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ファクトリーズーマの全ての最新情報一覧。
Lee Gee-jo展 スタートしました
2022.08.14
gallery blog
8月も半ばに差し掛かり、まだまだ厳しい暑さが続いています。
お盆明けには、少し和らぐのでしょうか。
広坂の/galleryでは、目にも涼やかな韓国のイ・キジョさんの白磁の展覧会がスタートいたしました。
今回は、これまでもご紹介させていただいてきたガス窯焼成の作品に加え、近年取り組まれている、薪窯焼成の作品もご紹介させていただいております。
薪窯の作品の中には、ハンアリ (壺)の作品もあり、一つ一つ違う表情、質感などをぜひ、ご覧いただければと思います。
涼やかな白磁の世界をお楽しみください。
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70th exhibition lee gee jo
2022.07.27
gallery exhibition
2022.08.12 fri.- 09.11 sun.
12:00→18:00
music:
max bruch / kol nidrei
kun woo piak / gabriel faure “nocturne”
arthur rubinstein / beethoven “piano sonata”
photo by suzuki shizuka
白に挑む
韓国、ソウルに行くと必ず訪れるタプシムニという骨董街がある。古いスッカラ(匙)や麻紐、紙、木工品などをサラッと見て、いつも最後は、李朝白磁の店で、長居をすることになる。李朝時代といっても500年以上続く中で、韓国の陶磁器は変化を続けたが、17世紀に王室の器として白磁が全盛期を迎えた。韓国の儒教の教えもあり、装飾ではなく、素の美しさと品格が何よりも重視された。今回、2度目の展覧会になる、イ ギジョウさんは、その李朝白磁を現代に甦らせ、さらに、古典の写しに留まらず、現代生活に合わせた器を、作り続けている。反復により作られる器は、李朝白磁の品格を纏いながらも、日本人の私たちの生活にもしっかりと活躍してくれる。そのギジョウさんが、最近、薪窯による制作を始めたという。タルハンアリ(満月壺)や高台器など李朝時代を思わせる大らかで、多くのことを受け止めてくれるそんな器を見せてくれた。ちょっと、ギジョウさん本人にも見えた。作家人生の後半になり、さらに、李朝白磁に近づきたくなったという。「無技巧の技巧」「無計画の計画」「徹底した平凡」「アマチュアリズム」「清貧の美」などと賛美されるそこに、やはり挑んでいくのですね。ギジョウさんの白磁、どのように変化してきたか楽しみでなりません。 李朝白磁lover辻和美
Lee Gee jo 経歴
陶芸家。韓国現代白磁の第一人者。
1959年韓国済州島生まれ。
1981年ソウル国立大学入学、87年美術学士取得。89年美術学修士取得。
1995年韓国、安城にある中央大学校芸術学部教授に着任。
1998年より、安城にアトリエを構え、農作物を育て自然の様子を観察しながら、白磁の制作を行う。
作品発表の場は、韓国だけにとどまらず、日本、欧米、ヨーロッパなどでも広く活動する。
魅惑のSANKAKU
2022.07.27
gallery blog
みんな大好きなsankakuの展覧会が、/galleryにやってきました!
全てが1点もののsankakuの作品たち、この日を楽しみにお待ちくださっていた、たくさんのお客様がお越しくださり、更には、sankakuの皆さんの在廊日でもあり、それはそれは賑やかな初日となりました。
店内の人数を調整させていただいており、ご入店をお待ちいただくこともありましたが、みなさま、快くご協力くださり、ありがとうございました。
/galleryでは、2年前に初めてご紹介させていただいたsankaku。
その時の出会いがきっかけで、ファンになってくださったという嬉しいお声を、今回、たくさん頂きました。
そう、sankakuはクセになるのです。
なんだか気になって、ちょっと着てみようかな?なんて袖を通してみる。
すると、その着心地の良さを実感して、他の形や模様も試してみてくなって、次から次へ試してみているうちに、もう、気持ちはすっかりsankakuのもの。さっきまで自分が着ていた無地の服が地味に感じ始める。。。
なんて、お客様も多いのではないでしょうか?
sankakuの作品の魅力の一つとして、着心地の良さ、シルエットの美しさが挙げられるかと思います。
シンプルな形のワンピースも、実際に袖を通して着てみると、ハンガーにかけてあった時にはなかった、美しいドレープと空気をふくむ涼やかなシルエットが生まれます。これは、実際に着てみないと見えてこない世界です。
今週末には、沖縄に戻られてから制作してくださった、嬉しい追加作品も届く予定です!
sankakuは試してみないと始まらない!
ぜひ、色々とお試しいただきながら、sankakuの魅力を存分にお楽しみください。
皆様のご来店、心よりお待ち申し上げております。
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69th exhibition
sankaku
2022.07.07 – 08.07
12:00 – 18:00
close monday
8月のお休みのお知らせ
2022.07.17
calender
ショップとギャラリー、8月のお休みのお知らせです。
引き続き、感染予防のため店内の人数を制限しながらの営業となりますので、状況によってはお待ちいただくか、少しお時間をあけていらして頂くようお願いする事がございます。お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
各店舗の営業時間と定休日は下記の通りです。
・/shop 12:00-18:00 毎週火曜・水曜定休
・/gallery 12:00-18:00 毎週月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜)
/shop (犀川沿い)
8月 2日(火) 定休日
3日(水) 定休日
9日(火) 定休日
10日(水) 定休日
16日(火) 定休日
17日(水) 定休日
23日(火) 定休日
24日(水) 定休日
30日(火) 定休日
31日(水) 定休日
/gallery (21世紀美術館横)
8月 1日(月) 定休日
8日(月) 展示切り替えのためお休み
9日(火) 展示切り替えのためお休み
10日(水) 展示切り替えのためお休み
11日(木) 展示切り替えのためお休み
16日(火) 15日(月)の振替のためお休み
22日(月) 定休日
29日(月) 定休日
・SANKAKU展 7/8(金)〜8/7(日)
・Lee Geejo展 8/12(金)〜9/11(日)
ARTS & SCIENCEのご紹介
2022.07.12
shop blog
今年は早々に梅雨明けされましたが、ここ最近ぐずついた天候の日もあり、体調管理に気をつけたいものです。今季、春夏シーズン最後のご紹介になります。
Tent line crop top
Special fine ramie cotton ND
cotton-60%,ramie-40%
Color:Hydrangea Blue gray
サイズ1
タテに細番手の綿単糸、ヨコに細番手のラミー極細単糸が打ち込まれた、一見、なんの変哲もないシャツ地ですが、それほど透け感がないながらとても薄くて軽く、ラミー特有の上品な光沢感を持った素晴らしいシャツ地です。
そのシャツ地を、アジサイの花から採取した染料で染めています。「あじさい」の名は、「藍色が集まったもの」を意味する「あづさい(集真藍)」が訛ったものと言われ、海外では、青い花が大きな塊となって咲くことから、「東洋のバラ」と魅了しています。
肌が痛いほど強く照りつける日差しに、また、蒸し蒸しっとした日にも、薄くてさらっとしていて、身体と衣服の間に風が通るTent line crop topは大変重宝致します。なんと言っても植物の天然染ならではの色の奥行き、儚さ、力強さをぜひ味わっていただきたい一枚です。
2022SSのアイテムが全て揃いましたので、ぜひお出かけください。
店頭にいらっしゃる事が難しいお客様は、お気軽にお問い合わせ下さい。詳細をご説明させて頂き通信販売にも対応させて頂いております。
info@factory-zoomer.com /shop TEL:076-244-2892までご連絡下さい<y>
69th exhibition sankaku
2022.06.25
gallery exhibition
2022.07.08 fri.- 08.07 sun.
12:00→18:00
music:
ichi / mono
SAKEROCK / MUDA
photo by suzuki shizuka
描くように縫う
カタコトカタコトと響くミシンの音。沖縄で洋裁店を営む母を見て育ったサンちゃんと妹のミカちゃん。祖母が洋裁学校の先生をしていたというロミちゃん。この3人が自分の服を自分で縫い始めるのは、とても自然なことだったのかもしれない。みんな、自分に合う気に入った服がないなーという軽い気持ちで服を縫い始めたという。お気に入りの布を見つけると、型紙も線もひかず、そのままミシンに向かって縫うらしい。それはまるで、絵描きが筆を持つようなことなのかもしれない。自分のために作った服が、友人のために作る服になり、そのまた友人のためにと作っていたところ、ある日、素敵なお店から展覧会の依頼が来た。半信半疑だったが、でも、とにかく、自分たちの服にsankakuという名前を付けた。それが彼女たちの旅の始まりになった。 辻和美
注)サンちゃん=大城さゆりさん、ミカちゃん=山城美佳さん、ロミちゃん=新垣ロミさんです
●初日の7月8日(金)は、サンカクの皆さんが在廊してくださいます。
SANKAKU 経歴
沖縄在住の新垣ロミ、大城さゆり、山城美佳の3人でインドの布や着心地の良い生地で毎日が楽しくなる服を制作しています。結成2016年。
オカベマサノリ展 本日よりスタートしました。
2022.06.24
gallery blog
入梅したかと思ったら、なんだかとっても良いお天気が続いている金沢です。
本日より、21世紀美術館横の/galleryでは、1000年以上昔に作られた古代ビーズと手編みのシンプルな紐を組み合わせたアクセサリーを作られる、オカベマサノリさんの展覧会がスタートいたしました。
古代の人々が装飾品として、また、お守りとして使ってきたであろう、石やガラスなどを使ったビーズたち。
オカベさんの作られるアクセサリーは、重ね付けなどもしやすいシンプルなデザインが中心です。
今回は、これまでとは違い、ぎゅっと短い期間に集中してご紹介させていただきます。6月24日(金)〜7月3日(日)までの会期中、全日程でオカベさんが在廊してくださいます(27日(月)は定休日)。オカベさん在廊中はご相談しながらお仕立てしていただくことが可能なのですが、これがまた楽しい時間なのです!お客様のご来店状況によっては、お待ちいただくこともございますので、ぜひ、お時間に余裕を持ってお越しいただければと思います。
皆様のお越しをお待ち申し上げております。
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68th exhibition
okabe masanori
2022.06.24 – 07.03
12:00 – 18:00
close monday
7月のお休みのお知らせ
2022.06.23
calender
ショップとギャラリー、7月のお休みのお知らせです。
引き続き、感染予防のため店内の人数を制限しながらの営業となりますので、状況によってはお待ちいただくか、少しお時間をあけていらして頂くようお願いする事がございます。お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
各店舗の営業時間と定休日は下記の通りです。
・/shop 12:00-18:00 毎週火曜・水曜定休
・/gallery 12:00-18:00 毎週月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜)
/shop (犀川沿い)
7月 5日(火) 定休日
6日(水) 定休日
12日(火) 定休日
13日(水) 定休日
19日(火) 定休日
20日(水) 定休日
26日(火) 定休日
27日(水) 定休日
/gallery (21世紀美術館横)
7月 4日(月) 展示切り替えのためお休み
5日(火) 展示切り替えのためお休み
6日(水) 展示切り替えのためお休み
7日(木) 展示切り替えのためお休み
11日(月) 定休日
19日(火) 18日(月)の振替のためお休み
25日(月) 定休日
・オカベマサノリ展 6/24(金)〜7/3(日)
・SANKAKU展 7/8(金)〜8/7(日)
danskoのご紹介3
2022.06.19
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梅雨入りした金沢ですが、今日は夏を感じる暑さです。そんな夏にぴったりのdanskoのサンダルのご紹介です。
Sophie
Black Full Grain /Dusty Blue Suede
ベルトで調整できるクロッグサンダル。
足の甲を覆うアッパーは、最も高級で耐久性に優れた牛革のフルグレインレザーと、オイルをたっぷり染み込まれたプルアップレザーを使用しています。Dusty blueのスエードは、革の裏面を細かいサンドペーパーで磨き毛羽立て、ビロードのように仕上げたものです。少し起毛感が有り、温かみのある肌触りが特徴です。ミッドソールは足裏にフィットして衝撃を吸収し、6cmあるヒール高ですが、軽量性と安定性があり、走れるくらい快適な履き心地です。そして、アウトソールは、耐久性が高いロッカーボトムPU(ポリウレタン)になります。
「ソール(底)」と呼ばれる部分は、アウトソール、ミッドソール、インソールの3つに分かれています。
インソールとは、靴内で足の裏に直接あたる部分です。靴のフィット感を高めたり、衝撃を吸収したりする役割があります。
ミッドソールとは、アウトソールの内側にあり、名前の通りソールの中間にあります。主に衝撃を吸収する素材が使用されており、足への負担軽減につながります。
アウトソールとは靴の裏側にあるパーツで、地面と直接触れる接地部分のことです。素材や形状は靴によって異なります。
一言で「ソール」と言っても、3つに分かれており、それぞれに役割があり、そして素材や形状によって、履き心地が異なりますので、サンダルと言っても、履き心地が違い、各々の特徴があります。
ぜひ、自分にあった、外見、役割、履き心地、を見つけて、毎日の生活の中で楽しんでいただけたらと思います。
今季入荷したダンスコは3回にわけてご紹介しておりますので、ぜひさかのぼってご覧ください。
ブログやインラタグラムなどでご紹介したお品物は、詳細をご説明をさせていただきまして通信販売もいたしておりますので、こちらまでお問い合わせください。info@factory-zoomer.com TEL:076-244-2892 <y>
reclaimed blue
2022.06.17
gallery blog
現在、/galleryで開催中の reclaimed blue 展、たくさんのお客様にお越しいただき、ありがとうございます。梅雨入りの合間の日差しに、ブルーのガラス作品がよく似合います。
「standard」や「color」「rainbowder」「glass ⇄ plastic」など、辻和美+factory zoomerには、いくつか柱となるテーマがあります。
その中のテーマのひとつ、「reclaimed blue」は10年前に「reclaimed blue project/再生する青 」から端を発し、これまで色々なギャラリーでもご紹介いただきてきた作品です。
このプロジェクトを始めたきっかけについて、2017年のDMの中で辻は、「他人の家の食器棚の心配をするお節介体質からくるもの」と話しています。これは、たくさんのご家庭の食器棚に並んだ器の中に、あまり使わなくなて、でも、捨てるのに困っているようなそんな“めんちょこ”があるのではないかと思ったのだそうです。
自然に還らない素材のガラス。割れてしまったらそれはもう“ゴミ”になってしまいます。
それらをもう一度集めて、選別して、溶かし直すことで、新しい作品を作る。
それも普段着の器ではなく、ちょっと特別な。
「ゴミから価値のあるものを作ってみたかった」
そう辻から聞いた時に、あぁ、factory zoomerは【アップサイクル】を10年前から実践してきたんだ。ということに気づき、前述の辻の“お節介体質”で「ほら、使わなくなったこのグラスより、こっちグラスの方が今の気分じゃない?」と少し先を歩いている辻に、声をかけられているような、そんな気持ちになりました。
制作できる期間が限られている、reclaimed blue の作品。
最終日の、6月19日まで少しずつ作品を追加し続けながら、開催しています。
美しい特別な青い色を、ぜひ、この機会にご覧ください。
(n)
67th exhibition
factory zoomer -reclaimed blue-
2022.06.3 – 06.19
12:00 – 18:00
close monday