (n)
59th exhibition 松林誠展 2021.07.09 fri. – 08.09 mon. 12:00 – 18:00
60th exhibition factory zoomer – sunny and cloudy –
2021.07.29
/life - gallery exhibition
2021.08.13 fri.- 09.12 sun. 12:00→18:00
music: clap your hands say yeah / sunshine and clouds(and everything proud)
photo by suzuki shizuka
Sunshine & Cloudy
「Life has its sunshine and its rain, its days and its nights its peaks and its valleys.――人生には晴れもあれば雨もある。昼もあれば夜もある、山もあれば谷もある」 これは、幼い頃、ベッドの中でかぶりついて読んだスヌーピーの漫画からの言葉である。つまり生きていれば楽しい日も辛い日もあるもんだ。という意味なのだが、そんなことは何度となく聞かされてきて、わかっているのだが、今年は、こんなシンプルな言葉が幾度となく浮かんでくる。 長雨の後の太陽の光はどんなに眩しいのかと、庭の植物たちを眺めて思う。伸び放題の蔓、また背が高くなっている紫陽花、今年も一輪しか咲かなかった泰山木。この2年ですっかり変わってしまった人間社会に対して、どこ吹く風としっかりと根をおろすものたち。今必要なのはそんなことかもしれない。天気のこと、庭の植物のこと、動物たちのことなど、私が日々の暮らしから感じる、とても個人的な思いをグラスの上に綴っている。それが、ひとりでも多くの方と共感できるようなら、そんな幸せなことはない。 今日も晴れのち曇りで少し雨。 辻和美
●展覧会期を「sunny」「cloudy」に分けて開催いたします。通期でご紹介する作品の他、それぞれの会期テーマに合わせた作品もご覧いただけます。 sunny:8/13(金)– 26(木)、cloudy:8/27(金)– 9/12(日) 8/13(金)・14(土)・15(日)、8/27(金)・28(土)・29(日)の日程につきましては、事前ご予約のお客さまのみのご入店とさせていただきます。 ※ご来店予約については、ホームページ・インスタグラムにて告知をさせていただきました。受付は終了しております。ご了承下さい
辻和美 経歴
1999年金沢に、ガラス工房factory zoomerを設立。ガラス器の新しいスタンダードを目指し、デザイン・制作を行う。その後直営店factory zoomer / shopをオープン。2009年金沢市文化活動賞。2010年〜2016年まで生活工芸プロジェクトディレクターを務める。2016年factory zoomer / galleryをオープン。
個性のある線
2021.07.15
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短い梅雨も明け、北陸地方にも本格的な夏がやってきました。 /galleryに展示された松林誠さんの作品には、明るい太陽の日差しがよく似合います。 factory zoomer /galleryでは2度目となる展覧会。 今回、打ち合わせの為に松林さんのアトリエにお邪魔した辻が惹きつけられたもの。それは「ハッチング」を用いた作品でした。絵を描かれたり、図面を引く方には馴染みのある言葉ですが、それ以外の方にはあまり耳なれない言葉ですよね。 辞書を引いてみると… – ハッチング(hatching)ー 元々、“細かい平行線を引く”という意味の英語。 1.絵画、版画などにおける線影。 2.ある指定された範囲を斜線や特定の模様で埋めること。またはその機能。製図の分野で利用される。網掛け。 – と、あります。 それを踏まえて松林さんの作品を拝見すると、なるほど、たくさんのハッチングが見えてきます。
額装されたハッチング作品。白くペイントした紙の上に描かれています。
水色のハッチング。スイスイっとキャンバスの上を走る線が心地よい作品です
今回、唯一の版画作品のとなる、ハッチングガール
松林さんの作品の中に見えるハッチングの線1本ずつに注目してみると、ちょっと太いもの、細いもの、少し自信なさげにゆらゆらとしていたり、意志の強そうなビシッとした線、時には自由に動き、線の途中から文字になったりと、実に個性豊かです。 とても賑やかなこの線たちを集合させたハッチングの作品は、少し離れて作品全体をみると、クローズアップして見ていた時とはまた別の表情が見えてきます。それは、どこかクールでちょっとドライな印象。 絵画の作品は、見る人によって印象や感想などがそれぞれ違ってきます。 そんなところも松林さんは面白がっていらっしゃるのではないかなと思いました。 ぜひ、店頭にて、近づいてみたり距離をとってみたりと、鑑賞していただけたら嬉しいです。
ギャラリーがまるでハッチングの作品になってしまったような、ウィンドウのドローイングもぜひ併せてご覧ください。
また、犀川沿いの/shopでは、松林さんがアートワークを手がける高知の7デイズホテルさんから、松林さんの作品をプリントしたお菓子缶「Room Voi」や、高知の美味しいものなどもご紹介中です。 ギャラリー、ショップにて、皆様のお越しをお待ちしております。 (n)
59th exhibition 松林誠展 2021.07.09 fri. – 08.09 mon. 12:00 – 18:00
松林誠展スタートいたしました。
2021.07.10
gallery blog
梅雨らしいお天気が続いて、/gallery前の紫陽花は嬉しそうに生き生きとして見えます。 7月9日(金)から/galleryでは、3年ぶりのご紹介となる高知の松林誠さんの展覧会がスタートいたしました。初日には展覧会を心待ちにしてくださっていたお客様が多数ご来店くださり、みなさま松林さんにもご相談しながら作品をお選びくださいました。 今回のテーマは「ハッチング」。 ハッチングとはたくさんの平行線を書き込む描き方のことで、松林さんの版画作品などでは塗りつぶしたりする箇所にも用いてこられた技法だそうで、展示中の作品の多くに様々なハッチングが用いられています。 /galleryのガラス面には松林さんがドローイングされた、大きなハッチングが登場いたしました。 ぜひ、この勢いのある線の迫力を間近にご覧ください。 ご来店お待ちしております。 (n)
59th exhibition matsubayashi makoto
2021.06.27
/life - gallery exhibition
2021.7.9 fri.- 08.9 mon. 12:00→18:00
music: zappa/mothers / meat light
photo by suzuki shizuka
ハッチング
画家は同じ形や線を自分の制作の中で何度も登場させる場合がある。松林さんの作品にもお花、果物、家など、彼の日常を表すシンボルのようなモチーフが繰り返し使われる。その中で、私が気になっているのは、線と線の交わりで生まれてくる地図のような部分だ。どうやら、この表現には名前があるらしく、「ハッチング」だよ。と教えてくれた。幼いころは漫画、学生時代に版画に出会う。エッチングで黒さを作るために、平行な線を交差させて描くハッチングは、このころから始まり、いまでは、松林絵画の重要な表現の一つになってきている。「可愛い!」と言われがちな彼の絵の、どこかに隠した現実や、ひょっとしたら闇の部分を、この縦と横の線を何度も何度も描く行為から感じるのは、ちょっと突飛だろうか?人の暮らしにおいて、光の部分があれば、必ず影もある。その影や闇によって支えられている、真ん中の部分(主体)。そんなことを考えると脇役であるハッチングから目が離せなくなった。 辻和美 ●展覧会に合わせ、犀川沿いの /shopにて高知 7days hotel のお菓子缶 Room Voi を販売いたします。
松林誠 経歴
1962年 高知県高知市生まれ 1986年 創形美術学校研究科版画課程修了 2000年 パリ国際芸術会館に一年間滞在し活動 2003年 セブンデイズホテルプラスのアートワーク