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ファクトリーズーマの全ての最新情報一覧。

単色の中から見えてくるもの

2022.02.12 gallery blog

福岡のライトイヤーズ展でご紹介している、ベンガルのキルト。
黒染めのキルトが届きました。

こちらは、元々は今回ご紹介しているような色の糸を使い刺繍で模様をつけられたものを、日本に入荷してからライトイヤーズさんが信頼を置ける職人さんにお願いして黒く染めたものです。

この黒染めのキルトたち、積み重ねてみてみると、キルト1枚1枚それぞれ、色味が違うのがよくわかります。中には、光の加減でネイビーのような青みのあるカラーに見えるものも。元々の生地の状態や色などが影響するのかもしれません。

カラフルなキルトを濃色に染めることで、色彩があったときには見えてこなかった、一つ一つの針目の大きさや、糸のテンション、ランニングステッチ同士の間に生まれる隆起した余白の部分が、ぐっと際立って見えてきます。
彩色のキルトは、つい、使っている色を目で追いたくなりますが、黒染めのキルトはその逆で、ステッチのない部分を目で追いたくなります。面白いもので、糸の色が単一になった後も、色彩を持っていた時と同じ模様を私たちに見せてくれるのです。

色落ちのしにくい染料を使用されているので、ラグとしてお使いいただく場合にも色移りを気にせずお使いいただくことができます。
また、長く使っていただくうちに徐々に褪色していく変化もお楽しみいただけたら嬉しいです。

ご来店、心よりお待ち申し上げております。
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64th exhibition
light years
2022.01.14 – 02.20
12:00 – 18:00
close monday

◇ベンガルのキルトは/online shop でもご紹介中です。こちらもぜひご覧ください。
※掲載以外でブログなどでご紹介したキルトの通信販売も承っております。
お気軽に info@factory-zoomer.com まで、お客様のご連絡先を明記の上、お問い合わせください。
◇会期は2月20日(日)となりますが、現在、火曜~木曜はアポイントメント制の営業とさせていただいております。詳しくは、「一部アポイントメント営業のお知らせ」をご覧ください。
*犀川沿いの/shoは通常営業となります

ARTS&SCIENCE 2022 SScollection

2022.02.8 shop blog

2月4日、立春。
ARTS&SCIENCEのSpring collectionがスタートして、順次店頭に並び始めております。

Railroder jacket

コレクション初めは、春の訪れを感じさせるoff white、Grey beigeに気持ちを奪われます。少しづつ暖かなものに、軽やかな色や素材のアイテムを織り交ぜながら春を心待ちにするのも良いものです。ぜひ、春を感じにいらしてください。

ブログやインラタグラムなどでご紹介したお品物は、詳細説明をさせていただきまして通信販売もいたしておりますので、こちらまでお問い合わせください。info@factory-zoomer.com TEL:076-244-2892(/shop定休日:火・水)<y>

バレンタイン限定メニュー

2022.02.5 event news

サブレアマンド
ココア/プレーン

2月に入り、あのイベントが近づいてきました。デパートでは、特設会場で毎年賑わいを見せていますね。
/shopカフェでは、バレンタイン企画としまして、細井奈緒子さんのサブレアマンドに、M’sキッチン北川道子さんのきんかんジャムを挟んだジャムサンドと、苦味とコクのあるオオヤコーヒ豆で作るカフェオレのセットをお召し上がりいただけます。
サブレアマンドはプレーンとココアの2種類。
プレーンにはマーマレードジャム(皮付き)を、ココアにはペーストジャムをサンドしております。今ならお好みでお選びいただけますよ。プレーンサブレは、しっとりして、サクッホロッとした食感。ココアのサブレは細かなチョコチップが入っておりますので、ココアの苦味と、チョコチップのザクザクっとした食感がたまりません。

カフェでは、追加サンドもオーダー可能。プレーンとココアどっちも食べてみたい!方には、絶対におすすめ致します。また、サブレは1枚からお持ち帰りもできますので、おうちで楽しんでいただくこともできます。

毎年楽しみにしているM’sキッチン北川道子さんのきんかん甘露煮、きんかんジャム(マーマレードとペースト)。
太陽をいっぱい浴びた露地のきんかんで作った甘露煮やジャムです。
氷砂糖、アルカリイオン水、レモン水だけを使用し、添加物は入っておりません。自然な甘みのM’sキッチンのきんかん甘露煮とジャムは、ヨーグルトや、お湯割、ソーダ割りなどと相性がよく、滑らかな舌触りのペーストと、皮も混ぜ込んだマーマレードは食感もあり、合わせるものによって使い分けてもよいですね。

たっぷりのカフェオレを飲んでいただく器は、中本純也さんのマグ。
中本純也さんは、白磁の作品を薪窯で制作しています。白磁の繊細な色調と、薪窯の織りなす自然の美しさ。窯の中の温度の違いで焼成の色の変化を楽しむことができます。ぽってりとした厚みがあって、とてもおおらかな雰囲気があり、作品から大自然の風景が目に浮かぶような温かみのある器です。
現在、ショップ店頭や、/online shopでもご紹介しておりますが、3月25日(金)から広坂の/galleryにて、「中本純也展」の開催を予定しております。3年半振りの中本さんの展覧会、とても楽しみですね。

バレンタイン企画の限定メニューは、2月14日(月)までになります。店内暖かくしてお待ちしております。<y>

美しい手仕事

2022.01.21 gallery blog

雪がちらつく日が続いている金沢です。
広坂の/galleryでは、現在、福岡のライトイヤーズの展覧会を開催中です。

ライトイヤーズ展を/galleryで開催するのは今回で3回目となります。
毎回、アジアやアフリカなどの海外で見つけてこられた、珍しい(時にユニークな)作品をご紹介してくださっています。まさに「strange to meet you!」の合言葉にぴったりの展覧会です。

2018年の夏以来、約3年半ぶりの開催となる今回は、長引くコロナ禍に入る少し前にベンガル地方で出会った、刺し子模様が美しいキルトをご準備してくださいました。
このキルトは、ベンガル地方の中でもバングラデシュのごく限られたエリアででしか作られていなかったそうで、ライトイヤーズの前田さんと細矢さんも、このキルトの存在を知ってから長いこと探されてようやく出会った、とても珍しいものだとか。

初めてこのキルトをご覧になったお客様が感じられるように、細かく全体に施されたこの針目の数にライトイヤーズのお二人も衝撃を受けたのだそうです。想像するだけで気が遠くなるような手数の多さです。
これまで、ズーマでもご紹介してきたラリーキルトにもランニングステッチは施されていますが、それは、生地の補強という意味合いが強い、直線のランニングステッチでしたが、このベンガルのキルトは、ランニングステッチによって、トライアングルや、ストライプ、ギザギザとした模様などを描いています。このステッチの大きさは、ひと針およそ数ミリという緻密さで、細かいものだと5cmの間に35目(!)もステッチされているものもありました。

全体に入ったステッチは、美しい模様だけではなく生地を強くしてくれます。
ラグとして床に敷いて使うのにも、安心感があります。
敷いたり、掛けたり、飾ったり。
自分次第の自由な楽しみ方で、ぜひ生活に取り入れてみていただければと思います。

今回は、少し長めの会期ですが、どれも1点ものになりますので、ぜひ、ご都合が合えばお早めのご来店をお勧めいたします!
皆様のお越しを、お待ち申し上げております。
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64th exhibition
light years

2022.01.14 – 02.20
12:00 – 18:00
close monday



ARTS&SCIENCEのジャケットとブラウスのご紹介

2022.01.20 shop blog

雪が降ると空気が冷たく、やはり厳しい寒さを感じます。
そんな日でもお出かけする時には、やっぱりおしゃれしたくなります。
気分が上がって、そしてとっても暖かいARTS&SCIENCEの
スペシャルアイテムのご紹介です。

No collar boxy Jacket 2
Cashmere knot tweed
cashmere-92%,wool-8%
Color:black/サイズ1


New balloon blouse
Cashmere knot tweed
cashmere-92%,wool-8%
Color:black/サイズ1

カシミア100%紡毛意匠糸(意匠糸とは、素材や太さ、色などの異なる糸を2~3本撚り合わせたり、特殊な機械操作によって部分的に太い部分をつくったり、ネップを撚り込んだり、色合い、撚り数などの故意に不均一にしたりして、変化に富んだ装飾的な外観をもたせた糸のことをいう)と、国内の特殊紡毛紡績でしか出来ない、極太番手のコブラネップ紡毛糸を組み合わせた手織風ツイード。日本の職人の技が結集して作られた、最高傑作のカシミヤノットツイードです。
No collar boxy Jacket 2 は、ボタンなどがなく、ワンピースの上や、肉厚なセーターの上から羽織ったりと、気軽に着用していただけます。裏地がついておりますので、滑りもよく、保温性もあります。また、日常的に車に乗られる方に、特におすすめです。
同素材のNew balloon blouseは、お尻が半分ほど隠れる程よい丈感で、パンツ、スカートどちらにもコーディネートしやすいアイテムです。暖かさを兼ね備えた究極なお出かけ着。肉厚なジャケットやブラウスとは思えないほどのしなやかさと軽さ。腕を通していただくとその良さを実感していただけるアイテムです。

ブログやインラタグラムなどでご紹介したお品物は、詳細説明をさせていただきまして通信販売もいたしておりますので、こちらまでお問い合わせくださいinfo@factory-zoomer.com TEL:076-244-2892(/shop定休日:火・水)<y>



2月のお休みのお知らせ

2022.01.19 calender

ショップとギャラリー、2月のお休みのお知らせです。

2月は、21世紀美術館近くの/galleryが店舗メンテナンスの為お休みさせていただく期間がございます。ご来店の際にはご注意くださいませ。

引き続き、感染予防のため店内の人数を制限しながらの営業となりますので、状況によってはお待ちいただくか、少しお時間をあけていらして頂くようお願いする事がございます。お客様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

各店舗の営業時間と定休日は下記の通りです。
・/shop 12:00-18:00 毎週火曜・水曜定休
・/gallery 12:00-18:00 毎週月曜定休(月曜が祝日の場合は火曜)

◆ 2月2日 追記 ◆
石川県からの蔓延防止措置の発出に伴い、2月8日(火) 〜 20日(日)の期間中、/galleryの営業を一部アポイントメント制とさせていただきます。
詳細とご来店予約の方法は、こちらの記事をご覧ください。


/shop (犀川沿い) 
2月 1日(火) 定休日
   2日(水) 定休日
   8日(火) 定休日
   9日(水) 定休日
  15日(火) 定休日
  16日(水) 定休日
  22日(火) 定休日
  23日(水) 定休日


/gallery (21世紀美術館横)
2月 7日(月) 定休日
  14日(月) 定休日
  21日(月) 店舗メンテナンスの為お休み
  22日(火)  ↓
  23日(水)  ↓
  24日(木)  ↓
  25日(金)  ↓
  26日(土)  ↓
  27日(日)  ↓
  28日(月)  ↓
3月 1日(火) 店舗メンテナンスの為お休み

・light years 展  1/14(金)〜2/20(日)

本日よりlight years展スタートしました

2022.01.14 gallery blog

昨日の雪模様から一転、雲の隙間から青空がのぞく金沢です。
本日より、広坂の /galleryでは福岡のlight years さんのスペシャルキルトの展覧会がスタートしました。

3回目の展覧会となる今回ご紹介するのは、ベンガルのごく限られた村で作られたキルトの数々。これらは、長い間ライトイヤーズさんが探していらしたものだったのだそう。前々回にご紹介させていただいた、インドのラリーキルトとはまた違い、数ミリのステッチが無数に連なり、美しい模様を作り上げています。

1枚の中でも少し褪色した部位があったり、綻びを別の生地で接いだ部分があったりと、似ている模様でも、それぞれの個体の特徴があり、何枚も何枚も広げてみたくなります。

エチオピアの一刀彫りで作られたスツールやコーヒーテーブルも併せてご紹介しております。こちらの作品も角の取れた無骨な温かみのあるスツール達です。

春からの生活に向けて、心機一転、お部屋の模様替えを計画してみてはいかがでしょうか?

皆様のご来店をお待ちしております。
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64th exhibition
light years

2022.01.14 – 02.20
12:00 – 18:00
close monday


64th exhibition light years

2021.12.25 /life - gallery exhibition

2022.01.14 fri.- 02.20 sun.
12:00→18:00

music:
Roberto Musci/Claudia, Wilhelm R and Me
Duval Timothy/All Things



photo by suzuki shizuka



ベンガルから来た布


インドは、ベンガル地方のイスラム教徒者が多く住むエリアでしか見つける事ができなかったという、少し厚めで、全体に赤と青の糸で刺し子(刺繍)がされているキルト。「light years」のホームページで見かけて一目惚れ。 思わず、ポチッとカゴの中に入れそうになった。待て待て、すぐ展覧会ではないか! とハヤる心を押さえて、福岡は博多に行ってきた。彼らのお店には、モロッコのベニワレンというラグや、インドのラリーキルト、アフリカの一本木彫りの椅子など、コロナ前に来た時と変わらない品揃えに、彼らの築いて来た海外との太いパイプ(信頼)を感じた。さらに、新店舗は「more light」というお店。そこは、また間違いなく半日はじっくりと時間を費やしてしまう無国籍のモノで溢れていた。いままでのコンセプトでは収めきれないモノたちを集めたという。私もそうだが、この人たちは、根っからの「モノが好き」な人たち。そして、その後ろにある人や、出会いをこよなく愛する人たちだ。ここ2年間のウズウズした気持ちが手にとるようだ。そろそろ旅に行かなきゃね。モノと出会いに行かなきゃね。もうすぐ、仕舞った翼を広げて、自由に海を越えれる日も近い。 辻和美



light years経歴

「strange to meet you」を合言葉に旅先での縁が赴くまま活動中。 福岡を拠点にモロッコのラグやインドのキルトなどを扱うショップ「light years」と世界中のカゴを集めた「1834(かごや)」、旅先で集めてきたものひとつひとつに光をあて紹介する場所として「more light」を展開。
www.light-years.jp

2022年 月乃音 中国茶稽古のお知らせ

2021.12.18 shop blog

2017年4月に月乃音 中国茶稽古が開講されて早いもので5年が経ち、6年目を迎えます。今年は、3月の井山三希子展での茶会からスタートして、5回のお稽古を開催することができました。今年のテーマのひとつとして、中国大陸の「福建省」のお茶を、歴史的背景、産地から産地への流れや、特徴を絡めて学びを深めました。
思い起こせば、お稽古が始まった当初は、中国茶稽古 というもの全てが、新しく出会うことばかりで、何もかもが新鮮でした。新しい出会いが、少しづつ知識となり、体験が経験となり、段々と回を重ねるごとに、今、すこーし点が点線くらいになってきたのでしょうか。
スタートした当初からご参加いただいている生徒さまも、12月のお稽古からご参加された生徒さまも、同じ空間で学ぶことで、また新たな気づきもあり、今年一年を振り返っています。来年もお稽古、開催致します!

それでは、2022年のお稽古日程のご案内です。



先日は、今年最後のお稽古がありましたので、その様子を少しご紹介させていただきます。
12月のお稽古のテーマは、福建省の茶産地 安渓(アンシー)の鉄観音の学びを深めました。「中国名茶之故郷」として、福建省の二大生産地は、安渓の鉄観音が南路を誇る茶産地として挙げられ、そして、北路の茶産地が武夷山の岩茶と言われています。また、安渓鉄観音は、武夷岩茶を起源としており、「炭焙」を施すことが古来の製茶の特徴であった「濃香型」が確立して、その後「清茶」さらに「密茶」そして、「陳香」へと時代と共に変容を遂げてきました。
今回のお稽古では、その古来の製茶、焙煎した香ばしい香の「濃香(ノンシャン)」と、緑茶に近い、爽やかな香の「清茶(チンシャン)」の飲み比べをしました。



また、今回のお稽古では、先月まで/galleryで開催しておりました岩田圭介さんの器を使って、お稽古を致しました。中国茶のお道具、茶器は、同じ用途でもいくつかの種類があります。それぞれの茶葉の特徴により、使う(選ぶ)茶器も変わります。お稽古を通して、その茶葉の特徴から、茶器を選ぶ、茶を最大限に美味しくいただくことも学びのひとつです。そして、先生がしつらえてくださる空間がお稽古の楽しみ、醍醐味でもあります。
今回のお稽古は、岩田さんのコロコロとした花入や、ころんとした丸みのある急須、それぞれの茶器のフォルムと、集まった時にみえてくる形、そして、茶器(モノ)と茶器(モノ)の 間(ま) が絶妙で、とても心地よく、コンポジション(構成)という言葉が浮かんできました。また、生徒さんが座っている場所によって、見え方、コンポジションも変わり、それがまたとても楽しく、深く、新たな感覚を味わえたひとときでした。


お稽古は、ご参加された方が、それぞれのタイミングで、心に響く何かに出逢い、ひとつ学びが深まります。もちろん忘れていくこともありますが、身体や心で実際に感じた感覚は、覚えているものです。その感覚を繋ぎ合わせて、点だった知識が点線に、そして、1本の線に、そして枝分かれしていくことが、これからの楽しみです。
ぜひファクトリーズーマの中国茶稽古にご参加されませんか。心よりお待ちしております<y>

魔法使いの手

2021.12.17 gallery blog

現在/galleryで開催中のkrank展。
作品をご覧になるお客様の顔は、皆さんとても優しいお顔をされています。
きっと、クランクの作品の中に登場する動物の穏やかな様子に同調されるのだと、さらに私たちも柔らかい気持ちになります。

これらの個性豊かな木彫りの動物、そのほとんどがヨーロッパのマーケットなどで藤井さんが見つけてこられたアンティークです。元々は、着色されたり、ニスなどの塗装を施してあったものを、クランクの家具と同様にそれらを全て剥がし、木の素材そのものの状態に戻しています。

鳥やクマなどお馴染みの動物から、キリンや象、カバなどちょっと珍しい動物も見られます。藤井さんのお話によると、キリンや象などは、おそらく元々は別の地域で作られて、人の手から手へとわたり、ヨーロッパに辿り着いたものではないか。とのことでした。
作品をじっくり見てみると、なるほど、どことなくワイルド(?)な顔立ちをしているように見えます。

買い付けには、ベルギーやオランダなどヨーロッパの色々な国を回られるそうですが、複数の国で出会ったものを組み合わせて一つの作品を作られることも多いそうです。

まるで最初からこのように向かい合っていたように見えるこちらのカバさんたちは、それぞれ別々の国で見つけてきた動物たち。もしかしたら、元々は同じ国の同じ場所で作られたものが、巡り巡って藤井さんの手によって引き合わされ、久しぶりの再会を果たしたようにも見えました。

こちらのフクロウのスタンドライトも、足元の本の部分、フクロウ、傘、全て別々の国で出会ったものたちで作られています。
じっくり見てみても、境目がわからないほど自然に組み合わされ、言われないと最初から一緒にあったと思われる方も多数です。

こんなふうに藤井さんの手によって、国境を越え、時代も越えて新しい命を吹き込まれた作品たち。藤井さんがだんだんと魔法使いのような、そんなふうに思えてきてしまいます。

少しずつ夜の時間が長くなるこの時期にぴったりの展覧会です。
今週末の金沢は雪の予報。雪景色の中の動物たちもぜひご覧位長けたら嬉しいです。ご来店お待ち申し上げております。
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63rd exhibition
krank
2021.11.26 fri. – 2022.01.10 mon.
12:00 – 18:00
close:monday、12.30~1.2

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