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ファクトリーズーマの全ての最新情報一覧。
2019年 ありがとうございました。
2019.12.29
shop blog
北陸の冬とは思えないくらい穏やかな年の瀬です。
今日が2019年最後の営業日でした。
今年も一年ありがとうございました。
新年は、/shop、/gallery 共に、1月3日(金)11:00より営業致します。
今年は年号が変わり、令和の年になりました。皆様にとってどんな一年になったでしょうか。ズーマの大きな出来事と言えば。。。
factory zoomerが 設立20周年を迎えたことです。
1999年にアトリエを設立し、ガラスの新しいスタンダードを目指し、生活を楽しむ人たちにこっそり使ってもらえたらという思いでスタートしたfactory zoomer がこの9月15日で20年を迎えました。
そして、これから始まる新たな20年に向けて、また新たな気持ちでスタートいたしました。今後ともfactory zoomerをよろしくお願い申し上げます。
最後にもう一度、
今年も一年ありがとうございました。
みなさま良いお年をお迎えください<y>
20周年記念グラス reclaimed blue ボーダーめんちょこ小
正花 松竹梅
それぞれのストーリー
2019.12.27
gallery blog
krankの作品はどれも優しい空気に包まれています。
一体どのような工程を経て作品を生み出されているのか、いつもとても気になっていました。
作品を制作される時、デザイン画などは書かないそうです。
全ては藤井さんの頭の中にあります。
床に座り、買い付けて来た家具や動物達を並べ、色々と触りながらむくむくと膨らんでゆく作品のイメージ。
そのイメージを元に長年一緒に制作されているスタッフの荒木さんと一緒に1点1点作品に仕上げていきます。
私はその1点1点に、藤井さんの考えられた物語がきっとあると思っています。
しかし、店頭にいらっしゃる時にお客様と交わす言葉の中で、そのお話はなさいません。
きっとそれは、作品を見た方それぞれに違った物語が自由に生まれる事を楽しみにしていらっしゃるからだと思います
まるでファンタジーの世界に迷い込んだような作品の数々。
今の作品に影響を与えている一つに、幼い頃に見たアニメ「銀河鉄道の夜」があるそうです。
劇中の登場人物は人間ではなく擬人化されたネコ達。
同じ行動でも、擬人化された動物がしているというそれだけで特別な何か心を掴まれるものがあると藤井さんはおっしゃいます。
今展覧会の為に制作してくださった作品のなかの動物達も、健気さや愛嬌があり、その姿に愛しさを感じずにはいられません。
いくつかのランプには、factroy zoomer /galleryのオーナーである辻の制作したガラスを組み合わせてくださっています
作品をご覧になって皆さんはどんな物語を思い浮かべられましたか?
会期中、いくつもの違った物語が生まれているかと思うと、とてもワクワクします。
いつか、藤井さんが作品を制作する時に思い描いた、一番最初に生まれた物語も聞けたらなんて素敵だろうと思います。
krank展は1月5日(日)までの開催です。
ぜひ店頭にてご覧下さい。
※12月30日(月)〜1月2日(木)までお休みを頂きます。1月3日(金)から通常営業となります。
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コーヒ豆が届きました。
2019.12.24
shop blog
お待たせいたしました。カフェ工船よりオオヤコーヒ豆が届いております。
ズーマでしか味わえない定番ズーマブレンドと今月のコーヒ豆。
今月のお豆は、ブラジルの中深です。
品種がムンドノーボ、カツカイ、カツアイ。精製方法がnaturalになります。カカオフレーバーの風味はさっぱりと芳ばしくさらりとした口当たりをおたのしみ頂けます。お持ちかえりのお豆もご用意しておりますので、ぜひお声掛けくださいませ。
そして聖なるイブに細井奈緒子さんより、いつもとひと味違うクリスマス仕立てのトリコッタが届きました!
空から降りてきた粉雪をまとったようなトリコッタたち。ついついどちらも選んでしまうクリスマス色に染まったチョコラムレーズンとノワゼットの冬の味わいをおたのしみ下さい。
みなさまのご来店をお待ちしております。
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45th exhibition nagaoka kenmei plastics
2019.12.23
gallery exhibition
2020.01.10 fri.-02.16 sun.
11:00→18:00
photo by sasaki takanori
プラスチックも一生モノになりえる。
人類は様々に自然の摂理を捻じ曲げながら人間の都合で発展させてきました。「土の中のものは取るべきではない」という意識人の考えなどもあります。その代表的なものが石油でしょう。そこから便利という人間の都合による様々な生活用品が生まれました。その一つが「プラスチック」です。熱に強く、落としてもガラスや陶器のように割れず、そして軽く、量産もできる。様々なカラー展開も、その鮮やかな発色も魅力で、透明にもでき、雨にも強く屋外使用もできる。
僕は昔から「経年変化したプラスチック」がとても好きです。そして、収集を始めながら、D&DEPARTMENTでも多くを販売しました。今でもその魅力をうまく言葉にできませんが、誰からも愛されず、ただ、必要な用途を全うすることで擦れたり日焼けしたりして変色したその様子に、どこか健気(けなげ)さを感じるのです。つまり、彼らは「長期使い捨て用品」だったと言えるでしょう。一生モノとして長く使ってもらえることもなく……。
この企画展は日本中からそうしたものを集め、改めてプラスチックの経年変化を直視してみようというものです。作って、便利に使い倒し、壊れないので、捨てもしない。彼らにできることは、変色したり、すり減るだけ。しかし、それが彼らの最大の表現であり、そこに人類としての新たな美意識で近寄ってみてはどうかというものです。土に自然界に戻らないから、知らず知らずに体の中に微細に入り込んでしまうから、とかブツブツいっていないで、一生ずっと使えるものとして愛してみる。
木材や陶器、ガラスや鉄に経年変化があるように、プラスチックにも立派な経年変化があります。そこに皆さんと一緒に注目してみたいと思い企画しました。 ナガオカケンメイ
LONG LIFE DESIGNとは
一昨年末、ナガオカケンメイさん企画、D&DEPARTMENT PROJECT主催のLONG LIFE DESIGN 1 47都道府県の健やかなデザインに石川県代表のモノとして、私の工房のロックグラス(小)の花という作品が選ばれました。素直にとても嬉しく、渋谷のヒカリエのd47 MUSEUMまで展覧会を見にいきました。そこに並ぶのは、私が見慣れた美しい工芸品や今を時めくデザイン小物ではなく、見過ごしてしまうような、ただ、どこかドッシリとしたモノたちでした。手仕事から大量生産へ、そしてまた手仕事へと、モノがあふれたり、便利になりすぎたりすると、今度はどこか人間らしさ、体温や愛着みたいなものが必要になるということなのでしょうか? 私個人は自分の周りに置くモノには、そういう感覚は、いつも感じていたいと願うわけです。ケンメイさんはこのロングライフデザインの活動で、これからのデザインに必要なことを4つあげています。私なりに噛み砕いてみました。
1、根付く/足元がフワフワしていないか、その土地、または、大きく言うと日本で作られる理由みたいなものでしょうか。
2、健やか/作る上で無理がでてないか、継続可能なための風通しがよいか?
3、仲間/買い手を仲間に取り込んでしまう。仲間になるような買い手と関係性を継続していく。(これ面白い考え!)
4、歴史/温故知新ですね。
ケンメイさんはこの一見あたりまえだけど、さらにこれからモノを生み出す上でとても大切なことを、伝えてくれています。私たち一人一人が出来ることは、ほんの小さなことだけど、自分たちが活動を続けることで、日本がより良い国になれば頑張るよ!と、大袈裟だけど、そう思わされる。そんな力を持った人です。ケンメイさんは。長〜く愛してもらえるために、ガンバロっと! 辻和美
*参照:LONG LIFE DESIGN 1 47都道府県の健やかなデザイン
ナガオカケンメイ 経歴
デザイン活動家・D&DEPARTMENTディレクター
「ロングライフデザイン」をテーマにD&DEPARTMENT PROJECTを創設。47都道府県に1か所ずつ拠点をつくりながら、物販・飲食・出版・観光などを通して、47の「個性」と「息の長い、その土地らしいデザイン」を見直し、全国に向けて紹介する活動を行う。
www.nagaokakenmei.com
https://www.d-department.com/item/NAGAOKAKENMEIPLASTICS.html
協力/リス株式会社、YIIPUN UMADA
トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記
2019.12.23
shop blog
料理家であり作画家でもあるトラネコボンボン 中西なちおさんの書籍「トラネコボンボンの365日 猫と世界どうぶつ記」が入荷いたしました。
トラネコボンボン365日 猫と世界どうぶつ記
「猫ごよみ365日」「トラネコボンボンの365日 世界一周猫の旅」に続くシリーズ第3弾であり、同様に365日のこよみをトラネコボンボンさんの描く猫たちが、世界中を駆け巡り大冒険し、出会ったどうぶつたちと織り成すほのぼのとした愉快なストーリーが描かれています。お馴染みであるあいらしいイラストに、思わずくすくすっと笑みがこぼれてしまう猫たちの気持ちが絶妙でたまらなく、心ほどけてあたたまるようです。
December 23rd
この時季、贈りものにもぴったりでほんわかと心に染み入る一冊です。ぜひ、店頭にてご覧になって下さいませ。
みなさまのご来店をお待ちしております
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ショップ2階のヤドリギ
心をほぐす
2019.12.21
gallery blog
krank展もスタートから1週間が過ぎました。
今回、krankの藤井さんは、/galleryの通りに面した窓全体を大きなショーウィンドウと捉えて、ディスプレイしてくださいました。
世代、性別問わずたくさんの方が立ち止まっては、店内を覗き込んでいかれます。
夢の溢れるkrankの世界に歓声をあげられる方も少なくありません。
そして、その歓声は店内の展示を体感されるとため息に変わり、皆様、とても良い笑顔で/galleryを後にされます。
その笑顔の理由は、展覧会に足をお運びくださった方ならお分かりいただけるのではないでしょうか。

今回、/galleryでご紹介させて頂いている作品の全てに動物がいます。
これは藤井さんがヨーロッパの買い付けで出会った動物達。
中には脚や尻尾が欠けたりしていたものもあるそう。
彼らは、藤井さんの手により作品に仕上げられ、たちまちいきいきと躍動感に溢れた姿を見せてくれるのです。
その、新しい住処を見つけた動物達の嬉しそうな様子が伝わり、作品を目の前にした人の心がほぐされ、優しい笑顔にしてくれるのだと感じました。


明るい時間と日が落ちてからの雰囲気がガラッと変わる今回の展示。
お買上げ作品も会期中展示をさせて頂いておりますので、ご覧頂く事ができます。
ぜひ、何度でも足をお運び下さい。
きっと動物達がその度に違った表情で迎えてくれるはずです。
ご来店をお待ちしております。
(n)

年末年始・1月のお休みのお知らせ
2019.12.21
calender
ショップとギャラリー、年末年始と1月のお休みのお知らせです。
■12月30日(月)〜2020年1月2日(木)までお休みを頂きます。
1月3日(金)より通常営業となります。
/shop (犀川沿い)
1月1日(水) 冬期休業
2日(木) 冬期休業
8日(水) 定休日
15日(水) 定休日
22日(水) 定休日
29日(水) 定休日
/gallery (21世紀美術館横)
1月1日(水) 冬期休業
2日(木) 冬期休業
6日(月) 展示切り替え
7日(火) 展示切り替え
8日(水) 展示切り替え
9日(木) 展示切り替え
14日(火) 13日(月)が祝日の為振替
20日(月) 定休日
27日(月) 定休日
・krank 展 12/13(金)〜2020/1/5(日)
・nagaoka kenmei plastics 展 1/10(金)〜2/16(日)
明日12/20(金)は月とピエロのパンの日です
2019.12.19
パンの日
この時期にしては珍しいような、青空が見られる犀川沿いです。
今年は暖かな冬になるのでしょうか。
明日12/20(金)は月とピエロのパンの日です。
クリスマスパーティなど、ワイワイと人が集まる時にもとてもお勧めな月とピエロさんのパンたち。
その中でもパン・オ・フリュイは、小麦全粒粉とライ麦を使用した生地に、いちぢく、くるみ、レーズン、オレンジピールなどをたっぷりを混ぜ込んだ味わい深いパン。
クリームチーズ、バターやハチミツなどと相性が良く、ワインのお供にもぴったりです。
ぜひ、ご賞味ください!
また、今回から季節のパンが変わります!
冬の人気者チョコレートのパンです。
カカオを練りこんだ生地にビターチョコとアーモンド、プルーン、オレンジピールをどっさり入れた、パンのようでケークのようなちょっぴり贅沢なパン。
冬のおやつタイムにホットミルクやカフェオレと一緒にぜひお楽しみください。
月とピエロのパンの日は、年内は明日が最後になります。
年明け1月は17日(金)、31日(金)の2日です。
皆様のお越しをお待ちしております。
※カフェのご利用は、パンの量り売りが終了してからになります。ご了承ください。
※契約駐車場が満車の場合は、近隣のコインパーキングをご利用ください。路上駐車は遠慮いただけますようお願い致します。
(n)
eleven 2nd の Mini Bag
2019.12.14
shop blog
師走に入り、今年のうちにやっておかねば!などなど、何かと慌ただしい毎日ですね。今年のうちにズーマに行く!もリストに入れていただければと思います。
eleven 2ndより、Mini Bag、Mini shoulder Bagが届きました。
Mini bag
サイズ:約幅15cm×13cm 取手の長さ約40cm
色 :white,Pink,Grey
素材:ポリエチレン
Mini shoulder Bag
サイズ:約幅17cm×15cm 取手の長さ約52cm
色 :white,Pink,Grey
素材:ポリエチレン
※Pink は現在使用中のものです。取手の長さが斜めがけにできる長さまで伸びます。
eleven 2ndの橋本さんがお散歩実験を繰り返されています。
ちょっとした散歩には、財布と携帯と必要最小限の荷物だけ入れて軽快に出かけたいですね。
ポケットのない洋服の時のポケット代わりだったり、Bag in Bagとして、車から降りる時にはMini bag だけサッと持って、というのにも重宝しそうです。丸いカラビナには、鍵や、エコバックをつけて。ぜひ店頭でご覧ください<y>

12月の中国茶稽古のお知らせ
2019.12.14
中国茶稽古
来週末に迫ってまいりました、12月のお稽古のお知らせです。
12月中国茶稽古のご案内
茶の源流とされて今、再注目を集める貴州省
厳しい冬山の少数民族の暮らしの中で息づく
紅茶をご紹介いたします
ほんとうに美しい紅茶とは?
その魅力と奥深さに触れていただきます
力溢れる紅茶で心身を温め潤す学びの時間
みなさまのご参加をお待ちしています。
月乃音
渡邊乃月
少しお席に余裕がございますので、お知らせいたします。
ご予約をお待ちしております。
12月21日(土)13時の部(満席) 、16時の部(満席)
12月22日(日)11時の部(1席)、14時の部(1席)
参加費:初回体験 1回5500円
ご予約、お問い合わせはfactoryzooomer/shop tel 076-244-2892
(11:00~18:00 水曜定休)
前回(10月)に行われた中国茶のお稽古の内容を少しご紹介させていただきます。
2017年4月より中国茶稽古が開講され、中国茶の6色(緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶)のお茶を学びました。その6色の評鑑定をするというものでした。今までのおさらい、確かめ、そして、言葉で言い表してみることです。
それぞれの6色のお茶を先生がご用意してくださり、同じ条件(茶葉の量、湯量、温度、蒸らしの時間)でお茶を淹れ、表に従い鑑定していきます。まずは、外形=お湯を淹れていない茶葉の見た目、香気(外=湯を淹れていない/内=湯を淹れたときの)香り、お茶の水色、著涎(ちょえい)=味、茶底=茶がら、それぞれを言葉にします。
「甘い」一言でも、花の蜜のような甘さなのか、果物のような甘さなのかを言葉で表現します。今までの経験と、知識と、自分の中のいろんな引き出しを開け、端的に言葉で言い表すことはとても難しく、みなさん唸っていらっしゃいましたが、とても楽しい時間だったようです。これまでの学びの確認と、それぞれのお茶の違いが身体に沁み渡った時間になったようです<y>